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2歳マイル王決定戦!!【第69回朝日杯フューチュリティステークス】

2017年12月17日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600mのGIレース【第69回朝日杯フューチュリティステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【朝日杯フューチュリティステークス】歴史

inyofu 欧米ではクラシックレース体系の確立に伴い、1786年にイギリスのニューマーケットを皮切りに2歳馬競馬が開催されたのに対し、中央競馬では1946年秋の東京競馬場で初めて3歳(現2歳)馬競走が行われた。その後、各地の競馬場でも3歳(現2歳)馬競走が行われるようになり、1949年には関東地区における3歳(現2歳)馬のチャンピオン決定戦として「朝日杯3歳ステークス」が創設され、2013年まで中山競馬場を舞台に行われていた。
inyofu 距離については、創設時の芝1100mから1959年に芝1200mに延長され、1962年以降は現行の芝1600mに定着している。なお、2014年に本競走は競走内容のより一層の充実を図る観点から、開催場を阪神競馬場へ変更された。 なお、馬齢表示の国際基準への変更に伴い、2001年に競走名が「朝日杯フューチュリティステークス」に改称された。競走名の「フューチュリティ(Futurity)」とは、「未来」「将来」を意味する英語。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝1600m(外回り)

スタート後、外回りコースに入ってから3コーナー手前まで上り。4コーナーから緩やかな下りで、直線に向いてからも半ば(残り190m付近)まで下っていく。直線距離は473.6m(Aコース使用時)。ゴール前に急な上り(高低差1.8m)がある。前半に負荷がかかりやすい構造で、道中は脚をため、直線でスピードを発揮する馬が基本的に有利。ただし、極端にスローなペースになれば逃げ馬が有利となる。開催前半で芝の状態が良好なときは、インを回る能力や先行力が重要になりやすい。

2016年【第68回朝日杯フューチュリティステークス】

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昨年の同レースでは、四位騎手騎乗の6番人気サトノアレス(藤沢和厩舎、父ディープインパクト)がGI初制覇を飾った。

【朝日杯フューチュリティステークス】レース傾向

inyofu 単勝人気別の成績をチェック

過去10年の単勝人気別成績が調べると、2着馬と3着馬は計20頭中13頭が4番人気以下と、伏兵の台頭するケースが多い。また、単勝オッズ別に分類してみると、「1.9倍以下」に推された馬の優勝はゼロ。それでも、優勝馬10頭中9頭は単勝15倍未満の馬だ。唯一の例外は、2012年に単勝7番人気(34.5倍)で制したロゴタイプとなっている。
inyofu 前走のレース別成績に特徴あり

過去10年の前走のレース別成績をまとめてみると、京王杯2歳S、デイリー杯2歳SというGⅡから臨んで優勝したのは1頭だけ。GⅢの東京スポーツ杯2歳Sから臨んだ馬の方が良好な成績となっている。また、前走がオープン特別だった馬は3着以内に入っていない点も気になるデータだ。ちなみに、500万下から臨んで好走した馬の大半は前走が「東京の500万下」だった。「京都・阪神の500万下」から出走してきた馬は23頭いたが、全て3着以下に敗れている。
inyofu 前走1着馬が優勢

過去10年の前走の着順別成績では、やはり前走で1着だった馬が優勢。前走1着馬が9勝を挙げているのとは対照的に、前走2着馬からは優勝馬が出ていない。また、前走5着以下から巻き返して3着以内に入ったのは、2011年2着のマイネルロブストだけとなっている。
inyofu 大柄な馬のほうが優勢

過去10年の出走馬の馬体重別成績を調べてみると、優勝馬10頭中8頭は馬体重が480kg以上あり、500kg以上の馬が6勝を挙げている。しかし、2着と3着には500kg以上の馬が1頭ずつしか入っていない。予想を組み立てるときに、この分布を利用する手はあるかもしれない。
inyofu デビュー戦を1番人気で制していた馬に注目

過去10年の朝日杯フューチュリティSでは、「新馬を単勝1番人気で優勝していた」という馬が、2009年を除いて毎年連対している。そのうち、2011年1着のアルフレードと2012年1着のロゴタイプ以外の馬は、2着馬に1馬身1/4以上の着差をつけていた。また該当馬11頭中8頭は、新馬での単勝オッズが1倍台だったという点も書き添えておきたい。
inyofu 大外枠から2着以内に入った経験を持つ馬が3連勝中

