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サマースプリントシリーズの最終戦!!【第31回セントウルステークス】

2017年9月10日(日)に阪神競馬場で行われる芝1200mのGIIレース【第31回産経賞セントウルステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【セントウルステークス】歴史

inyofu 本競走は、1987年に4歳(現3歳)以上の別定重量で争われるGⅢの重賞競走として創設され、第1回は阪神競馬場の芝1400mで行われた。創設当初は1400mの距離で行われていたが、2000年に短距離路線の整備により1200mに短縮され、スプリンターズSの重要な前哨戦に位置付けられた。
inyofu その後、2006年にGⅡに格上げされるとともに、同年に創設された『サマースプリントシリーズ』の最終戦に指定された。また、2014年から本競走の優勝馬にスプリンターズSの優先出走権が与えられることとなった。
inyofu レース名の『セントウル(Centaur)』は、ギリシャ神話のケンタウロスを英語読みしたもので、上半身が人間、腰から下が馬の姿をした想像上の生き物。当レースが行われる阪神競馬場内の「セントウルガーデン」にはセントウル像があり、同競馬場のシンボルとなっている。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝1200m(内回り)

スタートしてから最初のコーナー(3コーナー)までは約250m。3コーナー半ばから4コーナー、直線の半ばにかけて緩やかに下っていき、ゴール前に急な上り坂が待ち受ける。直線距離は356.5m(Aコース使用時)。3コーナーまでの距離が短いため、スタート後のポジション争いはごちゃつくことが多い。先行馬にはテンからコーナーまでの短い距離で前のいいポジションを取るダッシュ力、差し馬にはインを回る器用さと先行馬を抜き去る瞬発力、直線でのスピードが要求されやすい。

2016年【第30回セントウルステークス】

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2016年の同レースでは、福永騎手騎乗の1番人気ビッグアーサー(父サクラバクシンオー、母シヤボナ)が逃げ切って優勝。

【セントウルステークス】レース傾向

inyofu 単勝人気別の成績をチェック

過去10年のセントウルSにおいて、単勝1番人気馬の優勝は昨年のビッグアーサーが挙げた1勝だけ。2013年度の年度代表馬に輝いた短距離王・ロードカナロアは2年連続(2012、2013年)で1番人気に推されたものの、共に2着に敗れた。それでも単勝オッズ2.9倍以下の1番人気で4着以下に敗れたのは、2008年のスズカフェニックス(2.5倍、8着)だけだから、軸馬としての信頼度は高いと言っていいだろう。その他で特徴的なのは、7.0~9.9倍の馬が3勝しているが、2着と3着は0回というところ。また、30.0~49.9倍の馬は2頭が優勝し、1頭が2着となっているが、その3頭は10番人気もしくは11番人気だった。
inyofu ベテラン勢は苦戦気味

過去10年の年齢別成績を調べると、優勝馬は全て5歳以下だった。中京競馬場で行われた11年前の2006年は6歳牝馬のシーイズトウショウが制したが、「阪神競馬場・芝1200m」で行われた2000年以降のセントウルSに限れば、全て5歳以下の馬が優勝している。ちなみに、過去10年で3着以内に入った6歳馬5頭は全て、同年のサマースプリントシリーズ対象レースに出走していた。そして、7歳以上で2着に入ったのは、2010年に香港から遠征してきたグリーンバーディーだ。
inyofu 前走と同じ騎手が騎乗する馬に注目

過去10年のセントウルSでは、前走と同じ騎手で臨んだ馬の成績が良好。乗り替わりで臨んだ馬は不振で、優勝したのは2007年のサンアディユが最後となっている。
inyofu 前走のレース別成績もチェック

スプリンターズSを目指す実績馬が秋の初戦として出走してくるケースが多い重賞ではあるが、過去10年の前走のレース別成績を調べると、前走でサマースプリントシリーズの対象レースに出走していた馬の方が優勢。中でも北九州記念から臨んだ馬が5勝、アイビスサマーダッシュから臨んだ馬が3勝と、この2レースから臨んだ馬の優勝が多くなっている。
inyofu ハンデ重賞の好走馬に注目

過去10年のセントウルSでは、「3走前までにハンデキャップ重量で行われた重賞で5着以内に入っていた」という馬が毎年連対している。そして連対馬2頭とも該当していた2012年を除くと、その他の9年では該当馬の連対は1頭だけとなっている。今年もこのデータに該当する馬には注目しておくことをお勧めしたい。
inyofu 4走前までに僅差で勝利、または僅差で2着になっていた馬が4連勝中

