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今年からGIに昇格!!2歳王者決定戦【第34回ホープフルステークス】

2017年12月28日(木)に中山競馬場で行われる芝2000mのGIレース【第34回ホープフルステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【ホープフルステークス】歴史

inyofu 近年、2歳馬競走の開始時期の早期化および競走距離の多様化、特に中距離競走における競走内容の充実ぶりは顕著である。その機運を受け、2014年から2歳中距離路線の頂点に位置する競走として、従来阪神・芝2000mで行われていたGⅢの『ラジオNIKKEI杯2歳ステークス』を、皐月賞と同じコース・距離である中山・芝2000mに移し、レース名も『ホープフルステークス』に変更、格付けは前身のラジオNIKKEI杯2歳Sの競走実績を踏まえGⅡとなったが、2017年にGⅠに昇格された。
inyofu 競走名の『ホープフル(Hopeful)』とは、英語で「希望に満ちた」「望みを持つ」という意味。

コースの特徴

inyofu 中山・芝2000m(内回り)

ホームストレッチの直線入り口からスタートして、1コーナーまでは約400m。スタート直後に急勾配の上りがあり、1コーナーの途中までは緩い上りが続く。そこから向正面半ばまでが緩い下りで、3コーナー、4コーナーにかけてはほぼ平坦。最後の直線は310mだが、直線の半ばには再び急勾配の上りが待ち受ける。芝2000mのコースの中では、中京と並びタフな構造と言えるが、2014年の路盤改修後は、3コーナーからスピードに乗りやすくなった印象受ける。2度の直線の坂越えをこなすパワーがある馬の中で、3コーナーから直線でスピードを持続できる馬ほど、好走しやすいコースと言えるだろう。

2016年【第33回ホープフルステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、断然1番人気に推されたルメール騎乗のレイデオロ(藤沢和厩舎、父キングカメハメハ)が3連勝で初の重賞制覇を果たした。

【ホープフルステークス】レース傾向

inyofu キャリアと実績に注目

過去10年の出走馬の通算出走回数別成績を調べると、キャリア「1戦」の馬が3着内率36.8%と優秀な成績を収めている。デビュー戦を勝ち上がった直後の参戦となる馬は、それなりに高く評価して良さそうだ。
inyofu 前走の条件と着順がポイント

過去10年の3着以内馬30頭中9頭は、前走が「JRAの重賞」だった。該当馬は3着内率36.0%と好走率は優秀な水準に達している。まずは前走がJRAの重賞だった馬に注目したい。
inyofu 前走の“末脚”が重要

過去10年の3着以内馬30頭中、2007年1着のサブジェクトを除く29頭は、前走の上がり3ハロンタイム(推定)順位が「3位以内」だった。一方、「4位以下」だった馬は3着内率が2.7%にとどまっている。前走の内容を比較する際は、着順だけでなく“末脚”も重視すべきだろう。
inyofu 内外極端な枠が不振

中山・芝2000mで行われるようになった2014年以降の馬番別成績を調べると、3着以内馬9頭中8頭は「6~11番」の馬だった。一方で、「12~17番」の馬は3着以内に入った例がなく、「1~5番」の馬も3着内率は6.7%にとどまっている。近年の傾向からは、内外極端な枠に入った馬が苦戦する傾向にあるようだ。
inyofu ローカル場でしか優勝経験のない馬は不振

過去10年の優勝馬10頭中、2007年のサブジェクトを除く9頭は「4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた芝1600m以上のレース」で優勝経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率が15.2%にとどまっているうえ、2014年以降の過去3年は〔0・1・0・19〕(3着内率5.0%)とさらに苦戦している。ダートや短距離のレースでしか優勝経験がない馬はもちろん、ローカル場でしか勝ち星を挙げていない馬も評価を下げるべきだろう。
inyofu 近年の優勝馬は前走が芝1800m以上のレースだった馬ばかり

