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将来性豊かな若駒たちが集結!!【第52回シンザン記念】

2018年1月8日(祝・月)に京都競馬場で行われる芝1600mのGIIIレース【第52回日刊スポーツ賞シンザン記念】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【シンザン記念】歴史

inyofu 本競走は、名馬シンザン(1961年生、父:ヒンドスタン、母:ハヤノボリ、19戦15勝)を記念して、1967年に4歳(現3歳)限定・別定重量による重賞競走として創設された。シンザンは1964年にセントライト以来23年ぶりとなる日本競馬史上2頭目の“クラシック三冠制覇”の偉業を達成し、翌年の天皇賞(秋)と有馬記念を制して“五冠馬”の称号を得た。引退後も種牡馬として、ミナガワマンナ(1981年菊花賞)、ミホシンザン(1985年皐月賞・菊花賞、1987年天皇賞(春))を輩出するなど活躍した。
inyofu 1984年に顕彰馬に選出されており、京都競馬場にはその栄誉を称え、銅像が建立されている。 本競走は、改修工事のため阪神競馬場で開催された1980年と1994年を除いて、創設以降変わることなく京都競馬場・外回りコースの芝1600mで行われている。

コースの特徴

inyofu 京都・芝1600m(外回り)

2コーナーの引き込み線にあるスタート地点から、3コーナーまでの距離が長いコース。向正面の半ばから3コーナーにかけては上り坂で、3コーナーから4コーナー半ばにかけて一気に下り、直線約400m(Aコース施行時403.7m)が平坦となる。直線では馬群がばらけて、内が空くケースも多い。京都の芝コースは移動柵がA~Dまで取れるため、終始インコースの良い状態が続く。基本的には時計勝負になりやすく、スピードの持続性に加えて、インを器用に立ち回れる能力が要求されるコースだ。

2017年【第51回シンザン記念】

動画を見る
昨年の同レースでは、高倉騎手騎乗の8番人気キョウヘイ(宮本厩舎、父リーチザクラウン)が差し切って勝ち、重賞初勝利を飾った。

【シンザン記念】レース傾向

inyofu 単勝人気別の成績をチェック

過去10年の単勝人気と単勝オッズ別の成績を調べてみると、1番人気馬と2番人気馬が3勝ずつ挙げているが、7~9番人気の馬も3頭が優勝し、2着にも4回入っている。単勝オッズ別にも調べてみると、優勝した7~9馬人気の馬はいずれも20倍台だった。下位人気馬の活躍が目立つレースではあるが、「13番人気以下」もしくは「100倍以上」だった馬は全て4着以下に敗れている。
inyofu 当日の馬体重に注意

過去10年のシンザン記念では「480kg~498kg」で出走した馬の勝利がゼロ。2着もウインフルブルーム(2014年・494kg)だけと、いまひとつの成績になっている。それに対し、「440~478kg」の馬が6勝、2着4回、3着8回、「500kg以上」の馬が3勝、2着4回と良好な成績になっている。
inyofu 上位馬の臨戦過程は多彩

過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、前走が重賞だった馬が4勝。また、前走が500万下だった馬も4勝を挙げており、その500万下組の中では、平場のレースより特別レースに出走していた馬の方が良好な成績となっている。前走で初勝利を挙げていた「新馬・未勝利」組からも5頭が3着以内に入っており、その5頭は全て前走が京都または阪神のレースで、うち4頭はそのレースで1番人気に支持されていた(残る1頭は僅差の2番人気)。
inyofu 京都競馬場での実績にも要注目

過去10年のシンザン記念では、京都競馬場の新馬または未勝利で連対実績があった馬が2010年を除いて連対している。例外となる2010年は関東馬のガルボが優勝し、2着には京都コース初出走のシャインが入ったが、単勝10番人気で3着に入ったセレスロンディーは「3走前が京都の未勝利(芝1600m)で1着」と、この条件に該当していた。
inyofu デビュー戦をチェック

過去5年のシンザン記念では、「デビュー戦が中京または阪神競馬場のレースで、そこで5着以内に入っていた」という馬の優勝が続いている。ここ2年連続で単勝8番人気の馬が優勝を飾っているが、もちろんその2頭もこの条件に該当していた。
過去のレース傾向では、【7~9番人気】【480~498kg以外】【前走OP特別以外】【京都の新馬or未勝利で連対】【デビュー戦が中京or阪神で5着以内】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第52回シンザン記念】登録馬

inyofu カシアス
ファストアプローチ
カフジバンガード
ヒシコスマー
アーモンドアイ

イルルーメ
エアアルマス
クリノイダテン
スカイルーク
スカーレットカラー

スターリーステージ
ソイルトゥザソウル
ツヅミモン
ブランモンストル
プリュス

ベルガド
マイネルエメ
フルゲート18頭に対して今年は17頭が登録されている。もちろん全頭出走可能だ

【第52回シンザン記念】予想オッズ

inyofu 1 ファストアプローチ 2.6
2 エアアルマス 4.1
3 カシアス 4.3
4 スターリーステージ 5.6
5 アーモンドアイ 6.6
6 カフジバンガード 15.2
7 スカーレットカラー 32.6
8 ヒシコスマー 46.2
9 プリュス 46.9
10 ツヅミモン 114.6
11 ベルガド 173.7
12 ブランモンストル 212.1
13 ソイルトゥザソウル 336.7
14 イルルーメ 375.5
15 スカイルーク 379.8
16 マイネルエメ 759.6
17 クリノイダテン 1088.8
現時点(水曜)での予想オッズでは、ファストアプローチが1番人気となっている。

【第52回シンザン記念】有力馬は!?

【前走OP特別以外】【京都の新馬or未勝利で連対】
エアアルマス
inyofu エアアルマス(牡3、栗東・池添学厩舎)は京都の新馬戦では直線の不利もあって2着に敗れたが、続く阪神の未勝利戦を4馬身差で圧勝。ノーステッキで上がり33秒8をマークしており、素質はかなり高そう。C.ルメール騎手の騎乗停止は痛手だが、連勝で重賞制覇を飾ることができるか。

【前走OP特別以外】
カシアス
inyofu 函館2歳Sを快勝し、放牧を挟んだ京王杯2歳Sでも2着。関東遠征、左回り、1400メートルと初物づくしの競馬で持ち味の安定感を披露した。前走の朝日杯FSはGIの強力メンバーの上に初めてのマイルとあって7着に敗れたが、2着馬とは0秒2差で悲観する内容ではなかった。今回はほとんどが1勝馬という顔触れで、マイルも2度目。大きな前進が見込める。

【前走OP特別以外】
ファストアプローチ
inyofu 札幌2歳S2着の実績が光る。前走の朝日杯FSもカシアスに先着する6着と、今回のメンバーでは能力上位だ。母の弟に香港ヴァーズ、宝塚記念優勝のサトノクラウンがおり、父ドーンアプローチはGI・4勝の欧州チャンピオンマイラー。こちらも2度目のマイル戦で素質開花の可能性がある。


年明け3日間競馬の最終日となる8日は、3歳馬の登竜門であるシンザン記念が行われる。
過去10年の優勝馬には後の3冠牝馬ジェンティルドンナ、ミッキーアイル、
敗れた馬の中にも3冠馬オルフェーヴルやGI6勝のモーリス、桜花賞馬マルセリーナとジュエラー
など続々とGI馬に出世しており、近年はスターホース発掘の舞台として定着した印象だ。
今年も将来性豊かな若駒たちが集結した。

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