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新年の開幕を飾る名物競走!!【第67回中山金杯】

2018年1月6日(土)に中山競馬場で行われる芝2000mのGIIIレース【第67回日刊スポーツ賞中山金杯】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【中山金杯】歴史

inyofu 本競走は、1952年に5歳(現4歳)以上のハンデキャップの重賞競走『金杯』として創設され、当初は中山競馬場の芝2600mで行われていた。その後、1954年に負担重量が別定に変更されたが、1961年には再びハンデキャップに戻され、芝2000mに距離が短縮された。また、同年より開催時期を1月の中旬から新春最初の節に繰り上げて行われるようになった。
inyofu 開催場は幾度かの変更ののち、1980年から中山競馬場での開催に定着し、現在に至っている。その後、1996年より東西で行われる金杯を区別するため、『中山金杯』の名称となったが、本競走は『京都金杯』と並んで、中央競馬の新年の開幕を飾る名物競走として、多くのファンに親しまれている。

コースの特徴

inyofu 中山・芝2000m(内回り)

ホームストレッチの直線入り口からスタートして、1コーナーまでは約400m。スタート直後に急勾配の上りがあり、1コーナーの途中までは上りが続く。そこから向正面半ばまでが緩い下りで、3コーナー、4コーナーにかけてはほぼ平坦。最後の直線は310mだが、直線の半ばには再び急勾配の上りが待ち受ける。芝2000mのコースの中では、中京と並びタフな構造と言えるが、2014年の路盤改修後は、3コーナーからスピードに乗りやすくなった印象を受ける。2度の直線の坂越えをこなすパワーがある馬の中で、3コーナーから直線でスピードを持続できる馬ほど、好走しやすいコースと言えるだろう。

2017年【第66回中山金杯】

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昨年の同レースでは、吉田豊騎手騎乗の1番人気ツクバアズマオー(尾形充厩舎、父ステイゴールド)が直線で伸ばして優勝。

【中山金杯】レース傾向

inyofu 上位人気馬が優勢

冒頭に記したとおり、2012年以降の中山金杯では単勝10番人気以下だった馬が3着以内に入っていない。そして、過去10年を対象に単勝人気別成績を調べてみても、優勝馬は全て5番人気以内で、2着馬と3着馬はそれぞれ10頭中7頭が5番人気以内と、上位人気馬の好走が多くなっている。また、単勝オッズ別の成績をチェックすると、優勝馬は全て単勝10倍未満。10倍以上の馬は2着が4回、3着が5回となっているが、20倍以上だった馬の好走率はかなり低くなっている。
inyofu ハンデの重い馬が優勢

過去10年の負担重量別成績を分類してみると、53kg以下だった馬は3着以内がゼロ。54kgは2着が1頭だけと、ハンデの軽い馬が苦戦傾向にある。また、55kgで優勝したのも、連勝中の勢いがあったフェデラリスト(2012年)だけで、過去10年の優勝馬10頭のうち9頭は、ハンデ56kg以上の馬たちだ。その中で注目できるのは「○○.5kg」を課された馬たち。昨年は出走馬13頭のうち、これに該当する3頭が3着以内を独占するなど、好走例がとても多い。
inyofu 内枠が優勢

過去10年の馬番別成績を調べると、内寄りの馬番が好成績。優勝馬10頭のうち8頭は「1~6番」だった。真ん中寄りの馬番は2、3着が多く、13番より外の馬番はいまひとつの成績となっている。
inyofu ハンデ戦での好走歴に注目

過去10年の中山金杯では、「5走前までに、ハンデ重賞で3着以内、もしくは1600万下のハンデ戦で1着」となった経験のある馬が2015年を除いて連対している。今年もこの経験を持つ馬に注目してみるのも面白そうだ。
inyofu 単勝人気よりも1つ上の着順があった馬が3連勝中

過去3年の中山金杯では、5走前までに「単勝人気よりも1つ上の着順」となった経験を持っている馬が優勝している。今年もそういった成績を持つ馬に注目する手があるかもしれない。
過去のレース傾向では、【5番人気以内】【ハンデ56kg以上】【5走前までにハンデ重賞で3着以内】【1600万下のハンデ戦で1着】【5走前までに単勝人気よりも1つ上の着順】【1~6番】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第67回中山金杯】登録馬

inyofu デニムアンドルビー
ウインブライト
マイネルミラノ
カデナ
ブラックバゴ

ダイワキャグニー
セダブリランテス
タイセイサミット
ストレンジクォーク
ジョルジュサンク

パリカラノテガミ
フェルメッツァ
トーセンマタコイヤ
アウトライアーズ
レアリスタ

ケントオー
ショウナンマルシェ
フルゲート18頭に対して今年は17頭が登録されている。もちろん全頭出走可能だ。

【第67回中山金杯】予想オッズ

inyofu 1 セダブリランテス 2.8
2 ウインブライト 3.6
3 ダイワキャグニー 4.2
4 カデナ 7.3
5 ブラックバゴ 10.7
6 デニムアンドルビー 16.0
7 アウトライアーズ 21.6
8 レアリスタ 33.5
9 マイネルミラノ 36.2
10 ストレンジクォーク 53.3
11 トーセンマタコイヤ 53.6
12 フェルメッツァ 68.0
13 タイセイサミット 92.3
14 ショウナンマルシェ 128.6
15 ジョルジュサンク 130.0
16 ケントオー 264.6
17 パリカラノテガミ 365.8
現時点(水曜)での予想オッズでは、セダブリランテスが1番人気となっている。

【第67回中山金杯】有力馬は!?

【ハンデ56kg以上】【5走前までにハンデ重賞で3着以内】【5走前までに単勝人気よりも1つ上の着順】
ウインブライト
inyofu 3歳秋初戦の毎日王冠こそ強力メンバー相手で10着に敗れたが、続く福島記念で好位から長くいい脚を使って重賞2勝目を挙げた。中山コースはフジテレビ賞スプリングS勝ちを含め【2・1・0・1】。唯一の着外である皐月賞も18頭立て(17)番枠という不利のなか0秒5差(8着)と善戦したように、持ち前の機動力を生かせる舞台だ。

【5走前までにハンデ重賞で3着以内】【5走前までに単勝人気よりも1つ上の着順】
セダブリランテス
inyofu セダブリランテス(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)はアルゼンチン共和国杯で3着。挫石でセントライト記念を回避しての仕切り直しの一戦だった上、相手も強かったことを考えると悪くない結果と言っていいだろう。GIIIのここなら能力上位で、年明け早々に重賞勝ちを決めたいところだ。

【ハンデ56kg以上】
ダイワキャグニー
inyofu 3歳春にプリンシパルSを勝ち、ダービーでは14着に敗れた。しかし、秋初戦の毎日王冠でGI勝ちのある1、2着馬に0秒2差の4着と好走。続くキャピタルSは年長馬相手に好タイムで快勝し、夏を越しての成長を感じさせた。全4勝が左回りの東京コースで、右回りでは中山の弥生賞で9着に敗れているが、その1戦だけで評価を下げるのは禁物だ。


2018年の中央競馬は1月6日に開幕。年明け恒例の金杯は同日、東西で組まれている。
この重賞を制して今年の活躍のきっかけを掴むのは果たしてどの馬なのか?
上記3頭の明け4歳勢が人気を集めそうだが、穴でねらってみたいのが、
ブラックバゴとタイセイサミット。
また古豪は意地を見せることができるのかにも注目したいところだ。

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