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「グレーターロンドン」体調よし!田辺騎手がスイッチを入れる【毎日王冠】

脚部に不安を抱えているものの、素質十分の走りを見せているディープインパクト産駒のグレーターロンドンが毎日王冠に出走する。デビューしてから今に至るまで脚元の弱さには悩まされ続けてきており、GⅠ初挑戦となった前走の安田記念でも、爪の状態の不安で調整を満足にできなかった。それでも安田記念では4着に伸びてきたりと、GⅠでも通用する力があることは確かだ。2度目の重賞挑戦となる今回こそは、実力を十分に発揮できる状態にあるのか。そんなグレーターロンドンについてまとめてみた。
グレーターロンドン

【節分S】余力残しで1馬身差の快勝!

2走前に復帰してから順調に勝ち上がり、復帰3走目となる今回は1600万下の条件戦であった。レースは、スタートから後方に下げて脚を溜め、直線では内を突いて一気に進出。ぎりぎりまで追い出しを我慢していたが、一度手綱を緩めると一瞬にして前の馬を抜き去った。最後は余力を残して1馬身差をつけて快勝する。さすがにこのクラスでは格が違った。
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inyofu 1着 グレーターロンドン(田辺騎手) 「ハンデと開幕週がネックでした。内をつくことは考えていました。力任せに外へ出すのもどうかと思っていました。直線で馬群がバラけてくれて良かったです。ここまでの2戦は、勝ったとはいえ終いで甘くなっていましたが、今日は最後まで走り切ってくれました」

【東風S】豪脚炸裂で1着!

グレーターロンドンが素質の片鱗とも言える豪脚を見せつけたレース。小頭数で行われたレースなだけにペースは遅くなったが、鞍上の田辺騎手は変わらず後ろからの競馬を選択する。コーナーで少しずつ加速していき、直線で外に持ち出すと強烈な豪脚を披露した。最後は2着馬に1馬身差をつけてゴールしたが、着差以上にレベルの差を感じさせるほどの脚色であった。
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inyofu 1着 グレーターロンドン(田辺裕信騎手) 「少頭数で競馬はしやすかったですね。ペースが遅かった分、ゴーサインを出さずに前を射程圏に入れられました。上がりの脚はありますし、直線に向いたときには行けると思いました。ずっと1600mに使ってきていますが、もう少し距離を延ばしてもいいと思います」
inyofu (大竹正博調教師) 「パドックでも使うたびに落ち着いてきているくらいですし、ジョッキーも言うように、マイルにこだわる必要はないと思います。今後は厩舎に置いておいて、様子を見て考えます」

【安田記念】脚元の不安で調整が遅れ4着に敗れる

初のGⅠ挑戦も、爪の状態の不安による調整の遅れが響く結果に終わる。週中から爪の状態が芳しくなく、出走が決まったのもほとんど直前だ。レースでは、最初はいつものように後方にいたが、途中で位置取りを上げていった。そして直線に入ると、馬群を捌いて一気に進出。しかし調整が遅れた影響か、あと一歩伸びきれずに4着に敗れた。結果として調整遅れが響く形となったが、その中での4着入線は改めて素質の高さを認識させたと言えるだろう。
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inyofu 4着 グレーターロンドン(福永祐一騎手) 「スタートして上に出る形はいつも通りでした。ジッとしていても厳しいですし、促して行きました。普段と違う形でもひるまずに脚を伸ばしてくれました。初のGIでも上位争いをしてくれましたし、GIでもやれると思います」

【毎日王冠】最終追い切り情報 地力の高さは健在!

グレーターロンドンは4日、美浦ウッドチップコースで最終追い切りを行った。
inyofu  田辺裕信騎手を背に5ハロンからナイトフォックス(5歳1600万)を2馬身追走。直線に入ると内から差を詰めて、最後は首ほど前に出た。
inyofu 鞍上は「『前走から間隔が空いてボケッとしている』という話を聞いていたが、そんな感じはなかった。息遣いにまだ心配な部分はありそうだけど、能力は確かな馬」と地力の高さに期待を寄せていた。

5歳馬ながらも今回がまだ9戦目とほとんどレースを使えていないグレーターロンドン。2月デビューで、しかも途中に蹄葉炎に見舞われるなどとにかく脚部不安に悩まされてきた。しかしその分一戦一戦は素質の高さを示すに足るほど濃い内容だ。才能開花に向けて、まずは目の前の2度目の重賞戦に挑む。

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