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レッドファルクス連覇なるか!?秋の短距離王決定戦!!【第51回スプリンターズステークス】

2017年10月1日(日)に中山競馬場で行われる芝1200mのGIレース【第51回スプリンターズステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【スプリンターズステークス】歴史

inyofu 本競走は、1967年に4歳(現3歳)以上・ハンデキャップの条件で中山競馬場・芝1200mを舞台に創設され、当時4歳(現3歳)以上の馬が出走できる唯一のスプリント重賞だった。1984年のグレード制導入に伴い本競走はGⅢに格付けされ、開催時期を3月に移し、京王杯スプリングCと共に安田記念のステップレースに位置付けられた後、1987年にGⅡへ格上げされた。
inyofu その後、1年を締めくくるスプリント系の大レースを開催しようとする機運が高まり、1990年にGⅠに格上げされ、開催時期も有馬記念の1週前となった。さらに、2000年にスプリント競走体系が整備されたことにより、初秋の中山開催の最終週に開催時期が繰り上げられた。以来、秋競馬最初のGⅠレースとして定着している。

コースの特徴

inyofu 中山・芝1200m(外回り)

スタート地点は2コーナー(外回りコース)の下り坂にある。3コーナーまでの距離は約300mと短いが、コーナーは比較的回りやすく、3コーナー半ばまで下りが続くため、前半のペースは速くなることが多い。4コーナーを回って直線は310m。直線の半ばには急勾配(高低差2.2m)の上り坂が待ち受ける。2014年の路盤改修後は3コーナーからスピードが乗りやすくなり、以前よりは上がりも出やすく(速く)なった。タフな馬場になりやすい春の開催では馬力と末脚、スピード勝負になりやすい秋の開催ではインで立ち回る器用さを要求されるコースだ。

2016年【第50回スプリンターズステークス】

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昨年の同レースでは、デムーロ騎手騎乗の3番人気レッドファルクス(尾関厩舎、父スウェプトオーヴァーボード)がゴール前で差し切って優勝した。

【スプリンターズステークス】レース傾向

inyofu 4歳と5歳が中心

対象とした過去10回の年齢別成績をチェックしてみると、4歳と5歳が好成績。6歳で優勝したのは2015年のストレイトガールで、7歳以上で優勝した2頭はいずれも海外からの遠征馬だった。また、3歳で優勝したのは、2007年に不良馬場を逃げ切ったアストンマーチャンだが、初秋の中山開催の最終週に移設された2000年以降を対象にしても、3歳馬の連対はアストンマーチャンの1例だけだ。
inyofu 単勝オッズ別成績に特徴あり

対象とした過去10回の単勝オッズ別成績を調べると、単勝「1.9倍以下」に支持された馬は3頭いたが、3着以内に入ったのは2013年の優勝馬ロードカナロアだけ。その他の2頭は共に4着以下に敗れている。それに対し、好成績を残しているのは「2.0~4.9倍」のエリアだ。なお、3着馬は対象とした10回全てで「10倍以上」の馬となっており、その中には単勝100倍以上の馬が2頭も含まれている。
inyofu 枠番別の成績もチェック

対象とした過去10回の枠番別成績をチェックしてみると、優勝馬10頭のうち9頭は4枠から外枠の馬で、3着馬は10頭中7頭が「1~3枠」の馬となっている。この辺りの傾向をフォーメーションに生かしてみる手はありそうだ。
inyofu 前走がGⅠだった馬はいまひとつ

対象とした過去10回の出走馬について前走のレース別成績を調べてみると、前走がGⅠだった馬は海外のレースを含めて計21頭いたが、3着以内に入ったのは安田記念から臨んだサクラゴスペル(2015年2着)と、高松宮記念以来の出走だったキンシャサノキセキ(2010年2着)・ミッキーアイル(2016年2着)の3頭だけ。連対馬の約半数はセントウルSに出走していた馬となっている。また、サマースプリントシリーズの対象レースである、北九州記念組とキーンランドC組も良好な成績となっている。
inyofu コンビ継続の馬が好成績

対象とした過去10回の連対馬延べ20頭のうち、19頭は前走と同じ騎手が騎乗していた。乗り替わりで連対したのは、2007年1着のアストンマーチャンのみ(岩田康誠騎手→中舘英二騎手)。3着はちょうど半々となっているが、乗り替わりで臨んだ馬が苦戦しているのは興味深いデータと言えるかもしれない。
inyofu 同年の出走数が5戦以上の馬に注目

対象とした過去10回のスプリンターズSでは、「同年の出走数が5戦以上で、1勝以上挙げていた」という馬が10頭連対している。ちなみに、該当する馬が連対していない2012年は優勝馬のロードカナロアが「4戦1勝」、2015年は単勝11番人気で2着に入ったサクラゴスペルが「4戦2勝」と、この条件に準じる成績を挙げていた。
inyofu 2走前に1400m以上のレースを勝っていた馬が3連勝中

