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来年のクラシックを見据えた出世レース!!【第69回阪神ジュベナイルフィリーズ】

2017年12月10日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600mのGIレース【第69回阪神ジュベナイルフィリーズ】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【阪神ジュベナイルフィリーズ】歴史

inyofu 1949年に関西地区の3歳(現2歳)チャンピオン決定戦として「阪神3歳ステークス」が創設され、当初は阪神競馬場・芝1200mで行われていたが、1960年に芝1400mに延長され、1962年以降は芝1600mで行われている。その後、1991年に3歳(現2歳)牝馬限定に変更され、レース名も「阪神3歳牝馬ステークス」に改称、牝馬の3歳(現2歳)チャンピオン決定戦として生まれ変わった。
inyofu なお、馬齢表示の国際基準への変更に伴い、2001年に競走名が「阪神ジュベナイルフィリーズ」に改称された。 競走名のジュベナイル(Juvenile)とは、英語で「少年」「少女」という意味。フィリー(Filly)は牝馬、特に4歳までの牝馬のことをいい、この言葉には社交界にデビューする少女(女性)という意味も含まれている。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝1600m(外回り)

スタート後、外回りコースに入ってから3コーナー手前まで上り。4コーナーから緩やかな下りで、直線に向いてからも半ば(残り190m付近)まで下っていく。直線距離は473.6m(Aコース使用時)。ゴール前に急な上り(高低差1.8m)がある。前半に負荷がかかりやすい構造で、道中は脚をため、直線でスピードを発揮する馬が基本的に有利。ただし、極端にスローなペースになれば逃げ馬が有利となる。開催前半で芝の状態が良好なときは、インを回る能力や先行力が重要になりやすい。

2016年【第68阪神ジュベナイルフィリーズ】

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昨年の同レースでは、ルメール騎手騎乗の1番人気ソウルスターリング(藤沢和厩舎、父フランケル)が直線受け出して優勝、無傷の3連勝でGI初制覇を飾った

【阪神ジュベナイルフィリーズ】レース傾向

inyofu 4着以下に敗れたことのない馬が優勢

過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、JRAのレースで「4着以下」に敗れた経験がない馬だった。一方、この経験があった馬は3着内率3.8%と苦戦している。既に「4着以下」に敗れた経験がある馬は評価を下げたい。
inyofu 距離適性がポイント

過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、JRAの1600m以上のレースで優勝経験がある馬だった。一方、優勝経験がなかった馬は3着内率6.1%と苦戦している。今回と同じか、今回より長い距離のレースを勝ち切った経験がある馬に注目したいところだ。
inyofu 「関東馬」や東京・中山で好走経験がある馬は堅実

過去10年の出走馬の所属別成績を調べると、美浦所属の関東馬が3着内率25.0%と比較的優秀な成績をマークしている。ちなみに、2008年以降の過去9年に限ると〔4・5・5・34〕で3着内率は29.2%となっている。阪神競馬場で行われるレースだが、「関東馬」にもぜひ注目しておきたい。
inyofu 重賞での実績と前走の勝ちっぷりに注目

過去10年の3着以内馬30頭中16頭は、「JRAの1400m以上の重賞」において3着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率33.3%と好走率も高い。既に1600m前後の重賞で優勝争いに絡んだことがある馬は高く評価すべきだろう。
inyofu 2004年以降キャリア4戦以上の馬は優勝例なし

過去10年の優勝馬10頭は、いずれも通算出走回数が3戦以内だった。ちなみに、キャリア4戦以上だったにもかかわらず優勝を果たしたのは、2003年のヤマニンシュクル(4戦)が最後である。また、この10頭はJRAのレースで「4着以下」に敗れた経験がなかった点、「JRAの1600m以上のレース」で優勝経験があった点も共通している。
過去のレース傾向では、【4着以下がない】【1600m以上のレースで優勝】【美浦所属】【1400m以上の重賞で3着以内】【通算出走回数が3戦以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第69回阪神ジュベナイルフィリーズ】登録馬

inyofu ロックディスタウン
ベルーガ
ラッキーライラック
コーディエライト
アマルフィコースト

レグルドール
サヤカチャン
マウレア
マドモアゼル
モルトアレグロ

リリーノーブル

以下、抽選対象馬(7/12)

