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波乱傾向!?牝馬限定のハンデ重賞【第3回ターコイズステークス】

2017年12月16日(土)に中山競馬場で行われる芝1600mのGIIIレース【第3回ターコイズステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【ターコイズステークス】歴史

inyofu 本競走は、牝馬の出走機会を拡大する観点から2015年に新設された重賞競走で、中山競馬場・芝外回り1600mを舞台に牝馬限定・ハンデキャップの条件で行われる。
inyofu ターコイズ(Turquoise)は、12月の誕生石の1種。別名トルコ石。トルコでは産出されないが、トルコを通じてヨーロッパに輸入されたため、トルコ石の名がついたといわれている。色は碧青または淡緑で、その独特な色合いから「ターコイズブルー」ともよばれる。

コースの特徴

inyofu 中山・芝1600m(外回り)

1コーナー奥からスタートして、外回りの2コーナーに向かっていくレイアウト。2コーナーまでの距離が短いので、先行争いが激しくなるケースも多い。外回りに入ってからは、4コーナーまで終始下りとなり、ペースが落ちづらい。直線は310mで、直線の半ばには急勾配の上りがある。JRAの芝1600mのコースの中では、中京と共にコーナーが3回(新潟・東京・京都・阪神は2回)で、直線も短い独特のコース。路盤改修で従来より速い上がりが出るようになったとはいえ、コース形態上は上がりがかかりやすい構造と言える。外から一瞬の脚で差せる馬が好走しやすい

2016年【第2回ターコイズステークス】

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昨年の同レースでは、ルメール騎手騎乗の1番人気マジックタイム(中川厩舎、父ハーツクライ)が差し切って快勝した。

【ターコイズステークス】レース傾向

inyofu 単勝人気とオッズ別の成績をチェック

過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気馬は2勝、2番人気馬は1勝と、上位人気に支持された馬の成績はいまひとつ。それに対し、3番人気馬が3着内率50%と1、2番人気を上回っている。また、4番人気以下の馬が5勝、2着6回、3着7回と好走例が多くなっているが、7~9番人気は成績がいまひとつとなっている点は、覚えておいてもいいかもしれない。
inyofu 年齢別の成績もチェック

3歳馬の参戦が多い一戦だが、過去10年の年齢別成績を調べると、3歳で優勝したのは2頭だけだが、2着には7頭入っている。優勝馬は4歳と5歳から4頭ずつ。2着に5歳以上の馬が入っていない点が特徴的だ。
inyofu 前走の条件別成績にも特徴あり

過去10年の優勝馬10頭は、前走でGⅠ・JpnⅠか1600万下のいずれかに出走していた。前走がGⅠ・JpnⅠ以外の重賞だった馬は2着以内に入っておらず、前走がオープン特別だった馬も2着以内に入ったのは1頭だけ。今年も出走各馬の前走の条件はチェックしておいた方がいいかもしれない。
inyofu 牝馬限定戦での成績に要注目!?

過去10年のターコイズSでは、「5走前までに牝馬限定のオープンクラスのレースで7~10着に入っていた」という馬が毎年連対しており、ここ9年は該当馬が1頭だけ連対している。今年も波乱の可能性が考えられる一戦だけに、こういった傾向が当てはまる馬に注目してみる手もありそうだ。
過去のレース傾向では、【3番人気】【4歳】【前走GI、JpnI、1600万下】【5走前までに牝馬限定のOPクラスで7~10着】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第3回ターコイズステークス】登録馬

inyofu リエノテソーロ
ラビットラン
デンコウアンジュ
アスカビレン
ワンブレスアウェイ

バンゴール
オートクレール
ミスパンテール
ハローユニコーン
エテルナミノル

サザナミ
ペイシャフェリス
リーサルウェポン
フロンテアクイーン
ディープジュエリー

アッラサルーテ

以下、除外対象馬

アールブリュット
フルゲート16頭に対して今年は17頭が登録されている。現時点でアールブリュットが除外対象となっている。

【第3回ターコイズステークス】予想オッズ

inyofu 1 ラビットラン 2.3
2 フロンテアクイーン 4.2
3 ワンブレスアウェイ 6.4
4 ミスパンテール 7.7
5 リエノテソーロ 10.7
6 エテルナミノル 11.9
7 デンコウアンジュ 14.2
8 ディープジュエリー 19.6
9 アスカビレン 29.3
10 オートクレール 56.5
11 ペイシャフェリス 111.3
12 サザナミ 127.1
13 バンゴール 157.5
14 リーサルウェポン 161.8
15 アッラサルーテ 177.4
16 ハローユニコーン 206.8
17 アールブリュット 301.4
現時点(水曜)での予想オッズでは、ラビットランが1番人気となっている。

【第3回ターコイズステークス】有力馬は!?

【前走GI、JpnI、1600万下】
ラビットラン
inyofu ラビットラン(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)は直線一気の競馬で500万条件・ローズSを連勝。続く秋華賞では1枠ということもあって前目につけたが、直線でよく踏ん張って4着に入った。今回は初の中山コースとなるが、このメンバーなら力上位は明らか。キッチリと勝って、来年に向け弾みをつけたいところだ。鞍上はC.デムーロ騎手。

【4歳】【前走GI、JpnI、1600万下】【5走前までに牝馬限定のOPクラスで7~10着】
フロンテアクイーン
inyofu フロンテアクイーン(美浦・国枝栄厩舎、4歳)はクイーンC、福島牝馬Sと重賞で2着が2回ある。夏に準オープンに降級後は3戦して3、2、2着と勝てずにいるが、不利があったり、脚を余したりと力を出し切れていない。福島牝馬Sが54キロだったことを考えれば、今回のハンデ53キロは恵まれた印象。格上挑戦は形だけで、侮れない存在だ。

【前走GI、JpnI、1600万下】【5走前までに牝馬限定のOPクラスで7~10着】
ミスパンテール
inyofu ミスパンテール(栗東・昆貢厩舎、3歳)はチューリップ賞でソウルスターリングの2着。その後は桜花賞16着、オークス10着、ローズS10着と低迷したが、準オープンの前走・清水Sを制してオープンに再昇級。GIIIでハンデ53キロなら、好勝負になっていい。


2015年に重賞に昇格したターコイズSだが、それ以前はオープン特別として行われていた。
牝馬限定のハンデキャップ競走という条件は波乱の結果となることが多く、
OP特別時代を含めた過去10年で、1~3着を単勝5番人気以内の馬が占めたことは2010年の1度しかない。
今年はラビットランとリエノテソーロの3歳勢が注目を集めそうだが、
歴戦の古馬牝馬は意地を見せることができるのか?

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