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GI馬7頭が名を連ねるダート頂上決戦!!【第18回チャンピオンズカップ】

2017年12月3日(日)に中京競馬場で行われるダート1800mのGIレース【第18回チャンピオンズカップ】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【チャンピオンズカップ】歴史

inyofu 1981年に芝2400mの国際招待競走『ジャパンカップ』が誕生したが、ダート競走においては、1995年に中央競馬・地方競馬相互間の交流が飛躍的に拡大され、ダートグレード競走で活躍した馬がドバイやアメリカのダート競走に挑戦するようになった。これにより、ダート競走においても『ジャパンカップ』と並ぶ国際競走を開催しようという機運が高まり、2000年にわが国初のダートの国際招待競走『ジャパンカップダート』が創設された。
inyofu その後、2014年に日本調教馬を中心としたダート最高峰の競走としての位置付けを明確にする観点から国際競走としたうえで、中京競馬場・ダート1800mを舞台に定量で行われる『チャンピオンズカップ』へリニューアルされた。

コースの特徴

inyofu 中京・ダート1800m

ホームストレッチの上り坂の途中からスタートして、1コーナーまでの距離は約300m。2コーナー半ばから向正面の半ばまで緩やかに上り、その後は4コーナー過ぎまで緩やかに下る。直線は410.7mで、直線に向いてすぐに高低差約1.8mの急坂を約160m走ることになる。JRAのダート1800mのコースの中では、直線距離が最も長い。加えて起伏もあるタフなコースで、スタミナとパワーの両方が要求される。

2016年【第17回チャンピオンズカップ】

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昨年の同レースでは、大野騎手騎乗の6番人気サウンドトゥルー(高木厩舎、父フレンチデピュティ)がゴール前で差し切って優勝した。

【チャンピオンズカップ】レース傾向

inyofu 前走のレースに注目

まず、過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、3着以内馬の大半は前走で「JBCクラシック」・「みやこS」・「武蔵野S」のいずれかに出走していた。そしてその中でも、「JBCクラシック」組の好走率が高い。前記の3レース以外では、地方競馬で行われる「JBCレディスクラシック」・「マイルチャンピオンシップ南部杯」組から優勝馬が出ている。また、中京競馬場で行われた過去3年の優勝馬は、いずれも前走でJBC競走に出走していた。今年も出走各馬の臨戦過程に注目するのも面白いだろう。
inyofu 近走での単勝人気をチェック

過去10年の出走馬について、過去3走の国内のレースでの最低単勝人気別に成績をまとめると、優勝馬10頭は最低単勝人気が「1~5番人気」だった。中でも、「2番人気」組が連対率で30%に達するなど、好走率で一歩リードしている。その一方で、3着内率では「6~9番人気」組でも16.1%となっており、近走での最低単勝人気が「6~9番人気」だった馬でも好走する余地は十分にあるようだ。
inyofu 近走でダート中距離への出走経験が重要

過去10年の出走馬について、過去3走でのダート1800m以上のレースへの出走回数別に成績をまとめると、連対馬20頭中14頭は過去3走でダート1800m以上のレースに2回以上出走していた。それに対し、過去3走でダート1800m以上のレースに出走していなかった馬は3着内率が5.9%にとどまっている。近走でダート1800m以上のレースに出走している経験が、チャンピオンズCで生かされる傾向にある、と言えるだろう。
inyofu 直近の重賞での成績に目を光らせろ

過去10年の出走馬について、過去4走以内のGⅠ・JpnⅠを除く直近の重賞での着順別に成績を調べると、勝率で上位となっているのは「1着」と「過去4走全てGⅠ・JpnⅠ」の2組となっている。GⅠ・JpnⅠを除いた直近の重賞で勝っているか、近走でGⅠ・JpnⅠに出走し続けていた馬が優勝するケースが多いようだ。また、この2組に加えて「3着」・「4着」組が3着内率で20%を超えていることからも、該当レースで上位争いに加わっていた馬には、マークが必要だろう。
inyofu 過去3走の単勝人気と着順に注目