過去9年の優勝馬9頭は、いずれも前走が芝1800m以上のレースだった。ダートや芝1800m未満のレースから臨んでくる馬は過信禁物だ。また、この9頭は前走の上がり3ハロンタイム(推定)順位が3位以内だった点、馬番が1~10番だった点、4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた芝1600m以上のレースで優勝経験があった点も共通している。
過去のレース傾向では、【キャリア1戦】【前走JRAの重賞】【前走上がり3ハロン3位以内】【4大場芝1600m以上のレースで優勝】【前走が芝1800m以上】【6~11番】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第34回ホープフルステークス】登録馬

inyofu ジャンダルム
タイムフライヤー
サンリヴァル
ルーカス
ジュンヴァルロ

マイハートビート
ワークアンドラブ
ウォーターパルフェ
シャフトオブライト
シャルルマーニュ

ステイフーリッシュ
トライン
トーセンクリーガー
ナスノシンフォニー
ニシノベースマン

フラットレー
リュヌルージュ
ロードアクシス
フルゲート18頭に対して今年は18頭が登録されている。ニシノベースマンは千両賞に登録予定。

【第34回ホープフルステークス】予想オッズ

inyofu 1 ジャンダルム 2.9
2 タイムフライヤー 4.1
3 ルーカス 5.0
4 フラットレー 5.5
5 サンリヴァル 5.7
6 シャルルマーニュ 20.9
7 トライン 22.2
8 ステイフーリッシュ 28.8
9 ジュンヴァルロ 33.2
10 ナスノシンフォニー 42.6
11 マイハートビート 155.7
12 ウォーターパルフェ 195.0
13 ワークアンドラブ 318.9
14 シャフトオブライト 318.9
15 リュヌルージュ 467.2
16 トーセンクリーガー 648.0
17 ロードアクシス 692.7
18 ニシノベースマン 873.4
現時点(火曜)での予想オッズでは、ジャンダルムが1番人気となっている。

【第34回ホープフルステークス】有力馬は!?

【前走JRAの重賞】【前走上がり3ハロン3位以内】【4大場芝1600m以上のレースで優勝】
ジャンダルム
inyofu ジャンダルム(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)はスプリントGIを2勝した名牝ビリーヴの仔で、新馬戦・デイリー杯2歳Sと連勝中。今回は2000mへの距離延長がカギとなるが、そこをクリアできれば上位争いは必至だろう。コンビを組む武豊騎手は、ここを勝てば再びJRA平地GI全制覇にリーチがかかる。

【前走JRAの重賞】【前走上がり3ハロン3位以内】【4大場芝1600m以上のレースで優勝】【前走が芝1800m以上】
タイムフライヤー
inyofu タイムフライヤー(栗東・松田国英、牡)は、02年タニノギムレット、04年キングカメハメハでダービー2勝を誇るトレーナーが大きな期待をかける逸材だ。これまで4戦して【2・2・0・0】と連対を外していない安定感。前走の京都2歳Sは勝ち馬の決め手に屈したが、アタマ差の2着と勝ちに等しい内容だった。2勝は稍重、重でマークしたものだが、良馬場でも切れ味勝負でも問題はない。豊富なキャリアを生かして戴冠を狙う。

【前走上がり3ハロン3位以内】【4大場芝1600m以上のレースで優勝】【前走が芝1800m以上】
サンリヴァル
inyofu サンリヴァル(栗東・藤岡健一厩舎、牡)は、同舞台のオープン特別・芙蓉Sを快勝している。中山で出走経験があるのはこの馬のみで、大きな強み。祖母は1999年のオークス馬ウメノファイバーで底力も十分だ。ここを勝てば無傷の3連勝となり、クラシックの主役の座が見えてくる。


キタサンブラックが引退の花道を飾った有馬記念の興奮冷めない中、いよいよ2017年の中央競馬も最終日を迎える。
最後を締めくくるのは、今年からGIに昇格したホープフルステークス。皐月賞と同じ2000mで争われる。
昨年の優勝馬レイデオロはダービーを制しており、来春のクラシックを占ううえでも見逃せない一戦といえそうだ。

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