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波乱の決着が続いている牝馬限定重賞!!【第55回愛知杯】

2018年1月13日(土)に中京競馬場で行われる芝2000mのGIIIレース【第55回農林水産省賞典愛知杯】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【愛知杯】歴史

inyofu 本競走は、1963年に創設された4歳(現3歳)以上・ハンデキャップの重賞競走で、創設当初は中京競馬場・砂コース2000mで8月に行われていた。1970年に中京競馬場の芝コースが完成したあとは、芝2000mのレースとして定着している。
inyofu その後、2004年に牝馬の出走機会を広げ、優れた牝馬を育成するという視点による牝馬重賞競走体系の整備に伴い、本競走は牝馬限定競走としてリニューアルされた。また、開催時期は幾度か変更されたのち、2006年から12月の中京開催で行われていたが、2016年に年明けの開催に移設された(2015年は施行せず)。

コースの特徴

inyofu 中京・芝2000m

ホームストレッチの上り坂からスタートし、コースを1周するレイアウト。スタート後も1コーナーから2コーナー、向正面の半ばにかけて緩やかな上り勾配が続くので、前半1000mは、ほぼ上り坂を走る形となる。その後、3コーナーから4コーナー過ぎまでは下りとなり、最後の直線412.5mでは再び急な坂を上る。スタートからゴールまで平坦なところがないタフなコースだ。このタフな馬場を乗り切り、最後の直線で末脚を伸ばせるだけの体力が要求される。

2017年【第54回愛知杯】

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昨年の同レースでは、岩田騎手騎乗の1番人気マキシマムドパリ(松元厩舎、父キングカメハメハ)が差し切って優勝した。

【愛知杯】レース傾向

inyofu 重賞ウイナーと前走好走馬が優勢

過去10回の3着以内馬延べ30頭中16頭は、「JRAの2歳限定を除く重賞」で優勝経験のある馬だった。該当馬は3着内率も34.8%と優秀な水準に達している。今年も重賞ウイナーが参戦してきたら高く評価したい。
inyofu 明け5歳の馬が好成績

開催時期が1月となった2016年以降の年齢別成績を調べると、「5歳」の馬が3着内率40.0%と優秀な成績を収めている。
inyofu 今回よりやや短い距離が合う差し馬に注目

開催時期が1月となった2016年以降の3着内馬6頭中5頭は、「前年のJRAの芝1800mのレースで1着、かつそのレースで上がり3ハロンタイム(推定)順位が2位以内」となった経験のある馬だった。該当馬は3着内率も38.5%と優秀な水準に達している。今回よりやや短い距離のレースを、出走メンバー中上位の“末脚”を繰り出したうえで勝ったことがある馬は信頼できるようだ。
inyofu “エリザベス女王杯”から直行してきた馬の好走率が急落中

開催時期が1月となった2016年以降に限ると、前走がエリザベス女王杯だった馬は5頭いたが、上位人気に推された馬を含め、全て7着以下に敗れている。ちなみに、開催時期が12月だった2007~2014年を振り返ってみると、前走がエリザベス女王杯だった馬は〔5・3・5・26〕で3着内率33.3%と比較的堅実だった。以前よりエリザベス女王杯との間隔が長くなったこともあり、同レースからの直行馬は過信禁物と見ておくべきかもしれない。
過去のレース傾向では、【重賞馬】【5歳】【前年の1800mで1着&上がり3ハロンが2位以内】【前走がエリザベス女王杯以外】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第55回愛知杯】登録馬

inyofu マキシマムドパリ
キンショーユキヒメ
ワンブレスアウェイ
クインズミラーグロ
ゲッカコウ

クィーンチャーム
ロッカフラベイビー
ハッピーユニバンス
オートクレール
エテルナミノル

シャルール
リーサルウェポン
ブラックオニキス
コパノマリーン
タニノアーバンシー

メイズオブオナー
レイホーロマンス
リカビトス

以下、除外対象馬

アンドリエッテ
レーヌドブリエ
ギモーヴ
サンタフェチーフ
フルゲート18頭に対して今年は18頭が登録されている。現時点では4頭が除外対象となっている。

【第55回愛知杯】予想オッズ

inyofu 1 マキシマムドパリ 3.0
2 クインズミラーグロ 4.3
3 サンタフェチーフ 5.5
4 キンショーユキヒメ 6.4
5 ゲッカコウ 12.1
6 アンドリエッテ 13.3
7 エテルナミノル 18.1
8 ワンブレスアウェイ 19.4
9 リカビトス 22.0
10 ブラックオニキス 36.7
11 メイズオブオナー 45.6
12 ギモーヴ 46.8
13 タニノアーバンシー 50.5
14 シャルール 80.0
15 レイホーロマンス 106.9
16 ロッカフラベイビー 125.5
17 レーヌドブリエ 155.4
18 ハッピーユニバンス 164.8
19 コパノマリーン 235.8
20 クィーンチャーム 253.3
21 オートクレール 273.6
22 リーサルウェポン 547.1
現時点(水曜)での予想オッズでは、前年度の覇者マキシマムドパリが1番人気となっている。

【第55回愛知杯】有力馬は!?

【重賞馬】【前走がエリザベス女王杯以外】
マキシマムドパリ
inyofu マキシマムドパリ(牝6、栗東・松元茂樹厩舎)は昨年のこのレースで重賞初制覇を果たし、その後にマーメイドSも制した。秋は勝ち星を挙げられなかったものの、GI・エリザベス女王杯で0.2秒差の4着と力を見せている。クラブの規定で引退が近いだけに、ここでもうひとつ重賞タイトルを手にしておきたいところだ。

【重賞馬】
クインズミラーグロ
inyofu マーメイドSでもマキシマムドパリの2着に敗れているが、中山牝馬S、福島牝馬S、クイーンSでいずれも3着と牝馬重賞戦線で上位争いを演じた。秋は府中牝馬Sで折り合いを欠いて12着、エリザベス女王杯も逃げて早めにかわされる厳しい展開で14着と、かみ合わないレースが続くが、地力上位なのは明らかだ。ハンデは昨年より1キロ重い54キロ。それでも、昨年はマキシマムと同ハンデだったが、今年は2キロのアドバンテージがある。

【5歳】【前走がエリザベス女王杯以外】
キンショーユキヒメ
inyofu ダートのJBCレディスクラシック12着を度外視すれば、キンショーユキヒメ(栗東・中村均厩舎、5歳)=53キロ=の切れ味も脅威。マーメイドSでは4着だったが、メンバー最速の末脚を使っていて、展開ひとつで上位争いに加わるだろう。


冬場の牝馬限定のハンデ重賞という条件だけに抜けた存在は不在で今年も大混戦模様
また過去5年で馬券に絡んだ15頭のうち6頭が単勝10番人気以下の伏兵。ハンデ差も加味されて難解だ。
マキシマムドパリが連覇を達成するのかそれとも軽ハンデ馬が食い込んで今年も波乱を演出するのかチェックしたい。
穴で気になっているのが、ワンブレスアウェイとギモーヴ
どちらも明け5歳で鋭い切れ味を持っているだけに抑えておきたい

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