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短冊に願いを!第50回七夕賞

2014年7月13日に福島競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第50回【七夕賞】。サマー2000シリーズの第1戦に指定されているこのレースは、いったいどんなものなのか、まとめてみた。
七夕 

【七夕賞】の歴史!

inyofu 本競走は、1965年に4歳(現3歳)以上のハンデキャップ競走『七夕賞』として創設され、夏季開催の福島競馬場・芝1800mで行われた。その後、 1969年と1971年および1975年から1979年は10月に開催されたが、レース名と開催時期が合わないため、1976年から1979年までは『東北記念』に改称して行われた。しかし、1980年から元の夏季開催に移設されたため、レース名を再び『七夕賞』に戻し、距離を芝2000mに変更して行われている。なお、2011年は東日本大震災の影響による福島競馬の開催中止に伴い、中山競馬場・芝2000mで行われた。
inyofu 出走資格は、1995年から混合競走に指定され、外国産馬に門戸が開かれた。また、2002年から中央競馬特別指定交流競走となり、地方馬が2頭まで出走が認められた。さらに、2006年から国際競走に指定され、外国馬は4頭まで出走可能となったが、翌2007年、日本のパートI 国昇格に伴い、外国馬の出走枠が8頭に拡大された。
inyofu なお、2006年から夏季競馬を盛り上げるために設けられた『サマー2000シリーズ』の第1戦に指定され、夏の中距離チャンピオンを目指す馬たちがここに集結し、白熱した激戦が繰り広げられている。本競走の優勝馬のうち、2008年のミヤビランベリと2011年のイタリアンレッドが、同年の『サマー2000シリーズ』チャンピオンの座に輝いた。
レース名の『七夕』は五節句の一つで、織姫と彦星でお馴染みの行事であり、本競走の舞台である福島競馬場の馬場内広場には、七夕の夜の空をモチーフにしたローズガーデンがある。また、2014年の【七夕賞】はJRA60周年記念競走として行われ、馬連を対象に通常の払戻金に売上げの5%相当額を上乗せして払戻す【JRA60周年記念競走馬連】が行われる。

【七夕賞】のレースレコード!

2013年 マイネルラクリマ

【七夕賞】のレースレコードは、第49回時に【マイネルラクリマ】が記録した1:58.9である。【マイネルラクリマ】は今年も出走登録されており、自身の記録を塗り替えることが出来るのか、注目したい。

【七夕賞】のレース傾向

inyofu サマー2000シリーズの開幕戦となる七夕賞。昨年は単勝1番人気のマイネルラクリマが勝利したが、2着に7番人気、3着には14番人気の馬が食い込んだ。また、一昨年は14番人気馬が勝ち、3年前は7番人気馬が優勝。上位人気馬同士での決着がとても少ない重賞だ。その傾向から、今年も伏兵が台頭する可能性が十分考えられる。過去のデータを頭に入れて、好走馬に共通する項目をピックアップしたいところだ。
inyofu 5歳馬と6歳馬が中心
七夕賞の出走馬は「5歳」馬と「6歳」馬が中心で、過去10年の3着以内馬31頭中24頭が「5~6歳」馬だった。「4歳」馬は過去10年の出走頭数が8頭と少ないが、そのうち単勝人気より上位の着順に入ったのが1頭しかいないという点が気にかかる。また、「7歳以上」の馬もいまひとつの成績となっている。
inyofu 6月以降に出走していなかった馬に要注目
過去10年の七夕賞では、2005年を除いて「同年6月以降に出走していなかった」馬が毎年連対しているというデータがある。気温が上がり、体調管理が難しい時期だけに、連戦続きの馬よりもある程度フレッシュな馬のほうにアドバンテージがあるのかも。そのあたりも含めて検討してみるのも面白そうだ。
【七夕賞】は人気馬同士での決着がとても少なく、予想は難しいが、データを比較してみると有利なのは【5歳馬か6歳馬】であり、尚且つ【6月以降に出走していなかった】競走馬となる。また、過去10年の【七夕賞】における単勝1番人気馬の成績は【3・2・1・4】で、入賞率は60%となっている。

第50回【七夕賞】登録馬!

inyofu アップルジャック 牡 6 50
アドマイヤブルー 牡 5 54
イケドラゴン 牡 9 48
オートドラゴン 牡 10 51
グランデスバル 牡 6 54
コスモバルバラ 牝 5 50
ステラウインド 牡 5 54
セイカプレスト 牡 8 53
ダイワファルコン 牡 7 58
ダコール 牡 6 56
ニューダイナスティ 牡 5 55
マイネルラクリマ 牡 6 58
マデイラ 牡 5 54
ミキノバンジョー 牡 7 55
メイショウナルト セ 6 56
ラブリーデイ 牡 4 57
ロードオブザリング 牡 7 53
ヴィクトリースター 牡 6 53

