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秋の大舞台へ向けて重要なハンデレース【第21回シリウスステークス】

2017年9月30日(土)に阪神競馬場で行われるダート2000mのGIIIレース【第21回シリウスステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【シリウスステークス】歴史

inyofu 本競走は1997年に創設されたハンデキャップの重賞競走で、創設当初は12月上旬に阪神競馬場・ダート1400mで行われていたが、2001年に地方競馬で『JBCスプリント』が新設されたことによるダート重賞路線の整備に伴い、開催時期が初秋の阪神開催の最終週に繰り上げられた。
inyofu その後、阪神競馬場の馬場改修に伴い、2007年からは新設されたダート2000mで争われている。さらに、2008年からジャパンカップダートが暮れの阪神開催のダート1800mに舞台を移して開催されることになり(2014年よりチャンピオンズCとして中京競馬場・ダート1800mで開催)、本競走はその重要な前哨戦に位置付けられた。
inyofu 競走名の『シリウス(Sirius)』とは、おおいぬ座のアルファ星。太陽を除くと、地球から見える恒星の中では最も明るい。

コースの特徴

inyofu 阪神・ダート2000m

4コーナーのポケット(芝)からのスタートで、芝を約100m走った後ダートに入る。1週目のゴール前で約130m続く坂を上る。1コーナーまでの距離は芝を含めて約500m。1コーナーから2コーナーはほぼ平坦で、バックストレッチから3コーナー、4コーナー、最後の直線の半ばまで緩やかに長く下っていく。直線距離は352.7mで、ゴール前に2回目の上り坂が待ち受ける。芝スタートのダート中距離というコース条件は、本コースがJRAでは唯一の設定で、前半の負荷がダート中距離の中では軽く、直線も比較的長いため、芝の中距離のような末脚比べのレースになりやすい。そのため、芝の中距離適性を兼ね備えた馬が好走しやすいコースと言える。

2016年【第20回シリウスステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、秋山騎手騎乗の1番人気マスクゾロ(岡田厩舎、父ローマンルーラー)が逃げ切って初重賞制覇した。

【シリウスステークス】レース傾向

inyofu 直近のレースぶりに注目

過去10年の出走馬について、直近で出走したJRAのレースでの4コーナーの位置別に成績を調べると、勝率・連対率・3着内率で「1~3番手」組が最も高い数値をマークしている。 また、「4~6番手」組は3着内率で「1~3番手」組とほぼ横並びの数値となっているが、勝率では「7番手以下」組を下回っている。
inyofu 内枠の優勝が目立つ

過去10年の馬番別成績をまとめると、「1~4番」が計7勝を挙げており、勝率でも断然トップになっている。また、連対率は「13~16番」が最も高く、3着内率は「1~4番」が最も高くなっている。
inyofu 1700m以上での実績が重要

過去10年の出走馬について、直近で出走した1700m以上のレースでの着順別に成績を調べると、「1着」組と「2着」組が好走率で上位の数値をマークしている。「5着」・「6~9着」だった馬からは2着馬が計5頭出ているものの、優勝したのは1頭のみで、「10着以下」だった馬は1頭も連対していない。直近で出走した1700m以上のレースで上位に入っていた馬は、高く評価すべきだろう。
過去のレース傾向では、【直近のレースでの4コーナー1~3番手】【直近に出走した1700m以上のレースで連対】【馬番1~4番】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第21回シリウスステークス】登録馬

inyofu ミツバ
モルトベーネ
マスクゾロ
ピオネロ
トップディーヴォ

ナリタハリケーン
タムロミラクル
トラキチシャチョウ
ドラゴンバローズ
マインシャッツ

メイショウスミトモ
サルサディオーネ
スリータイタン
タガノゴールド
タイニーダンサー

キクノソル
ブライトアイディア
メイショウイチオシ
プリンシアコメータ
フルゲート16頭に対して今年は19頭が登録されている。現時点ではキクノソルとブライトアイディアが抽選対象、メイショウイチオシ、プリンシアコメータが除外対象となっている。

【第21回シリウスステークス】予想オッズ

inyofu 1 ミツバ 2.8
2 マスクゾロ 3.9
3 モルトベーネ 4.3
4 ピオネロ 5.4
5 ドラゴンバローズ 8.0
6 マインシャッツ 13.0
7 トップディーヴォ 27.0
8 スリータイタン 45.6
9 ナリタハリケーン 77.9
10 メイショウスミトモ 94.4
11 タムロミラクル 118.5
12 トラキチシャチョウ 121.2
13 サルサディオーネ 132.4
14 キクノソル 222.8
15 タガノゴールド 275.1
16 プリンシアコメータ 287.6
17 ブライトアイディア 400.4
18 タイニーダンサー 518.6
19 メイショウイチオシ 790.8
現時点(水曜)での予想オッズでは、ミツバが1番人気となっている。

【第21回シリウスステークス】有力馬は!?

【直近に出走した1700m以上のレースで連対】
ミツバ
inyofu ミツバ(牡5、栗東・加用正厩舎)は7月のマーキュリーC(盛岡)で重賞初制覇を果たした。脚質に幅も出ており、充実期を迎えていると言っていいだろう。位置取りが後ろになりすぎたアンタレスSは惨敗したものの、元々阪神コースとの相性は良い。これからの大レースに出るためにも、勝って賞金を積み上げたいところだ。

【直近に出走した1700m以上のレースで連対】
モルトベーネ
inyofu GII東海Sで12番人気で2着に激走すると、続くアルデバランSでオープン初勝利をマーク。交流GIII名古屋大賞典4着を挟んで臨んだ前走のアンタレスSでは、のちにGIIIエルムS、韓国のローカルGIコリアCを連勝するロンドンタウンを2馬身差で退けて重賞初勝利を挙げた。今回は5カ月半ぶりがポイントだが、1週前に栗東坂路で4ハロン51秒9-37秒9-12秒5の好時計を出しており、仕上がりに不安はなさそうだ。

【直近のレースでの4コーナー1~3番手】【直近に出走した1700m以上のレースで連対】
トップディーヴォ
inyofu トップディーヴォ(栗東・昆貢厩舎、牡5歳)も前走のBSN賞でマスクゾロを破った実力派。平坦コースにやや実績が偏っている点は気になるが、今の充実ぶりならハンデ56キロでも面白い。オークランドレーシングクラブTを勝ってオープン入りしたドラゴンバローズ(栗東・渡辺薫彦厩舎、牡5歳)も近走は安定感のある立ち回りを披露しており、54キロと手頃なハンデを生かせれば、上位が望める。


秋の阪神最終週は土曜メインにシリウスステークスが行われる。
一昨年の優勝馬アウォーディーは、翌年に連勝を6まで伸ばしてJBCクラシックを制覇。
昨年の3着馬アポロケンタッキーもその年の東京大賞典を勝つなど、近年はこのレースの注目度が増している。
注目馬は上記3頭以外を挙げるとマスクゾロ。
昨年の本レースの覇者で、その後は繋靱帯炎のため休養を余儀なくされたが、 復帰戦となった今年8月のBSN賞で2着に入り、改めて力のあるところを見せつけた。
1回使われた上積みはかなり大きいはずなので連覇も可能だろう。
少し穴ならオープンに上がってきたドラゴンバローズも狙ってみたい。

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