短距離のレースではゴール前の争いが際どくなるケースが多いが、セントウルSでは4年連続で「4走前までに2着馬(もしくは1着馬)と、ハナ・アタマ・クビの差で優勝(または2着)していた」という馬が優勝を飾っている。そして、その該当レースはいずれも芝1200~1400mのGⅢだった。そこで際どい優勝争いをした経験がここで生かされるのかも!?
過去のレース傾向では、【5歳以下】【前走と同じ騎手】【前走北九州記念orアイビスSD】【3走前までにハンデ重賞で5着以内】【4走前までに2着馬と、ハナ・アタマ・クビの差で優勝(または2着)】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第31回セントウルステークス】登録馬

inyofu スノードラゴン
ダンスディレクター
メラグラーナ
フィドゥーシア
ラインミーティア

ファインニードル
ツィンクルソード
ヒルノデイバロー
アドマイヤゴッド
アルティマブラッド

ミッキーラブソング
ワキノブレイブ
ミッキージョイ
ナガラオリオン
プレイズエターナル

ラヴァーズポイント
ワキノヒビキ
フルゲート16頭に対して今年は17頭が登録されている。現時点ではワキノヒビキが除外対象となっている。

【第31回セントウルステークス】予想オッズ

inyofu 1 フィドゥーシア 3.0
2 ファインニードル 3.4
3 メラグラーナ 4.3
4 ダンスディレクター 4.7
5 アルティマブラッド 17.3
6 スノードラゴン 18.7
7 ラインミーティア 21.1
8 ミッキーラブソング 31.2
9 ヒルノデイバロー 39.0
10 アドマイヤゴッド 55.2
11 ラヴァーズポイント 60.1
12 ナガラオリオン 107.0
13 プレイズエターナル 145.8
14 ツィンクルソード 162.2
15 ワキノブレイブ 179.6
16 ミッキージョイ 185.1
17 ワキノヒビキ 580.3
現時点(水曜)での予想オッズでは、フィドゥーシアが1番人気となっている。

【第31回セントウルステークス】有力馬は!?

【5歳以下】【前走と同じ騎手】【前走北九州記念orアイビスSD】【3走前までにハンデ重賞で5着以内】【4走前までに2着馬と、ハナ・アタマ・クビの差で優勝(または2着)】
フィドゥーシア
inyofu フィドゥーシア(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)はOP特別連勝で挑んだアイビスサマーダッシュで2着に敗れたが、力は見せたと言っていいだろう。ここで巻き返して、母ビリーヴとの母娘制覇&サマースプリントシリーズの逆転Vを果たしたいところだ。

【5歳以下】【前走と同じ騎手】【前走北九州記念orアイビスSD】【3走前までにハンデ重賞で5着以内】
ファインニードル
inyofu ファインニードル(栗東・高橋義忠厩舎、牡4歳)は、オープン再昇級初戦の北九州記念で0秒2差の5着に善戦。着実に力をつけてきた印象だ。阪神芝1200メートルは【2・1・0・0】と得意にしている。条件替わりは大歓迎。使われている強みとコース適性を考えると、実績馬相手でも見劣りはしない。

【5歳以下】【前走と同じ騎手】
メラグラーナ
inyofu 3走前に夕刊フジ賞オーシャンSで初タイトルを獲得した。一気の頂点取りを目指した高松宮記念は10着、続くCBC賞も10着に敗れたが、池添学調教師は「敗因はよく分からないけど、もまれ弱く、キックバック(芝の跳ね返り)を嫌う」と分析し、1週前追い切りでは3頭併せの真ん中で集中力を持続させるなど、調教を工夫している。右回りの芝1200メートルは5戦3勝、2着1回だけに、巻き返す可能性は十分にあるだろう。


サマースプリントシリーズの最終戦であり、3週間後に行われるスプリンターズSの前哨戦でもある。
夏場のレースを経由してきた馬と、休養を終えてここから始動する馬が出走する一戦は比較が難しくなる。
その中で注目はフィドゥーシア。上記の好走傾向が唯一全てで合致している。 今年の秋の大目標がスプリンターズステークスであるとすればここは結果を欲しいところ。
更に勝てばサマースプリント王者が決定するとなれば大目標を前にここはなんとしても勝利が欲しい1戦になるだろう。

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