第50回【七夕賞】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 マイネルラクリマ 2.7
2 ラブリーデイ 4.4
3 ダイワファルコン 5.6
4 ダコール 6.5
5 ステラウインド 10.5

第50回【七夕賞】有力馬は!?

inyofu マイネルラクリマ(牡6・上原博之)は、昨年の七夕賞の優勝馬。57キロのハンデを背負いながらも、絶好の手応えで好位を追走し、4コーナーで先頭に躍り出ると、2着馬トレイルブレイザーに2馬身半差をつける快勝劇を演じた。その後は勝ち鞍こそないが、小倉記念3着、福島記念2着、朝日チャレンジC4着と中距離重賞で安定感十分のレースを続けた。今春には香港遠征を経験。国際G1・チャンピオンズマイル(シャティン・芝1600m)は10着に大敗したが、海外でトップクラスの馬たちと戦った経験は貴重な財産になっている。帰国初戦のエプソムCでは、先行策からゴール前までよく粘って、勝ち馬のディサイファと同タイムの2着に好走。ひと回り成長した姿を披露した。相性の良い福島・芝コースに替わる今回は、七夕賞連覇の期待が懸かる。
inyofu ラブリーデイ(牡4・池江泰寿)は、1番人気に支持された前走の目黒記念で5着に敗れて重賞初制覇は果たせなかったが、勝ち馬のマイネルメダリストとのタイム差はわずかに0秒2。自ら動いて直線で一旦先頭に立った内容は非常に濃いものがあった。先着を許した4頭は、いずれも53キロから56キロのハンデ。本馬は57キロのハンデを背負っていただけに、最後は斤量の差が出た印象も強く、今後につながる競馬と判断しても良いだろう。前々走のオープン特別・メトロポリタンS(東京・芝2400m)で力強い末脚を駆使して2馬身差の完勝劇を演じ、本格化を遂げている。芝1800mから2000mのレースで〔2・2・1・2〕の好成績を誇っており、距離短縮はプラス材料になるはず。自在のレースぶりで、初の重賞タイトル獲得を目指す。
inyofu ダイワファルコン(牡7・上原博之)は、2012年、2013年と福島記念を連覇。今回の舞台となる福島・芝2000mで抜群の実績を残している古豪だ。とくに、昨年の福島記念では、57.5キロのハンデを負担して1分57秒3のコースレコードをマーク。時計、内容ともに申し分のない勝利でコース適性の高さをあらためてアピールした。7歳を迎えた今年は、中山記念12着、ダービー卿チャレンジT12着と二桁着順が続いたために放牧で立て直しを図られて、ここは仕切り直しの一戦となる。美浦トレーニング・センターに帰厩したあとは本来の力強い動きを披露しており、仕上がりに不安はなさそうだ。得意の舞台で3度目の重賞制覇を目指す。
inyofu ダコール(牡6・中竹和也)は、一昨年11月の福島記念で勝ち馬のダイワファルコンから0秒3差の3着に好走、重賞で上位争いできる力があることを証明した。そして、昨年は年明け2戦目から中距離路線に的を絞って参戦。小倉大賞典(同タイムの2着)→新潟大賞典(0秒5差3着)→七夕賞(0秒6差5着)→小倉記念(0秒4差4着)→新潟記念(0秒3差4着)と、安定感十分のレースを続けており、重賞のタイトル奪取もすぐ手の届くところまで来ている実力の持ち主だ。昨夏からの休養が意外に長引き、復帰戦は今年5月のオープン特別・メイS(東京・芝1800m)となったが、持ち味である力強い末脚を駆使して3着に善戦。上々の内容を残している。休み明け2戦目の今回は、状態面の上積みが見込めるだけに、楽しみな一戦になった。
inyofu ステラウインド(牡5・尾関知人)は、2012年の青葉賞で13番人気の低評価ながら3着に好走した実績を持つ。その後に3勝を積み重ねて、2013年の秋にはキズナの帯同馬としてフランス遠征を経験している。今年に入って、日経新春杯10着、1600万下の緑風S(東京・芝2400m)で4着に敗れたあと、格上挑戦した前々走の目黒記念で7着に敗退したが、自己条件に戻った前走の1600万下・ジューンS(東京・芝2000m)では長くいい脚を使ってクビ差の接戦を制し、待望のオープンクラス入りを果たした。全5勝中3勝を芝2000mで挙げており、得意の距離で重賞初制覇を目指す。

2014年7月13日に福島競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第50回【七夕賞】。今年のサマー2000シリーズの行方をうらなう意味でも重要な1戦となるこのレースでは、昨年の覇者【マイネルラクリマ】が有力馬となりそうだ。【マイネルラクリマ】は【6歳】であるが、【6月以降に出走していなかった】という条件には当てはまらない。しかし、GI宝塚記念を回避して【七夕賞】に出走するだけに、陣営の気合は充分だろう。

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