2009年以降の優勝馬8頭について過去3走の単勝人気と着順を調べると、過去3走で海外のレースを除き、単勝人気順を2つ以上下回る着順に敗れたことがある馬はいなかった。勝ち馬を検討する際は、近走の着順が単勝人気を大きく下回っていなかった馬に注目したい。
過去のレース傾向では、【前走JBCクラシックorみやこor武蔵野S】【過去3走の最低単勝2番人気】【過去3走1800m以上のレースに2回以上出走】【過去4走以内のGI・JpnIを除く直近の重賞で1着or過去4走全てGI・JpnI】【過去3走の単勝人気を2つ下回らない着順】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第18回チャンピオンズカップ】登録馬

inyofu 優先出走馬

テイエムジンソク

賞金上位馬

コパノリッキー
サウンドトゥルー
アウォーディー
アポロケンタッキー
ケイティブレイブ

ゴールドドリーム
ロンドンタウン
ノンコノユメ
ミツバ
モルトベーネ

キングズガード
カフジテイク
グレンツェント
ローズプリンスダム
メイショウスミトモ

以下、除外対象馬

サンライズノヴァ
メイショウウタゲ
サンライズソア
アスカノロマン
トップディーヴォ

ピオネロ
スリータイタン
フルゲート16頭に対して今年は23頭が登録されている。現時点では上記7頭が除外対象となっている。

【第18回チャンピオンズカップ】予想オッズ

inyofu 1 テイエムジンソク 3.6
2 サウンドトゥルー 3.7
3 アウォーディー 6.0
4 ケイティブレイブ 8.8
5 ロンドンタウン 10.2
6 カフジテイク 13.1
7 ノンコノユメ 15.2
8 キングズガード 18.5
9 グレンツェント 22.6
10 アポロケンタッキー 23.0
11 コパノリッキー 23.6
12 サンライズソア 38.0
13 ゴールドドリーム 48.1
14 ミツバ 68.5
15 サンライズノヴァ 115.6
16 ローズプリンスダム 147.0
17 アスカノロマン 158.2
18 モルトベーネ 216.5
19 メイショウスミトモ 270.6
20 メイショウウタゲ 458.0
21 トップディーヴォ 491.1
22 ピオネロ 553.9
23 スリータイタン 1035.5
現時点(水曜)での予想オッズでは、テイエムジンソクとサウンドトゥルーがほぼ横並びで人気を分け合っている。

【第18回チャンピオンズカップ】有力馬は!?

【前走JBCクラシックorみやこor武蔵野S】【過去3走1800m以上のレースに2回以上出走】【過去3走の単勝人気を2つ下回らない着順】
サウンドトゥルー
inyofu サウンドトゥルー(セ7、美浦・高木登厩舎)は昨年の覇者で、今年はJBCクラシックで3つ目のGIタイトルを獲得した。まもなく8歳を迎えるものの、衰えは全く見られず、1800m以上の距離に限れば2015年夏から掲示板を外していない。特に中京は相性が良く、今年も確実に追い込んでくると見ていいだろう。

【前走JBCクラシックorみやこor武蔵野S】【過去3走の最低単勝2番人気】【過去4走以内のGI・JpnIを除く直近の重賞で1着or過去4走全てGI・JpnI】【過去3走の単勝人気を2つ下回らない着順】
テイエムジンソク
inyofu 今年5月に1600万下・東大路Sを4馬身差で圧勝すると、その後はオープン・大沼Sでも4馬身差、同マリーンSで5馬身差と目の覚めるような3連勝。厳しいマークにあったエルムSこそ2着に敗れたが、1分40秒9の日本レコード決着の中、重賞初挑戦でも力は十分示した。逃げて良し、控えて良しのレース巧者。持ち前のスピードを存分に発揮できれば、GI初挑戦でも好勝負は必至だ。

【前走JBCクラシックorみやこor武蔵野S】【過去3走1800m以上のレースに2回以上出走】【過去3走の単勝人気を2つ下回らない着順】
ケイティブレイブ
inyofu 今年の帝王賞でサウンドトゥルー(4着)を破ってGI初制覇。それまでは早め先頭からの押し切りが勝ちパターンだったが、スタートで遅れたとはいえ、後方一気の差し切り勝ち。戦法に幅が出たことは大きい。ダート1800メートルは【2・3・3・0】と堅実。中京ダート1800メートルは未経験だが、同じ左回りのレパードSで2着があり、問題はないだろう。


ジャパンカップダートの名称だった時代を含めた過去10年を見ても
ヴァーミリアン(GI9勝)カネヒキリ(7勝)エスポワールシチー(9勝)トランセンド(4勝)、ホッコータルマエ(10勝)
などが優勝馬としてその名を刻む、ダート界の頂点を決めるにふさわしい一戦だ。
今年はコパノリッキーやサウンドトゥルーをはじめG1馬7頭が名を連ね、
更には初GI制覇を狙うテイエムジンソクなどの実力馬のぶつかり合いはまさに大混戦模様。
果たして今年のダート王者に君臨するのはどの馬となるのだろうか。

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