グリエルマ
サウンドキアラ
スカーレットカラー
ソシアルクラブ
トーセンアンバー

トーセンブレス
ナディア
ノーブルアース
ハイヒール
モズスーパーフレア

ラスエモーショネス
ラテュロス
フルゲート18頭に対して今年は23頭が登録されている。アマルフィコーストは回避、現時点では4頭が抽選対象となっている。

【第69回阪神ジュベナイルフィリーズ】予想オッズ

inyofu 1 ロックディスタウン 2.2
2 ラッキーライラック 4.0
3 ベルーガ 5.8
4 ソシアルクラブ 10.3
5 コーディエライト 10.9
6 マウレア 12.6
7 リリーノーブル 19.0
8 サヤカチャン 30.5
9 トーセンブレス 40.3
10 サウンドキアラ 47.5
11 ラテュロス 55.1
12 モルトアレグロ 85.0
13 アマルフィコースト 108.5
14 マドモアゼル 115.9
15 ナディア 192.6
16 スカーレットカラー 203.3
17 モズスーパーフレア 211.8
18 トーセンアンバー 222.3
19 レグルドール 493.3
20 ノーブルアース 749.1
21 グリエルマ 919.4
22 ハイヒール 1123.7
23 ラスエモーショネス 1838.8
現時点(水曜)での予想オッズでは、ロックディスタウンが1番人気となっている。

【第69回阪神ジュベナイルフィリーズ】有力馬は!?

【4着以下がない】【1600m以上のレースで優勝】【美浦所属】【1400m以上の重賞で3着以内】【通算出走回数が3戦以内】
ロックディスタウン
inyofu ロックディスタウン(牝2、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)は新種牡馬オルフェーヴルの産駒で、新馬戦・札幌2歳Sと2連勝を飾っている。タイムフライヤーをはじめとした強い牡馬を破ってきており、ここでも最有力の一頭と言っていいだろう。無傷の3連勝を決めて、父に初年度からGIタイトルを届けることができるか。

【4着以下がない】【1600m以上のレースで優勝】【1400m以上の重賞で3着以内】【通算出走回数が3戦以内】
ラッキーライラック
inyofu ラッキーライラック(牝2、栗東・松永幹夫厩舎)もオルフェーヴル産駒で、こちらは新馬戦・アルテミスSと連勝中。特に前走は道中掛かりながらも勝利しており、能力はかなり高いと見ていいだろう。2012年天皇賞(春)のビートブラック以来のGI制覇がかかる石橋脩騎手にも注目したい。

【4着以下がない】【1400m以上の重賞で3着以内】【通算出走回数が3戦以内】
ベルーガ
inyofu ベルーガ(栗東・中内田充正厩舎)も無敗の重賞勝ち馬。新馬、ファンタジーSをともにメンバー最速の末脚で連勝した。1200、1400メートルで勝ってきたことに加え、父が短距離馬のキンシャサノキセキでマイルへの距離延長がポイントとなりそうだが、後方で脚をためて伸ばす競馬ぶりから対応しても不思議はない。近親にはアドマイヤムーン、ヒシアマゾンなど、底力があって距離の守備範囲も広いタイプが多い。


2015年の優勝馬メジャーエンブレムが翌年にNHKマイルC、2016年のソウルスターリングも翌年にオークス制覇と、
阪神ジュベナイルフィリーズの優勝馬はここ2年連続で翌春のGIを制しており、
将来の活躍が約束される出世レースといっていいだろう。
今年は無敗の連勝馬が多く来年の桜花賞を見据えた熱い闘いが繰り広げられそうだ。

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