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秋の古馬中距離チャンピオン決定戦!!【第156回天皇賞(秋)】

2017年10月29日(日)に東京競馬場で行われる芝2000mのGIレース【第156回天皇賞(秋)】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【天皇賞(秋)】歴史

inyofu ■天皇賞の前身
1905年(明治38年)の5月6日に横浜の日本レースクラブが、明治天皇から「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されたことにより創設した『エンペラーズカップ』が天皇賞の前身。翌1906年(明治39年)には東京競馬倶楽部にも御賞典が下賜され、その後、阪神、福島、札幌、函館、小倉の計7つの競馬倶楽部で『帝室御賞典競走』として行われていた。
inyofu 1936年(昭和11年)に『日本競馬会』が設立されたのち、翌1937年(昭和12年)に各競馬倶楽部が『日本競馬会』に統合されたのを機に、『帝室御賞典競走』は春が阪神、秋が東京と、東西で年2回開催されることとなり、同年の秋季のレースが第1回の天皇賞とみなされ、東京競馬場・芝2600mで行われた。 その後、第2回の1938年(昭和13年)春は阪神競馬場・芝2700mで、4歳(現3歳)以上の馬によって争われ、第3回の1938年秋からは、「5歳(現4歳)以上、芝3200m」の競走条件となり、能力検定競走として非公開で開催された1944年(昭和19年)春まで『帝室御賞典競走』の名称で行われていた。
inyofu 年、『3200m・5歳(現4歳)以上』という条件で行われていた天皇賞であるが、1984年(昭和59年)の競馬番組の変革により、秋は距離を芝2000mに短縮し、さらに1987年(昭和62年)から秋の天皇賞には4歳(現3歳)馬が出走できるように条件が変更された。これにより、春は5歳(現4歳)以上のステイヤー日本一を決めるレース、秋は4歳(現3歳)以上の中距離ナンバー1決定戦と、その性格が明確に分けられた。

コースの特徴

inyofu 東京・芝2000m

1コーナー奥にあるスタート地点から2コーナーに向かっていくレイアウト。2コーナーまでの距離が短いため、外めを通らされると距離のロスが大きい。向正面半ばに上り坂があり、そこから3コーナーにかけて下り。直線は525.9m。直線に向いてすぐ約160mの上りがあり、その後約300mはほぼ平坦。坂を上った後に、ゴール前でもう一度末脚を伸ばすことが求められるタフなコース。レース前半を器用に立ち回ることができて、直線でより速い末脚を発揮する能力、タフなコースを押し切れるだけの体力を持つ馬が好走しやすい。

2016年【第154回天皇賞(秋)】

動画を見る
昨年の同レースでは、ムーア騎手騎乗の1番人気モーリス(堀厩舎、父スクリーンヒーロー)が直線で伸ばして快勝した。

【天皇賞(秋)】レース傾向

inyofu 近走で上位人気に支持されていた馬が優勢

過去10年の出走馬について、過去2走以内の最高単勝人気別に成績をまとめると、3着以内馬延べ30頭中25頭は最高単勝人気が「1番人気」か「2番人気」だった。好走率では「2番人気」と「3番人気」を境に大きな差が生じており、近走で上位人気に支持されているような実績馬や、勢いで勝る馬を重視したいところだ。
inyofu 近走の芝GⅠ実績も重要

過去10年の出走馬について、過去2走以内の芝GⅠでの最高着順別に成績を調べると、「1着」組と「2着」組が連対率と3着内率で高い数値をマークしている。その一方で、過去2走以内に芝のGⅠで連対した実績がなかったり、過去2走で芝GⅠに不出走だった馬の好走率は低い数値にとどまっている。近走で芝のGⅠを連対していた馬は高く評価すべきだろう。
inyofu 近走の東京・芝コース実績に注目

過去10年の出走馬について、過去3走以内における東京芝コースでの最高着順別に成績を調べると、「1着」組と「2着」組が勝率で10%を超え、連対率や3着内率でも上位になっている。過去3走で東京・芝コースに不出走だった馬が3着以内に9頭入っている点は見逃せないが、過去3走以内に東京・芝コースで連対した実績を持つ馬に注目したい。
inyofu 直近の距離実績に目を光らせろ

過去10年の出走馬について、直近の芝1600~2000mのレースでの着順別に成績を調べると、3着内率で上位となっているのは「1着」~「3着」に「5着」を加えた4組となっている。「6着以下」だった馬も5頭が連対しているが、好走率では着順が上位だった馬がリードしている。直近の芝1600~2000mのレースでの着順には今年も目を光らせたい。
inyofu 過去3走で2連対以上の馬が4連勝中

