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牝馬三冠の最終決戦!!【第22回秋華賞】

2017年10月15日(日)に京都競馬場で行われる芝2000mのGIレース【第22回秋華賞】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【秋華賞】歴史

inyofu 本競走は、1996年に新設された4歳(現3歳)牝馬限定のGⅠ競走で、創設以来、京都競馬場・芝2000m(内回り)で行われている。従来、桜花賞・オークスに続く牝馬三冠レースとしてエリザベス女王杯が設けられていたが、1996年にエリザベス女王杯が古馬に開放され4歳(現3歳)以上馬による競走となったため、新たな4歳(現3歳)牝馬限定のGⅠ競走として設立された。
inyofu 競走名の『秋華』は、中国の詩人である杜甫や張衡が文字通り「あきのはな」として詩のなかで用いた言葉である。「秋」は大きな実りを表し、「華」には名誉・盛り・容姿が美しいという意味が込められている。

コースの特徴

inyofu 京都・芝2000m(内回り)

スタートから1コーナーまでの距離は約300m。スタンド側にスタート地点があるJRAの芝2000mのコース(新潟の芝・外回りと東京以外)の中では、スタートから1コーナーまでの距離が最も短い。レース前半はほぼ平坦だが、向正面半ばから3コーナーの入り口にかけて上り坂がある。上ってすぐ下る外回りの3コーナーと異なり、その先(残り889m~760m)は平坦だが、残り760m付近から620m付近まで急に下り、3コーナーの終わりから4コーナー、最後の直線はほぼ平坦となっている。レース前半のポジション取り、立ち回りが重要なコース。道中で遅れずに追走するためのスピードも必要とされる。

2016年【第21回秋華賞】

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昨年の同レースでは、3番人気のヴィブロスがGI初挑戦で初優勝。

【秋華賞】レース傾向

inyofu 前走の着順やタイム差に注目

過去10年の出走馬について、前走の着順別成績をまとめると、好走率で「1着」組が「2着以下」組を上回っているが、その差は決定的とまでは言えないレベルで、前走で「2着以下」に敗れていた馬を軽視するのは得策ではないだろう。
inyofu 近走の芝重賞で上位人気に支持されていた馬が優勢

過去10年の出走馬について、過去2走以内の芝の重賞での最高単勝人気別に成績を調べると、「1~5番人気」の各組が連対率で10%を超えており、「6番人気以下」の各組や過去2走で「芝の重賞不出走」だったグループは同5%以下にとどまっている。優勝馬は10頭中9頭が「1~4番人気」組となっており、近走の芝重賞で上位人気に支持されていた馬は、今年もノーマークは禁物だろう。
inyofu 同年5月以降の芝重賞での好走実績が重要

次に過去10年の出走馬について、同年5月以降の芝の重賞での最高着順別に成績を調べてみると、優勝馬は10頭中9頭、連対馬では20頭中18頭が同年5月以降の芝の重賞で5着以内に入った実績を有していた。好走率を見ても、「1着」・「2着」・「5着」の各組が連対率で25%以上の数値を記録している。同年5月以降の芝の重賞で上位争いに加わっていた実績は、重視すべき要素の一つだと言えそうだ。
inyofu 過去4走での連対数に目を光らせろ

過去10年の出走馬について、過去4走での連対数別に成績を調べると、連対数が多いほど好走率が高くなる傾向にあることがわかった。また、「2回」組は該当馬64頭で3着以内12頭なのに対し、「1回」組は該当馬58頭で同4頭と、過去4走での連対数が「2回」と「1回」の間で成績に大きな差がついている。近走の成績を比較する際は、過去4走で2回以上連対している馬に注目すべきだろう。
inyofu 通算連対数4回以上の馬が目下8連勝中

