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サマー2000シリーズの最終戦!!【第53回新潟記念】

2017年9月3日(日)に新潟競馬場で行われる芝2000mのGIIIレース【第53回新潟記念】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【新潟記念】歴史

inyofu 本競走は、新潟競馬場で行われる重賞競走の中で最も歴史が古く、1965年に4歳(現3歳)以上・ハンデキャップの重賞『新潟記念』として創設され、第1回は新潟競馬場の芝2000m(内回り)で行われた。 その後、1974年から1999年まで外回りコースで行われたが、2001年に左回りの新コースが完成してからは、芝2000m(外回り)で行われている。
inyofu 2006年から夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた『サマー2000シリーズ』の最終戦に指定されており、シリーズチャンピオンを決する重要な一戦となった。

コースの特徴

inyofu 新潟・芝2000m(外回り)

2コーナー奥のポケットからスタートし、バックストレッチをフルに走るレイアウト。3コーナーまでの距離は約950m。スタートしてしばらくは平坦だが、外回りコース に入ってから3コーナーまで緩やかに上り、そこから4コーナーにかけて今度は緩やかに下っていく。JRAの芝2000mでは唯一コーナー通過が2回(東京は3回、その他の場は4回)のコース。直線距離は658.7mと、JRAでは最も長い(芝直線1000mを除く)。上がりが極端に速いレースになりやすく、直線コースで内、外の有利不利が極端に出ることもある。騎手のポジション取りが重要なコースと言えるだろう。

2016年【第52回新潟記念】

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昨年の同レースでは、横山典騎手騎乗の2番人気アデイインザライフ(萩原厩舎、父ディープインパクト)が大外から差し切ってV

【新潟記念】レース傾向

inyofu 単勝人気別の成績に要注意

冒頭に記した通り昨年の3着馬は単勝9番人気だったが、そのオッズは18.3倍だった。また、2008年に16番人気で優勝したアルコセニョーラの単勝オッズが49.1倍だったように、単勝人気が割れる傾向が強い。そこで、過去10年の単勝人気別成績を調べると、単勝1、2番人気馬はその支持に応えているとは言い難く、活躍が目立っているのは3勝を挙げている5番人気馬や、2着6回の8~10番人気馬となっている。また、単勝オッズ別にも成績を調べると、「4.9倍以下」で3着以内に入ったのは2014年の優勝馬マーティンボロだけ(4.6倍)。対して、「5.0~9.9倍」からは6頭の優勝馬が誕生している。また2着馬は全て「5.0~29.9倍」の範囲から出ている点も特徴的だ。
inyofu 負担重量別の成績にも特徴あり

新潟記念はハンデキャップ重量で行われるが、過去10年の負担重量別成績を調べると、比較的軽い負担重量で臨んだ馬の成績がいまひとつ。52kgで優勝した2頭は共に牝馬で、53kgは延べ21頭が出走して3着が1回あるだけだ。それに対し、比較的重いハンデとなった馬の成績が良く、56~56.5kgの範囲から連対馬が9頭出ている。しかし、57kg以上で優勝したのは、2011年のナリタクリスタル(57.5kg)だけとなっている。
inyofu 前走のレース別成績にも要注目

過去10年の出走馬について、前走のレース別成績を調べると、新潟記念で好成績を挙げているのは前走もGIIIだった馬。同じサマー2000シリーズ対象レースの「小倉記念」・「七夕賞」や「札幌・函館のGIII」から臨んだ馬の好走が多くなっている。しかし、「新潟のGIII」から臨んだ馬は3着が最高で、前記以外ののGIIIから臨んだ馬は全て4着以下に敗れている。
inyofu 左回りでの実績がある馬にも注目

過去10年の新潟記念では、5走前までに左回りの競馬場で「重賞3着以内、もしくは条件クラスで1着」となった経験がある馬が、2013年を除いて連対している。また、該当馬のワンツーで決まった2014年を除けば、該当馬の連対が1頭だけとなっている点は興味深い。
inyofu 3走前までに同年3月のレースに出走していた馬が3連勝中

