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今年も波乱か!?若き牝馬たちの戦い【第34回フェアリーステークス】

2018年1月7日(日)に中山競馬場で行われる芝1600mのGIIIレース【第34回フェアリーステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【フェアリーステークス】歴史

inyofu 1984年に創設された『テレビ東京賞3歳牝馬ステークス』が本競走の前身で、1994年に現在のレース名『フェアリーステークス』に変更された。創設当初は暮れの中山競馬場・芝1600mで行われていたが、1991年に芝1200mに短縮された。さらに、2009年から1月上旬に移設のうえ、距離が1600mに戻されたことにより、1月のフェアリーS→2月のデイリー杯クイーンC→3月の桜花賞各トライアルレースという春の3歳牝馬クラシック路線が編成された。
inyofu 競走名の『フェアリー(Fairy)』とは、英語で「妖精」のことで、神話や伝説に登場する気まぐれで、人間と神の中間的な存在の総称。主に羽を持つ小さな少女の姿で表現される。

コースの特徴

inyofu 中山・芝1600m(外回り)

1コーナー奥のスタート地点からスタートして、外回りの2コーナーに向かっていくレイアウト。2コーナーまでの距離が短いので、先行争いが激しくなるケースも多い。外回りに入ってからは、4コーナーまで終始下りとなり、ペースが落ちづらい。直線は310mで、直線の半ばには急勾配の上りがある。JRAの芝1600mのコースの中では、中京と共にコーナーが3回(新潟・東京・京都・阪神は2回)で、直線も短い独特のコース。路盤改修で従来より速い上がりが出るようになったとはいえ、コース形態上は上がりがかかりやすい構造と言える。外から一瞬の脚で差せる馬が好走しやすい。

2017年【第33回フェアリーステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、丸田騎手騎乗の10番人気ライジングリーズン(奥村武厩舎、父ブラックタイド、)が差し切って重賞初勝利を飾った。

【フェアリーステークス】レース傾向

inyofu デビュー戦での着順に注目

過去9年の出走馬のデビュー戦での着順を調べてみると、好走率でトップとなっているのはデビュー戦「6~9着」組。2017年は1、2着をデビュー戦「1着」馬が占めたが、2016年にはデビュー戦「6着」のダイワドレッサーが2着、2015年はデビュー戦「6着」のノットフォーマルが勝利し、2着に同「6着」のローデッドが入るなど、「6~9着」組の活躍が目立つ。3着以内馬27頭中19頭を占める「1~3着」組も無視できないが、デビュー戦で6着以下に敗れていた馬は軽視禁物だろう。
inyofu 芝1600m以上での勝利実績が重要

過去9年の出走馬について、過去に優勝した芝のレースの最長距離別に成績をまとめると、連対馬18頭中16頭は芝1600m以上のレースで優勝経験がある馬だった。芝1600m以上のレースを優勝した実績は、少なからぬアドバンテージになっているようだ。
inyofu 芝1600m以上での単勝人気にも注目

過去9年の出走馬について、芝1600m以上のレースでの最高単勝人気別に成績を調べると、優勝馬9頭中8頭は「1、2番人気」に支持された経験を有していた。なかでも、「1番人気」の3着内率43.6%は、他の組を圧倒する数値となっている。「10番人気以下」組からは2頭の連対馬が出ているが、この2頭は2013年の1、2着馬で共に1戦1勝、デビュー戦を「10番人気」で勝ち上がっていた。芝1600m以上のレースで上位人気に支持された経験のある馬は、今年も注目してみたい。
inyofu 前走の月は要チェック

2013年以降の過去5年の出走馬について、前走の月別に成績をまとめると、優勝馬5頭はいずれも前走が「前年11月以前」のレースだった。前年の12月には2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズが行われるが、近年は前走が「前年11月以前」だった馬が勝利を手にしている。
過去のレース傾向では、【デビュー戦6~9着】【芝1600m以上のレースで優勝経験】【芝1600m以上のレースで1、2番人気】【前走が前年の11月以前】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第34回フェアリーステークス】登録馬

inyofu サヤカチャン

以下、抽選対象馬(15/17)

アントルシャ
オハナ
グランドピルエット
シスル
ジョブックコメン

ジーナスイート
スカーレットカラー
テトラドラクマ
デュッセルドルフ
トロワゼトワル

ナスノカツラ
ハトホル
フィルハーモニー
プリモシーン
ライレローズ

レッドベルローズ
レネット

以下、除外対象馬

トーセンエポナ
ハナカザリ
フルゲート16頭に対して今年は20頭が登録されている。現時点では2頭が除外対象、15頭が抽選対象となっている。

【第34回フェアリーステークス】予想オッズ

inyofu 1 レッドベルローズ 3.4
2 プリモシーン 4.2
3 サヤカチャン 4.4
4 トロワゼトワル 6.0
5 ジーナスイート 9.7
6 テトラドラクマ 11.6
7 オハナ 18.3
8 スカーレットカラー 23.4
9 デュッセルドルフ 25.6
10 グランドピルエット 33.3
11 ライレローズ 40.2
12 ジョブックコメン 72.7
13 レネット 82.8
14 アントルシャ 159.1
15 ナスノカツラ 212.1
16 フィルハーモニー 227.6
17 シスル 274.5
18 ハトホル 437.5
19 トーセンエポナ 666.7
20 ハナザカリ 682.9
現時点(水曜)での予想オッズでは、レッドベルローズが1番人気となっている。

【第34回フェアリーステークス】有力馬は!?

【芝1600m以上のレースで優勝経験】【前走が前年の11月以前】
レッドベルローズ
inyofu 新馬(東京・芝1600メートル)は、上がり最速33秒5の末脚を繰り出しての差し切り勝ち。走るディープインパクト産駒の特徴である瞬発力の持ち主だ。  前走が余力残しだったぶん、大きな上積みを加えての重賞挑戦となる。「けいこの動きはすごく良くなっている。調教駆けする馬と併せ馬をやっても食らいついてくるし、女の子でテンションが高めのぶん、根性もある。奥が深そうだし、力を出し切ってくれればチャンスはある」と鹿戸師の期待は大きい。

【芝1600m以上のレースで優勝経験】【芝1600m以上のレースで1、2番人気】【前走が前年の11月以前】
プリモシーン
inyofu プリモシーン(美浦・木村哲也厩舎)は、母がVRCオークスなど豪GI・4勝のモシーンで、大物感あふれるディープインパクト産駒。2戦目の前走は上がり3ハロン33秒2の末脚で、前述のテトラドラクマを差し切っている。中山マイルもデビュー戦2着で経験済み。3カ月の休養で心身ともに成長を遂げていれば、あっさり連勝を決めても不思議はない。

【芝1600m以上のレースで優勝経験】
サヤカチャン
inyofu  サヤカチャン(牝3、栗東・田所秀孝厩舎)はアルテミスSで13番人気ながら2着と好走。続く阪神JFでは14着に終わったが、1勝馬しかいないこのメンバーの中では力上位と言っていいだろう。このレースは関東馬が8連勝中だが、久々の関西馬Vなるか。


2009年から1月の中山1600mで行われているが、それ以降は単勝7番人気以下の馬が3着以内に12頭も入っており、
そのうち優勝馬4頭を含む8頭は10番人気以下だったように、波乱の決着も多い重賞として知られる。
桜花賞を目指す馬たちの戦いだが、キャリアの浅い1勝馬が大半を占めるメンバー構成だけに、
今年も伏兵の台頭には注意したいところだ。

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