TOP > レース > 来季のクラシック戦線へ!!素質馬が集う出世レース【第22回東京スポーツ杯2歳ステークス】
レース

来季のクラシック戦線へ!!素質馬が集う出世レース【第22回東京スポーツ杯2歳ステークス】

2017年11月18日(土)に東京競馬場で行われる芝1800mのGIIIレース【第22回東京スポーツ杯2歳ステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【東京スポーツ杯2歳ステークス】歴史

inyofu 1966年に創設された3歳(現2歳)のオープン特別『東京3歳ステークス』が本競走の前身で、当初は東京競馬場・芝1400mで行われていた。1968年より『府中3歳ステークス』の名称となり、1984年に距離を400m延長し芝1800mに改められてからは、翌年のクラシック路線に向けた3歳(現2歳)馬の距離適性を占うレースとして定着している。
inyofu その後、1996年に3歳(現2歳)重賞競走の整備が図られたことに伴い、本競走は重賞(GⅢ)に格上げされた。また、1997年に『東京スポーツ杯3歳ステークス』へ改称されたのち、2001年には馬齢表示の国際基準への変更に伴い、現名称の『東京スポーツ杯2歳ステークス』へと改められた。

コースの特徴

inyofu 東京・芝1800m

2コーナーに向かって斜めにスタートするレイアウト。2コーナーまでの距離が短いため、外めを通らされると不利になる。向正面半ばに上りがあり、そこから3コーナーにかけては下り。直線は525.9m。直線に向いてすぐに約160mの上り(高低差2.0m)があり、その後300mはほぼ平坦。前半はゆったりと流れ、上がり勝負になることが多い。最初の2コーナーでうまく流れに乗れる器用さがあって、直線に末脚を温存できるタイプが好走しやすい。芝1800mはGⅠレースが行われない距離で独特の適性が要求されるため、器用に立ち回れる“1800m巧者”が実績馬を負かすケースも多い。

2016年【第21回東京スポーツ杯2歳ステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、柴田善騎手騎乗の2番人気ブレスジャーニー(本間厩舎、父バトルプラン)が激戦を制して優勝

【東京スポーツ杯2歳ステークス】レース傾向

inyofu 前走を勝っていた馬が中心

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走の着順が「1着」だった。まずは前走を勝っていた馬に注目すべきだろう。一方、前走の着順が「5着以下」だった馬は3着以内に入っていない。前走で「5着以下」に敗れていた馬は評価を下げた方がよさそうだ。
inyofu 好走馬の大半は前走で上位人気に推されていた

過去10年の3着以内馬30頭中28頭は、前走の単勝人気が「3番人気以内」だった。一方、「4番人気以下」だった馬は連対例がなく、3着内率も3.7%にとどまっている。前走の内容を比較する際は、着順だけでなく単勝人気も重視したい。
inyofu 差し馬が優勢

前走の4コーナーの通過順別に成績を調べると、前走の4コーナーを「先頭」で通過していた16頭は全て4着以下に敗れている。逃げ馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu キャリア2戦以内の馬が好成績

過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、通算出走回数が「2戦以内」だった。一方、「3戦以上」だった馬は3着内率9.4%と苦戦している。レース経験が豊富な馬よりも、少ないキャリアで駒を進めてきた馬に注目したい。
過去のレース傾向では、【前走1着】【前走3番人気以内】【差し馬】【キャリア2戦以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第22回東京スポーツ杯2歳ステークス】登録馬

inyofu コスモイグナーツ
ワグネリアン
カフジバンガード
ケワロス
ゴールドギア

シャルルマーニュ
スーサンドン
ノーブルアース
ルーカス
フルゲート18頭に対して今年は9頭が登録されている。現時点ではノーブルアース、スーサンドンが回避予定となっている。

【第22回東京スポーツ杯2歳ステークス】予想オッズ

inyofu 1 ワグネリアン 1.8
2 ルーカス 2.6
3 シャルルマーニュ 6.6
4 コスモイグナーツ 11.7
5 ゴールドギア 11.8
6 カフジバンガード 27.9
7 ノーブルアース 29.4
8 スーサンドン 60.2
9 ケワロス 192.8
現時点(水曜)での予想オッズでは、ワグネリアン&ルーカスに人気が集中している。

【第22回東京スポーツ杯2歳ステークス】有力馬は!?

【前走1着】【前走3番人気以内】【差し馬】【キャリア2戦以内】
ワグネリアン
inyofu ワグネリアン(牡2、栗東・友道康夫厩舎)は新馬戦で改修後の中京芝コースにおいて、古馬も含めて最速となる上がり32秒6をマーク。続く野路菊Sでも重馬場をものともせずに突き抜け、2馬身半差で完勝した。現時点では世代トップクラスのパフォーマンスを見せており、ここもあっさり突破できるかが注目される。

【前走1着】【前走3番人気以内】【差し馬】【キャリア2戦以内】
ルーカス
inyofu GIを6勝したモーリスの全弟。8月の札幌新馬戦(芝1800メートル)では、仕上がり途上にもかかわらず、直線で力強く抜け出して快勝した。その後は成長を促しながら、この東京開催を目標に調整。9日の1週前追い切りは美浦Wコースで6ハロン82秒9-13秒1を楽にマークしている。休み明けで初の当日輸送、初の左回りになるが、初戦の内容を見る限り、兄のように折り合いが難しいタイプでもなく、特に問題はないだろう。

【前走1着】
コスモイグナーツ
inyofu コスモイグナーツ(美浦・高橋祥泰厩舎、牡)は前走のアイビーSでハナ差の逃げ切り勝ち。道悪が上手なことが幸いした印象だ。現状は切れ味勝負だと厳しい面もあり、強引にでも先行した方が持ち味を発揮できるだろう。中間も休まず順調に乗り込んでおり、好調をキープ。ひと雨降れば前走の再現も可能だ。


過去の勝ち馬にはサトノクラウン・イスラボニータが名を連ねる出世レース。
朝日杯フューチュリティSやホープフルSといった年末のビッグレースはもちろん、 翌春の3歳クラシック戦線を展望するうえで将来性の高い馬も揃い注目。本当に見逃せない一戦だ。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line