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夏真っ盛り!【2014年】七夕賞&プロキオンステークスレース結果まとめ

蒸し暑さが残る福島と中京に2つの重賞が行われた。七夕賞&プロキオンステークスのレース結果をまとめてみた。
競走馬

第50回七夕賞はメイショウナルトが優勝

inyofu 7月13日、福島競馬場で開催された第11R・七夕賞(GIII、芝2000m)は、好スタートからハナを奪った5番人気メイショウナルト(セン6、栗東・武田)が、直線に入っても後続をおさえきり、小倉記念以来の重賞2勝目を飾った。勝ちタイムは1分58秒7(良)。鞍上は田辺騎手。1馬身3/4差の2着には10番人気ニューダイナスティ、3着には1番人気マイネルラクリマが入っている。
スタート後の直線で最内のミキノバンジョーの前に入って先手争いを制すと、あとはマイペースで気分よく逃げるメイショウナルトのリードは直線を向いても一向に縮まらない。レースレコードで鮮やかな逃げ切りVだった。

鞍上の田辺騎手は地元・福島での重賞初V

inyofu 最近の競馬はやめてしまうというか、気を抜いてしまうところがありましたので、今日はのびのびと走らせたいと思っていました。これという逃げ馬がいなかったので、逃げようと調教師とは話をしていました。スタートを上手に出てくれて、あとは自分でレースを作っていこうと思いました。スローに落とそうとはしませんでしたが、淡々とした流れで馬の気分を損ねないようにしました。直線では反応がよかったですし、後ろもついてこなかったので、いけると思いました。昨年の小倉記念ではすごい時計で勝っていますから、力があります。この夏もがんばって欲しいです」

武田調教師苦笑い

inyofu 近4走は2桁着順と大敗続き。突然の復活走に、武田師は「常々競馬は難しいと思うが、特にこの馬は分からん」と苦笑いを浮かべた。レースを途中でやめてしまう悪癖に加え最近は掛かる面も出てきていたが、師は「特に変わったことをしたわけではないが、きょうは落ち着いていた。走る時は強いんだよな。馬にありがとうと言うしかない」とただただ愛馬を称えた。

10番人気ニューダイナスティ最内で2着

inyofu 10番人気のニューダイナスティが2着に飛び込んだ。中団追走から直線で最内を突いてマイネルラクリマを3/4馬身かわしてのゴール。初コンビの吉田豊は「前に行く馬が多くて、いい位置を取れなかったが、最後は内をうまくさばけた。ヨーイドンの競馬ではきついが、こういう(持久力勝負の)競馬なら力を出せる」と振り返った。中央場所の3戦連続2桁着順から小回り舞台に替わって息を吹き返した。
4カ月ぶりとはいえ仕上がりは良く、道中は中団のインをロスなく運ぶ。最後の直線は内ラチ沿いから末脚を伸ばして、大健闘の2着。オープン初連対を果たした。

連覇目指した1番人気マイネルラクリマは3着

inyofu 1番人気でトップハンデタイのマイネルラクリマは3着。史上2頭目の連覇はならなかった。道中は無理なく4番手を追走。4コーナーの手応え以上に直線で追われるとしっかりと反応。馬場の真ん中を伸びたが、最後は58キロが響いた感じで、2着馬にかわされた。 「スムーズにこの馬の競馬はできた。直線も伸びているが、最後は他の(ハンデが)軽い馬たちとの差が出た感じ。仕方ないですね」と柴田大騎手は悔しさをにじませていた。
得意の4コーナーまくりが決まらずに3着止まり。トップハンデ58キロが響いて、2頭目となる七夕賞連覇はならなかった。

その他着順&騎手コメント

inyofu ◆内田騎手(ダコール4着) 「ノメりながら走っていた。パンパンの良馬場の方がいい」
◆田中勝騎手(ミキノバンジョー5着) 「道中はいい感じで(2番手を)走れていたし、最後もがんばっている」
◆川田騎手(ラブリーデイ6着) 「理想的な競馬はできたと思うが、こういう(雨で湿った)馬場も影響したみたいですね。57キロというのもかわいそうでした」
◆柴田善騎手(ヴィクトリースター7着) 「馬場を気にしながら走っていて、ハミを取らなかった」
◆武士沢騎手(コスモバルバラ8着) 「牡馬相手のこのメンバーでがんばっている」
◆北村宏騎手(ダイワファルコン9着) 「歩様は良かったし、ロスなく理想的に運べた。ただ、追い出して少し反抗していた」
◆石神騎手(イケドラゴン10着) 「障害練習の効果で前向きな気持ちが戻っていた」
inyofu ◆杉原騎手(グランデスバル11着) 「押っつけ通しで、二千だと忙しい」
◆畑端騎手(オートドラゴン12着) 「3コーナーでモタモタしていた」
◆大野騎手(マデイラ13着) 「もう少し前に行きたかったが、ノメッて進まなかった」
◆石橋騎手(ロードオブザリング14着) 「上がって行きたいときに、動けなかった」
◆橋田調教師(アドマイヤブルー15着) 「ブリンカーを着けたが、(ハナへ)行き切れなかった」
◆エスポジート騎手(セイカプレスト16着) 「(ゴール手前で)故障してしまった」