過去3年の新潟記念の優勝馬には、「3走前までに、同年3月のレースに出走していた」という共通点がある。今年も同様の戦歴でこのレースを迎える馬に注目する手はありそうだ。
過去のレース傾向では、【56~56.5kg】【前走小倉記念or七夕賞or札幌函館のGIII】【5走前までに左回りで重賞3着以内or条件クラスで1着】【3走前までに、同年3月のレースに出走】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第53回新潟記念】登録馬

inyofu ラストインパクト
フルーキー
タツゴウゲキ
ルミナスウォリアー
マイネルフロスト

アストラエンブレム
ロッカフラベイビー
マイネルスフェーン
スピリッツミノル
トルークマクト

トーセンバジル
ハッピーモーメント
ウインガナドル
ロイカバード
カフジプリンス

ソールインパクト
シャドウウィザード
フルゲート18頭に対して今年は17頭が登録されている。もちろん全馬出走可能だ。

【第53回新潟記念】予想オッズ

inyofu 1 アストラエンブレム 3.0
2 マイネルフロスト 6.3
3 トーセンバジル 6.3
4 ルミナスウォリアー 7.1
5 ロイカバード 8.8
6 タツゴウゲキ 10.5
7 ソールインパクト 11.5
8 ウインガナドル 17.2
9 ハッピーモーメント 19.7
10 ラストインパクト 25.6
11 ロッカフラベイビー 29.2
12 カフジプリンス 35.1
13 フルーキー 41.6
14 スピリッツミノル 81.8
15 マイネルスフェーン 110.1
16 トルークマクト 176.8
17 シャドウウィザード 238.6
現時点(水曜)での予想オッズでは、アストラエンブレムが1番人気となっている。

【第53回新潟記念】有力馬は!?

【56~56.5kg】【5走前までに左回りで重賞3着以内or条件クラスで1着】【3走前までに、同年3月のレースに出走】
アストラエンブレム
inyofu アストラエンブレム(美浦・小島茂之厩舎、牡4歳)は6月のエプソムC2着以来だが、7月27日に放牧から戻って約1カ月間じっくりと乗り込んできた。8月24日の1週前追いは美浦坂路で4ハロン50秒5の好タイムをマーク。ハンデは2走前に2着だったオープン特別のメイSと同じ56.5キロなら問題はない。1800メートルまでしか経験がない点が鍵になるが、新潟コースは2戦2勝と得意。上位争いを演じても不思議はない。

【56~56.5kg】【5走前までに左回りで重賞3着以内or条件クラスで1着】【3走前までに、同年3月のレースに出走】
トーセンバジル
inyofu トーセンバジル(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は今年初戦の阪神大賞典でサトノダイヤモンド、シュヴァルグランに続く3着に入った。その後の天皇賞(春)では8着に終わったものの、GIIIのここなら力上位と言っていいだろう。戦ってきた相手が違うことを証明できるか。

【前走小倉記念or七夕賞or札幌函館のGIII】【3走前までに、同年3月のレースに出走】
ルミナスウォリアー
inyofu ルミナスウォリアー(牡6、美浦・和田正一郎厩舎)は函館記念で待望の重賞初制覇を果たした。今回は新潟へのコース替わりとなるが、これまで3戦して2勝、負けた一戦も昨年の本レースでの0.3秒差5着と相性は悪くない。主戦の柴山雄一騎手が騎乗停止で乗り替わりとなるのは痛手だが、勝ち負けを期待したい。


総合優勝した馬のオーナーに3200万円、厩舎関係者に800万円の褒賞金が贈られるサマー2000シリーズの最終戦は新潟記念。
現在、サマー2000シリーズの1位は13ポイントで札幌記念1着のサクラアンプルール。
今回の出走予定馬の中でシリーズ優勝の可能性があるのは、 ソールインパクト、タツゴウゲキ、マイネルフロスト、ルミナスウォリアーの4頭。 中でも、ソールインパクト、マイネルフロストは1着が最低条件だ。
サマー2000シリーズのチャンピオンが決定する一戦だけに、熱戦が繰り広げられるのは間違いないだろう。

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