中山競馬場で行われた過去3回のスプリンターズSでは、「2走前に1400m以上のレースで1着だった」という馬が優勝している。ちなみに昨年は、出走馬の中でこれに該当する馬が2頭だけだったが、その2頭によるワンツー決着となった。
過去のレース傾向では、【4,5歳】【前走GI以外】【前走と同じ騎手】【同年の出走数が5戦以上で1勝以上】【2走前に1400m以上のレースで1着】【単勝2.0~4.9倍】【4枠から外枠】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第51回スプリンターズステークス】登録馬

inyofu 外国馬

ブリザード

優先出走馬

ファインニードル

賞金上位馬

レッドファルクス
ビッグアーサー
セイウンコウセイ
レッツゴードンキ
スノードラゴン

ネロ
ダンスディレクター
フィドゥーシア
モンドキャンノ
メラグラーナ

ラインミーティア
ダイアナヘイロー
ワンスインナムーン
ノボバカラ

以下、除外対象馬

シュウジ
トーキングドラム
キングハート
ナックビーナス
フミノムーン

ティーハーフ
ソルヴェイグ
フルゲート16頭に対して今年は23頭が登録されている。現時点では7頭が除外対象となっている。

【第51回スプリンターズステークス】予想オッズ

inyofu 1 レッドファルクス 2.7
2 メラグラーナ 6.9
3 ダイアナヘイロー 7.1
4 セイウンコウセイ 7.1
5 ビッグアーサー 9.1
6 ダンスディレクター 9.9
7 レッツゴードンキ 11.3
8 ファインニードル 16.7
9 ラインミーティア 29.7
10 フィドゥーシア 30.8
11 ソルヴェイグ 37.6
12 モンドキャンノ 44.0
13 ワンスインナムーン 46.3
14 シュウジ 64.8
15 キングハート 73.8
16 ブリザード 107.6
17 スノードラゴン 112.1
18 ナックビーナス 189.0
19 ネロ 242.7
20 ティーハーフ 441.0
21 ノボバカラ 759.5
22 フミノムーン 1171.8
23 トーキングドラム 2278.6
現時点(水曜)での予想オッズでは、昨年覇者のレッドファルクスが1番人気となっている。

【第51回スプリンターズステークス】有力馬は!?

【前走と同じ騎手】【2走前に1400m以上のレースで1着】
レッドファルクス
inyofu レッドファルクス(牡6、美浦・尾関知人厩舎)は昨年の本レースの覇者。今春も高松宮記念3着、京王杯スプリングC優勝、安田記念3着と、GI勝ちこそないものの安定した力を見せている。ステップを使わずぶっつけ本番にはなってしまったが、休み明けでも走れるタイプ。連覇達成なるか。

【4,5歳】【前走GI以外】【前走と同じ騎手】
セイウンコウセイ
inyofu 高松宮記念以来2カ月半ぶりの出走となった前走の函館スプリントSは超ハイペースに巻き込まれて4着に終わったが、大崩れはせず、走破タイムは自己ベストの1分7秒3で高速決着にも対応できたのは収穫だった。唯一、気掛かりなのは2カ月以上の休み明けで【0・1・0・3】と成績がひと息な点。それも2週連続、美浦Wコースでラスト1ハロン12秒3と好反応を見せている現状なら、問題ないかもしれない。

【4,5歳】【前走GI以外】【前走と同じ騎手】【同年の出走数が5戦以上で1勝以上】
ダイアナヘイロー
inyofu GI初挑戦のダイアナヘイロー(栗東・福島信晴厩舎、牝4歳)からも目が離せない。降級した6月の500万下から破竹の4連勝で前走の北九州記念を制覇と、今回のメンバーでは勢いはナンバーワンだ。下級条件から連勝して一気にGIを手にした馬にはタマモクロス(400万下=現500万下=から6連勝で天皇賞・春を制覇し、その後宝塚記念、天皇賞・秋まで8連勝)、アロンダイト(未勝利戦から5連勝でジャパンCダート優勝)がいる。


中山開催は最終週を迎え、いよいよ始まる秋のGIシーズン。
幕開けはスピード決戦スプリンターズステークス。
ロードカナロアが引退して以来、絶対王者が不在のスプリント界。今年も実力伯仲のメンバーがそろった。
GI馬はここが秋初戦という馬がほとんどで、休み明けの実績馬VS夏の上がり馬といった構図になりそうだ。
その中でやはり注目は昨年覇者のレッドファルクス。
同レース後は香港に遠征し大敗を喫したものの、この春は高松宮記念・京王杯SC・安田記念と臨んで3.1.3着。
GI馬として恥ずかしくない成績を収めている。6歳を迎えても充実しているのは明らかで、史上3頭目の連覇が期待できる。

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