2013年以降の過去4年間の優勝馬4頭は、いずれも過去3走で2回以上連対を果たしていた。また、これらの4頭は連対していなかったレースでも3着に入っている。勝ち馬を検討する際は、近走で常に上位争いをしていた馬に注目したい。
過去のレース傾向では、【2番人気以内】【過去2走以内の芝GIで2着以内】【過去3走の東京コースで2着以内】【直近の芝1600~2000mのレースで2着以内】【過去3走で2回以上連対】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第156回天皇賞(秋)】登録馬

inyofu 以下、1頭は優先出走馬
リアルスティール

以下、19頭は出走馬決定賞金順
キタサンブラック
サトノクラウン
ネオリアリズム
サトノアラジン
ソウルスターリング

ステファノス
マカヒキ
ヤマカツエース
ディサイファ
サクラアンプルール

ヒットザターゲット
カデナ
シャケトラ
ワンアンドオンリー
グレーターロンドン

ミッキーロケット
レインボーライン
ロードヴァンドール
トルークマクト
フルゲート18頭に対して今年は20頭が登録されている。除外対象はトルークマクトでヒットザターゲットは翌週のアルゼンチン共和国杯へ出走見込みとなっている。

【第156回天皇賞(秋)】予想オッズ

inyofu 1 キタサンブラック 2.9
2 リアルスティール 5.9
3 サトノアラジン 7.2
4 グレーターロンドン 7.8
5 サトノクラウン 7.9
6 ソウルスターリング 8.8
7 ステファノス 10.7
8 マカヒキ 18.0
9 ヤマカツエース 19.5
10 ネオリアリズム 22.3
11 シャケトラ 23.6
12 サクラアンプルール 60.4
13 レインボーライン 83.5
14 ミッキーロケット 107.2
15 カデナ 209.5
16 ワンアンドオンリー 261.9
17 ロードヴァンドール 838.0
18 ヒットザターゲット 891.4
19 ディサイファ 1021.9
20 トルークマクト 1309.3
現時点(水曜)での予想オッズでは、キタサンブラックが1番人気となっている。

【第156回天皇賞(秋)】有力馬は!?


【過去2走以内の芝GIで2着以内】【過去3走の東京コースで2着以内】【直近の芝1600~2000mのレースで2着以内】【過去3走で2回以上連対】
キタサンブラック
inyofu キタサンブラック(牡5、栗東・清水久詞厩舎)は春古馬3冠のかかっていた宝塚記念で9着と惨敗を喫したが、それまでの激戦の疲れが出てしまったか。年内いっぱいでの引退・種牡馬入りが発表されており、残りはあと3戦(天皇賞、ジャパンC、有馬記念)。まずはここで改めて現役最強を証明したいところだ。

【直近の芝1600~2000mのレースで2着以内】
リアルスティール
inyofu 前走の毎日王冠で、GI初勝利を飾った昨年のドバイターフ以来1年6カ月ぶりのV。調整が難しいドバイ遠征(出走回避)からの帰国初戦で好結果を出した。昨年は5カ月ぶりの実戦で、上がり3ハロン最速タイの33秒5の末脚を繰り出し、勝ったモーリスから0秒2差。臨戦過程は昨年以上だ。

【過去2走以内の芝GIで2着以内】【過去3走で2回以上連対】
サトノクラウン
inyofu 、前走の宝塚記念で並み居る強豪を撃破。国内GI初制覇を果たした。天皇賞・秋は3年連続の参戦だが、過去2年は17着→14着といずれも大敗。一方で東京では新馬戦→東京スポーツ杯2歳Sと2勝をマークしており、コース適性は示している。「いつもの休み明けに比べるとトモ(後肢)の状態がいいし、一昨年、昨年は思うような結果が出ていませんが、この距離は守備範囲」と森一誠調教助手。
年内で引退が決まったキタサンブラックを筆頭にGI馬8頭が集結。
例年以上に豪華なメンバーが揃った今年の天皇賞(秋)
先週の菊花賞は雨に煙る不良馬場で行われたが、 週間予報では府中の杜の古馬最高峰レースは澄み切った秋空の下、良馬場で行われる可能性が高いだろう。
注目馬や予想は週末の予想まとめで公開予定だ。

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