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荒れるレースとしても名高いハンデ重賞!!【第53回福島記念】

2017年11月12日(日)に福島競馬場で行われる芝2000mのGIIIレース【第53回福島記念】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【福島記念】歴史

inyofu 1965年に創設された4歳(現3歳)以上・ハンデキャップの重賞競走で、新潟競馬場・芝2000m(外回り)で行われた1995、1996年および2011年を除き、第1回から福島競馬場・芝2000mで行われている。創設当初は夏の福島競馬の名物重賞として親しまれていたが、その後幾度か開催時期を変更されたのち、1974年から11月に移設され、福島開催における1年間のフィナーレを飾るレースとして定着している。

コースの特徴

inyofu 福島・芝2000m

4コーナーの奥にあるポケット(引き込み線)からスタート。スタート直後が緩やかな下りで、その後に上り坂がある。スタート地点から1コーナーまでの距離は約500mと長い。決勝線を過ぎたあたりから1コーナー、2コーナーにかけて緩やかに下っていき、向正面には約100mの上り坂がある。3コーナーから4コーナーにかけては平坦で、最後の直線は292m(Aコース使用時)。ゴール前には上り坂がある。前半の流れが速くなる傾向が強く、淀みのない流れで長く脚を使い続けることが要求される。スピードを持続する能力に優れた馬が好走しやすいコースだ。

2016年【第52回福島記念】

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昨年の同レースでは、武士沢騎手騎乗の7番人気マルターズアポジー(堀井厩舎、父ゴスホークケン)が逃げ切って優勝、重賞初制覇を飾った。

【福島記念】レース傾向

inyofu 前走の距離に注目

過去10年の出走馬の前走の距離別成績を調べると、好走率で一歩抜けたトップの数値をマークしているのが「芝1600m」組。3着内率では、福島記念と同距離となる「芝2000m」組が2番手となっている。また、2010年以降の過去7年では「芝1600m」組が4勝、「芝2000m」組が3勝と、この2組からしか優勝馬が出ていない。
inyofu 3、4歳馬が優勢

過去10年の年齢別成績をまとめると、「3歳」と「4歳」が連対率で20%以上、3着内率で30%以上を記録している。その他では「7歳」が不振傾向にあるものの、「5歳」・「6歳」・「8歳以上」の各組の間には3着内率で大きな差は見られない。「3歳」と「4歳」が優勢であることは、覚えておいても損はないだろう。
inyofu 近走の重賞実績が重要

過去10年の出走馬について、過去4走以内における重賞での最高着順別に成績を調べると、「1着」~「3着」と「過去4走で重賞不出走」の計4組が、3着内率で20%を超えている。近走で重賞に出走して上位争いに加わっている実績は重要視すべきだろう。ただし、「1着」組から優勝馬が出ていない点は、気になるデータと言える。また、過去4走で重賞に出走していないことが割引材料にはならないことも、合わせて覚えておいた方がよさそうだ。
inyofu 前走で下位人気だった馬が連勝中

2006年以降に福島競馬場で行われた過去10回の優勝馬10頭は、全て前走で「7番人気以下」だった。今年も前走で下位人気だった馬が勝利を収めるのか、注目したい。
過去のレース傾向では、【前走芝1600m】【3,4歳】【過去4走以内における重賞での最高着順1~3着以内】【前走で7番人気以下】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第53回福島記念】登録馬

inyofu ツクバアズマオー
マイネルミラノ
フルーキー
ウインブライト
ヒストリカル

サンマルティン
ベルーフ
スズカデヴィアス
マサハヤドリーム
ジョルジュサンク

ブラックバゴ
マイネルスフェーン
フェルメッツァ
プリメラアスール
ケイティープライド

ショウナンバッハ

以下、除外対象馬

マイネルディーン
プロレタリアト
エクセレントミスズ
フルゲート16頭に対して今年は19頭が登録されている。現時点では3頭が除外対象となっている。

【第53回福島記念】予想オッズ

inyofu 1 サンマルティン 2.6
2 ウインブライト 4.9
3 マイネルミラノ 5.4
4 ツクバアズマオー 8.7
5 スズカデヴィアス 9.7
6 フェルメッツァ 11.9
7 ジョルジュサンク 14.8
8 フルーキー 18.7
9 ブラックバゴ 34.4
10 ベルーフ 39.7
11 ヒストリカル 40.6
12 ケイティープライド 56.4
13 プリメラアスール 69.9
14 ショウナンバッハ 89.9
15 マイネルスフェーン 91.2
16 マサハヤドリーム 113.5
17 エクセレントミスズ 157.0
18 マイネルディーン 253.1
19 プロレタリアト 492.7
現時点(水曜)での予想オッズでは、サンマルティンが1番人気となっている。

【第53回福島記念】有力馬は!?

【過去4走以内における重賞での最高着順1~3着以内】
サンマルティン
inyofu サンマルティン(セ5、美浦・国枝栄厩舎)は夏の小倉記念でハナ差の2着。勝ったタツゴウゲキは斤量が2キロ軽かった上、続く新潟記念も制していることを考えると、能力の高さは十分に見せたと言っていいだろう。ここで重賞初制覇を決められるか。気性面に課題がある馬なので、引き続き戸崎圭太騎手が騎乗する点も心強い。

【前走で7番人気以下】
マイネルミラノ
inyofu マイネルミラノ(美浦・相沢郁厩舎、牡7歳)は、芝2000メートル重賞の常連。福島芝2000メートルは今春、福島民報杯を57.5キロで勝っている。その後の3走は精彩を欠く走りだったが、前走の産経賞オールカマーで小差4着に逃げ粘って復調をアピール。トップハンデの58キロでも、前でスムーズにレースができれば怖い存在だ。

【3,4歳】【過去4走以内における重賞での最高着順1~3着以内】【前走で7番人気以下】
ウインブライト
inyofu 秋初戦の毎日王冠で10着。初の年長馬相手で完膚なきまでに叩きのめされたが、休み明けで仕上がり途上だったことを考えれば、上積みは大きいはずだ。1日の美浦Wコースでの1週前追い切りでは、6ハロン83秒2-12秒5と長めからハードトレを敢行。ハンデ54キロも妥当なところだろう。過去10年で3歳馬は3勝と上々の成績。コーナー4つの中距離戦なら、古馬陣を一蹴するシーンもある。


エリザベス女王杯の直前に福島競馬場で発走となる福島記念は荒れる重賞としても名高いハンデ重賞。
今年も久々の勝利を狙う古豪に初重賞制覇を狙う新興勢力がぶつかり合い大混戦模様だ
秋の福島で繰り広げられる1戦からは目を離すことができないだろう。

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