第19回プロキオンステークスはベストウォーリアが優勝

inyofu 中京11Rのプロキオンステークス(3歳以上GIII・ダート1400m)は、1番人気ベストウォーリア(戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分22秒6。クビ差の2着に2番人気キョウワダッフィーが、1馬身1/4差の3着に10番人気ガンジスがそれぞれ入線。ベストウォーリアは栗東・石坂正厩舎の4歳牡馬で、父Majestic Warrior、母Flirtatious Miss(母の父Mr. Greeley)。通算成績は13戦6勝となった。
出遅れたコーリンベリーが、果敢に先頭を奪いリードしたまま直線を迎える。1番人気のベストウォーリアは後方集団とともに馬場のやや外目でレースを進めた。まず抜け出したのは、キョウワダッフィー。コーリンベリーなどをかわしてジワジワと先頭に立ってゴールを目指す。しかし大外から、後方で脚をためていたベストウォーリアがグングン加速し差しにかかった。大接戦の末、ゴール寸前でベストウォーリアの差しが決まった。昨年のユニコーンSに続き、重賞2勝目。

まだまだ成長する 戸崎騎手コメント

inyofu 「道中はあまり内に入れたくなかったです。もう少しペースが上がるかと思いましたが、流れが早めに落ち着きました。でも、最初しっかり折り合いがついたのでリズムよく運ぶことができました。直線は内が開きそうになかったので、あえて外に出しましたが、よくがんばってくれました。この馬は使う度に成長していますし、まだまだ伸びしろがありそうです」

2番人気 キョウワダッフィーは2着

inyofu  重賞初挑戦のキョウワダッフィーは2着。道中は好位のインを追走して折り合いに専念。コーナーワークで外に持ち出しシャープに伸びるも、勝ち馬に首差かわされた。福永は「ある程度、前に出して行ったが。アレで勝てないか」と悔しそうな表情で回顧。ロスのない立ち回りで能力を存分に引き出した。「久々でコーナーワークに戸惑っていたが、最後はいい脚を使っていた。左回りも問題なくこなせた」と話した。
2番人気のキョウワダッフィーは中団から理想的な馬群のさばきを披露し、一度先頭に躍り出たが、最後はクビ差屈して2着に敗れた。

休養明けの3着 ガンジス

inyofu 休養明けのガンジスは3着と地力の高さを示した。内枠から先行勢を見るように出たなりのインを追走。スムーズな立ち回りで、直線も馬群を縫うように内をスルスルと伸びた。「リフレッシュ効果もあって行きっぷりが良かった」と国分優。「今回はブリンカーを外したが、自分から走るのを止めていなかった。最後も手応えが良かったです」と懸命の走りを称えていた。
5カ月の休養明けで10番人気の低評価だったガンジスは、ゲートからロスなく好位の内を立ち回ってしぶとく3着と好走した。

その他着順&騎手コメント

inyofu ▼4着ノーザンリバー(蛯名)最後は斤量の差が出た。(勝ち馬と)同斤量だったらもっとやれた。
▼5着サクラレグナム(幸)4コーナーまで持ったままの手応えだったが…。
▼6着ゴールスキー(浜中)砂ではスムーズに運べたが、最初の芝の部分で加速が付かなかった。
▼7着ワイドバッハ(武豊)馬がイライラしていて、行きっぷりが悪かった。
▼8着シルクフォーチュン(藤岡康)テンから力みがあって、最後は伸び切れなかった。
▼9着コーリンベリー(松山)ゲートの中でうるささを見せて、スムーズに出なかった。
inyofu ▼10着キョウエイアシュラ(川須)リズム良く運べたが相手が強かった。
▼11着ダノンカモン(パートン)道中はズブさがあり、直線も挟まれてブレーキがかかった。
▼12着パドトロワ (和田)一生懸命に走り過ぎ。もう少し息を抜いて走れれば。
▼13着サマリーズ(酒井)無理せずジワーッと運んだ。距離が長かった。
▼14着アドマイヤロイヤル(小牧)3角から頭を上げてハミが掛からなかった。
▼15着マーチャンテイマー(高倉)コーナーから外に張って競馬ができなかった。

アンカツの感想


ベストウォーリアは、この後は夏休みに入って秋に備える。中京が舞台のチャンピオンズCも視野に入る。メイショウナルトの次走は連覇がかかる小倉記念が有力。日本列島の梅雨明けはもうじき、いよいよ本格的な夏競馬が始まる。

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