2009年以降の過去8年間の優勝馬8頭は、いずれもJRAのレースでの通算連対数が「4回以上」だった。秋の3歳女王を決する一戦だけに、JRAのレースである程度実績を重ねている馬を重視したい。
過去のレース傾向では、【前走2着以下】【過去2走以内の芝重賞での最高単勝5番人気以内】【同年5月以降の芝の重賞で5着以内】【過去4走での連対3回以上】【通算連対数が4回以上】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第22回秋華賞】登録馬

inyofu 以下、6頭は優先出走馬
カリビアンゴールド
カワキタエンカ
ディアドラ
ポールヴァンドル
ラビットラン
リスグラシュー

以下、以下19頭は収得賞金順
アエロリット
レーヌミノル
モズカッチャン
ファンディーナ
ヴゼットジョリー

ハローユニコーン
ブラックオニキス
タガノヴェローナ
ミリッサ
メイショウオワラ

リカビトス
アロンザモナ
サロニカ
ブラックスビーチ
シーズララバイ

ミスパンテール
テーオービクトリー
ブライトムーン
マナローラ
フルゲート18頭に対して今年は25頭が登録されている。現時点では抽選対象馬が3頭、除外対象馬は5頭となっている。

【第22回秋華賞】予想オッズ

inyofu 1 アエロリット 3.4
2 リスグラシュー 4.3
3 ディアドラ 4.6
4 ファンディーナ 5.8
5 ラビットラン 7.4
6 モズカッチャン 11.1
7 ミリッサ 15.8
8 カワキタエンカ 20.8
9 レーヌミノル 41.3
10 リカビトス 47.1
11 ポールヴァンドル 54.5
12 カリビアンゴールド 63.7
13 ヴゼットジョリー 201.6
14 メイショウオワラ 218.6
15 ブラックスビーチ 236.0
16 ブラックオニキス 423.8
17 サロニカ 482.9
18 テーオービクトリー 494.4
19 ハローユニコーン 716.1
20 タガノヴェローナ 865.3
21 マナローラ 1221.6
22 アロンザモナ 1221.6
23 ミスパンテール 1221.6
24 シーズララバイ 1483.3
25 ブライトムーン 1597.4
現時点(水曜)での予想オッズでは、アエロリットが1番人気となっている。

【第22回秋華賞】有力馬は!?

【過去2走以内の芝重賞での最高単勝5番人気以内】【同年5月以降の芝の重賞で5着以内】【過去4走での連対3回以上】【通算連対数が4回以上】
アエロリット
inyofu アエロリット(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)は桜花賞までは勝ち切れないレースが続いていたものの、その後はNHKマイルCでGI制覇を果たし、続くクイーンSでも古馬を完封している。今の充実ぶりなら初の2000mも問題なくこなしてくれそうで、2010年のアパパネ以来となる関東馬Vの期待がかかる。

【過去2走以内の芝重賞での最高単勝5番人気以内】【同年5月以降の芝の重賞で5着以内】【過去4走での連対3回以上】【通算連対数が4回以上】
ディアドラ
inyofu 春は桜花賞6着、オークス4着と善戦止まりだったが、ひと息入れた後のHTB賞(1000万下)で年長馬を封じると紫苑Sも終始、馬群の外を回りながらライバルをねじ伏せて連勝。勝ちみに遅かった春までの姿が嘘のように、勝負強さが身についた。主戦の岩田康誠騎手がファンディーナに騎乗するため乗り替わりとなるが、クリストフ・ルメール騎手なら心配はないだろう。

【前走2着以下】【過去2走以内の芝重賞での最高単勝5番人気以内】【同年5月以降の芝の重賞で5着以内】【通算連対数が4回以上】
リスグラシュー
inyofu 秋初戦のローズSで3着とまずまずの走り。デビューから8戦して【2・3・2・1】で掲示板を外したことがない安定感は、同世代でもトップクラスだ。ただ、どうしても勝負どころでの反応に時間がかかるので京都の内回り2000メートルというコース形態がポイント。9日の京都大賞典をスマートレイアーで制した武豊騎手の手綱さばきに注目だ。


3歳牝馬世代の中心にいたソウルスターリングが天皇賞秋を目標にしたことで、 ハイレベルながら主役不在となった今年の秋華賞。
レーヌミノル、アエロリットの2頭のGIホースには距離不安がつきまとい、 本番に直結する前哨戦ローズステークスではクラシック上位組が多数出走したにもかかわず伏兵馬の1・2着で決着。 混戦模様にますます拍車がかかってきた。
オッズも広く分散してきそうで、多くの出走馬にチャンスがあるといった状況だ。

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