阪神競馬場で行われた2014年以降、3年連続で「過去に大外枠から発走して2着以内に入った」という経験を持つ馬が優勝している。はたして今年もこの経験を持つ馬が優勝するのか、過去のレースでの馬番と着順に注目するのも面白そうだ。
過去のレース傾向では、【単勝15倍未満】【480kg以上】【前走東スポ杯】【前走1着】【新馬戦を1番人気で優勝】【過去に大外枠から発走して2着以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第69回朝日杯フューチュリティステークス】登録馬

inyofu タワーオブロンドン
カシアス
ダノンプレミアム
アサクサゲンキ
フロンティア

ステルヴィオ
ダノンスマッシュ
アイアンクロー
ファストアプローチ
ダブルシャープ

ヒシコスマー
ムスコローソ
ケイアイノーテック
ケイティクレバー
ナムラアッパレ

ニシノベースマン
ライトオンキュー イシマツ
フルゲート18頭に対して今年は18頭が登録されている。もちろん全頭出走可能だ。

【第69回朝日杯フューチュリティステークス】予想オッズ

inyofu 1 ダノンプレミアム 2.2
2 タワーオブロンドン 3.3
3 ステルヴィオ 4.2
4 ダノンスマッシュ 12.5
5 フロンティア 16.4
6 アサクサゲンキ 18.7
7 ダブルシャープ 24.4
8 カシアス 27.2
9 ケイアイノーテック 28.4
10 ファストアプローチ 44.1
11 ムスコローソ 101.7
12 ケイティクレバー 135.8
13 ヒシコスマー 148.2
14 ライトオンキュー 543.4
15 アイアンクロー 681.2
16 ナムラアッパレ 1037.3
17 イシマツ 1170.3
18 ニシノベースマン 1170.3
現時点(水曜)での予想オッズでは、ダノンプレミアムが1番人気となっている。

【第69回朝日杯フューチュリティステークス】有力馬は!?

【前走1着】【新馬戦を1番人気で優勝】
ダノンプレミアム
inyofu ダノンプレミアム(牡2、栗東・中内田充正厩舎)は新馬戦・サウジアラビアRCと無傷の2連勝を飾っている。特に6月以来の休み明けだったサウジアラビアRCは、好位から難なく抜け出してのレコード勝ちという強い内容だった。阪神外回りも新馬戦(4馬身差で圧勝)で経験済みで、3連勝でのGI制覇が期待される。

【前走1着】【過去に大外枠から発走して2着以内】
タワーオブロンドン
inyofu タワーオブロンドン(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)は札幌のクローバー賞で一度敗れているものの、京王杯2歳Sなど、それ以外のレースでは全て圧勝している。今回は初のマイル戦だが、現時点ではこなせる範囲と考えていいだろう。C.ルメール騎手をして「次のロードカナロア」と言わしめる大器、ここでGIタイトル奪取なるか。

ステルヴィオ
inyofu オープン特別勝ちを含む3戦2勝。前走のサウジアラビアロイヤルCは行きっぷりがひと息で後方から外々を回らざるを得なかったが、直線だけで前述のダノンプレミアムまで0秒3差の2着に迫っている。上がり3ハロンは最速の33秒5と、末脚の破壊力は新種牡馬の父ロードカナロア譲り。距離がもう少しあった方がいいタイプだが、ゆったり運べる阪神の外回りなら、前走同様マイルでも問題はない。逃げ、先行タイプがそろっており、ペースが速くなれば、一気に差し切るシーンもありそうだ。


中山から阪神に舞台を移して4年目。GIIだったホープフルSが今年からGIに昇格した為、
今年からは「2歳マイル王決定戦」という形になった本レース。
注目は登録馬18頭のうち唯一無敗馬のダノンプレミアム。
2戦ともに横綱相撲で、まだまだ余裕のある走りであったことを考えれば、 レース3戦目でさらに進化した姿を見せてくれるのか非常に楽しみである。

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