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秋のビッグレースの行方を占う一戦!!【第52回京都大賞典】

2017年10月9日(月)に京都競馬場で行われる芝2400mのGIIレース【第52回京都大賞典】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【京都大賞典】歴史

inyofu 本競走は、1966年に「ハリウッドターフクラブ賞」の名称で創設された4歳(現3歳)以上・別定の重賞競走で、第1回は京都競馬場・芝3200mで行われたが、翌1967年に距離が芝2400mに短縮され現在に至っている。また、レース名は1974年に現在の「京都大賞典」に改称された。
inyofu 本競走は、古馬だけでなく3歳馬も含め、中長距離路線の実績馬たちが秋の始動戦として参戦するケースが多く、菊花賞・天皇賞(秋)・エリザベス女王杯などへと続く秋のGⅠ戦線を占う上でも重要な一戦となっている。

コースの特徴

inyofu 京都・芝2400m(外回り)

スタート後、1コーナーまで約600m。ホームストレッチを走る距離が長く、前半は速めに流れて、中盤の向正面でペースが落ち着くことが多い。京都の外回りらしく3コーナーの下りからペースは上がるものの、距離が長いぶんペースアップは緩やか。直線は平坦で上がりは速くなる。京都の芝は移動柵がA~Dコースまでとれるため、良好なコンディションが保たれやすく、終始インコースの良い状態が続く。スタミナに加えて、インを器用に立ち回れる操縦性、下り坂から加速して直線でトップスピードに乗れる能力が要求される。

2016年【第51回京都大賞典】

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昨年の同レースでは、武豊騎手騎乗の1番人気キタサンブラック(清水久厩舎、父ブラックタイド)が押し切って優勝。

【京都大賞典】レース傾向

inyofu 夏場に休養していた馬が優勢

過去10年の出走馬の前走の月別成績を調べてみると、前走「6月」組が好走率でトップとなっている。また、連対率・3着内率では「同年4月以前」組も上位となっており、休養明けで京都大賞典に出走してきた馬が好走する確率が高くなっている。前走が7月以降だった馬の中では、4頭の勝ち馬を送り出す「9月」組の好走率が高くなっている。それに対し、前走「7、8月」組は苦戦気味だ。
inyofu 直近の重賞での成績に注目

過去10年の出走馬について、過去2走以内に出走していた、直近の国内GⅡ・GⅢでの着順別に成績をまとめると、「1着」組が3着内率57.1%など高い好走率をマークしている。また、「2着以下」組と「国内GⅡ・GⅢ不出走」組の好走率を比較すると、「2着以下」の方が高くなっているが、過去2走で国内GⅡ・GⅢ不出走だった馬の中でも“過去2走ともGⅠ(海外含む)”だった馬に限れば〔2・2・3・11〕(勝率11.1%、連対率22.2%、3着内率38.9%)と、「2着以下」組を上回る成績を残している。
inyofu 伏兵馬の台頭も警戒

過去10年の単勝人気別成績を調べると、優勝馬10頭中9頭は5番人気以内に支持されていた。好走率でも上位人気馬の数値が高くなっている。それに続く「6~9番人気」組は優勝こそないが、2着は5回を数え、連対率・3着内率で「5番人気」組を上回っている。伏兵馬の台頭についても警戒しておいた方が得策だろう。
inyofu 芝2400m以上の重賞での成績に注目

2013年以降の過去4年の優勝馬について、過去3走以内における芝2400m以上の重賞での成績を調べると、これら4頭はいずれも過去3走以内に一度だけ芝2400m以上の重賞に出走しており、1頭はそのレースで「1着」、残る3頭は2着以下に敗れていたものの優勝馬とのタイム差は0秒6以内だった。近走で出走していた芝2400m以上の重賞での成績はチェックしておきたい。
過去のレース傾向では、【前走6月】【過去2走以内にGⅡGⅢで1着】【過去3走以内に芝2400m以上の重賞で0秒6以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第52回京都大賞典】登録馬

inyofu サウンズオブアース
シュヴァルグラン
ラストインパクト
フェイムゲーム
スマートレイアー

カレンミロティック
ヒットザターゲット
マキシマムドパリ
ミッキーロケット
トーセンバジル

ハッピーモーメント
レコンダイト
プロレタリアト
バロンドゥフォール
アクションスター
フルゲート18頭に対して今年は15頭が登録されている。もちろん全頭出走可能だ

【第52回京都大賞典】予想オッズ

inyofu 1 シュヴァルグラン 2.1
2 ミッキーロケット 3.7
3 サウンズオブアース 4.7
4 スマートレイアー 7.8
5 トーセンバジル 11.8
6 フェイムゲーム 13.2
7 カレンミロティック 28.9
8 マキシマムドパリ 36.6
9 ラストインパクト 66.2
10 ヒットザターゲット 116.4
11 ハッピーモーメント 182.9
12 レコンダイト 369.0
13 アクションスター 372.1
14 バロンドゥフォール 426.8
15 プロレタリアト 524.6
現時点(水曜)での予想オッズでは、シュヴァルグランが1番人気となっている。

【第52回京都大賞典】有力馬は!?

【前走6月】【過去3走以内に芝2400m以上の重賞で0秒6以内】
シュヴァルグラン
inyofu シュヴァルグラン(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は春の天皇賞で2着。レコードを叩き出したキタサンブラックには及ばなかったものの、2強の一角サトノダイヤモンドには先着して見せた。逃げの手に打って出た宝塚記念は策が功を奏さず8着に終わったが、今回のメンバーなら力上位は明らか。キッチリと勝って、悲願のGI制覇に向け弾みをつけたいところだ。M.デムーロ騎手との新コンビにも注目。
サウンズオブアース
inyofu サウンズオブアース(栗東・藤岡健一厩舎、牡6歳)は、17度目の重賞挑戦で今度こそタイトルを手にするか注目される。ドバイシーマクラシック6着以来、5カ月ぶりの実戦だった札幌記念は勝ち馬から0秒3差の4着と、休み明けとしては上々の滑り出し。例年、涼しくなるこの季節から調子を上げてくるタイプで、このレースでも一昨年に2着に入っている。引き続き横山典弘騎手とのコンビ。今秋の最大目標となるジャパンCの前に、ぜひとも3年6カ月ぶりとなる勝利をマークしたい。

【前走6月】
ミッキーロケット
inyofu 同舞台の日経新春杯で重賞初勝利を挙げたミッキーロケット(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)は昨秋の神戸新聞杯で、のちに菊花賞→有馬記念を連勝するサトノダイヤモンドを相手に、タイム差なしのクビ差2着まで迫った実力馬。春のGI・2戦は、大阪杯7着、宝塚記念6着と好結果を残せなかったが、成長が見込める4歳馬だけに巻き返しが期待される秋だ。


2015年はラブリーデイが、2016年はキタサンブラックが秋の始動戦として京都大賞典に出走、 その後のGI戦線に向けて弾みをつける勝利を飾っている。
今年も秋のビッグレースの行方を占う一戦として、注目を集めることになりそうだ。
気になっているのはサウンズオブアース。
いまだ重賞未勝利だが、その分56kgで出走できるのは魅力で、 前走の札幌記念にしても実績から考えると不満が残るものの、距離がやや短った印象。
距離延長&一昨年2着の舞台で重賞初制覇といきたいところだ。

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