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中長距離路線を占う一戦!!【第59回アメリカジョッキークラブカップ】

2018年1月21日(日)に中山競馬場で行われる芝2200mのGIIレース【第59回アメリカジョッキークラブカップ】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【アメリカジョッキークラブカップ】歴史

inyofu 本競走は、日米の親善と友好を目的として、ニューヨーク・ジョッキークラブから優勝杯の贈呈を受け、1960年に中山競馬場・芝2000mのハンデキャップ競走として創設された。第1回は新年を飾る競走として1月5日に行われたが、翌1961年に1月の中旬に行われていた「金杯」と開催時期の入れ替えが行われ、負担重量が別定に、距離は芝2600mに変更された。その後、幾度か距離・開催場の変更を経て、1984年から中山競馬場・芝2200mで定着して行われている

コースの特徴

inyofu 中山・芝2200m(外回り)

ホームストレッチの直線入り口からスタートして、1コーナーまでは約430m。スタート直後に急勾配の上りがあり、さらに1コーナーでも上っていく。その後は、外回りの2コーナー過ぎから4コーナーまで終始下りとなる。最後の直線は310mで、直線の半ばでは再び急勾配の上りが待ち受ける。前半はゆったりと流れて、後半の向正面あたりから長く脚を使い続けることが要求される。このコースで行われた2002年のジャパンカップは外国馬がワンツー。日本で要求される主流の能力かつスピードの持続性を併せ持つ馬が好走しやすいコースなのかもしれない。

2017年【第58回アメリカジョッキークラブカップ】

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昨年の同レースでは、7番人気のタンタアレグリア(蛯名正義騎乗)が優勝し、重賞初勝利を挙げた。

【アメリカジョッキークラブカップ】レース傾向

inyofu ベテラン勢が活躍

過去10年での4歳馬の優勝はゼロ。2000年までは若い世代が優勢という傾向があったが、2001年以降に限れば4歳で優勝したのは、2007年のマツリダゴッホだけとなっている。また、過去10年で5歳馬は4頭が優勝し、6歳馬は3頭が優勝しているが、5・6歳馬で2着に入ったのは2014年のサクラアルディート(6歳)だけというのは気になるところ。2着には7歳と8歳から計7頭と、このあたりの分布はフォーメーションを組む際に参考にできるかもしれない。
inyofu 単勝オッズ別の成績に特徴あり

過去10年の単勝人気別成績を調べると、単勝1倍台に推された馬は3頭のうち2頭が優勝しているが、「2.0~4.9倍」のエリアは13頭が出走して未勝利。それに続く「5.0~6.9倍」の馬が4勝2着2回と良好な成績になっている。また、「10.0~14.9倍」から連対馬が3頭出ているが、「15.0~19.9倍」の馬は3着まで。「20.0~49.9倍」からは2着馬が5頭出ているものの、1着と3着がゼロとなっている点が特徴的だ。
inyofu 前走のレース別の成績もチェック

過去10年の前走のレース別成績をまとめてみると、有馬記念や、天皇賞(春)、天皇賞(秋)、ジャパンカップから臨んだ馬が好成績を挙げているほか、金鯱賞とステイヤーズSから臨んだ馬が計3勝を挙げている。しかし、その他のGⅠ・GⅡから臨んで3着以内に入った馬はゼロ。また、前走GⅢで好走馬が多いのは中山金杯組、前走オープン特別ではディセンバーS組しか3着以内に入っていない。
inyofu オープン特別での成績にも要注目

過去10年のアメリカジョッキークラブCでは、「5走前までにオープン特別で連対していた」という馬が、2009年、2010年、2017年を除いて1頭ずつ2着以内に入っている。重賞戦線を歩んできた馬や上昇中の馬が出走するケースが多い一戦だが、今年もこの経歴を持っている馬がいるかどうか、チェックしておくことをおすすめしたい。
inyofu 2走前までにGⅡで2着に入っていた馬が3年連続で優勝中

最近3年のアメリカジョッキークラブCでは、2走前までにGⅡで2着になったことがある馬が優勝している。近走のGⅡで惜敗していた馬がここで巻き返す事例が続いているだけに、今年もこの経歴がある馬が出走してきたら注目しておきたい。
過去のレース傾向では、【5~7歳】【前走が有馬記念、天皇賞(春秋)JC、金鯱賞】【5走前までにOP特別で連対】【2走前までにGIIで2着】【単勝5.0~6.9倍】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第59回アメリカジョッキークラブカップ】登録馬

inyofu ゴールドアクター
ディサイファ
マイネルミラノ
ミッキースワロー
トーセンビクトリー

トミケンスラーヴァ
ブラックバゴ
レジェンドセラー
シホウ
ダンビュライト

ショウナンバッハ
マイネルディーン
フルゲート17頭に対して今年は12頭が登録されている。ブラックバゴは鼻出血の為回避となった。

【第59回アメリカジョッキークラブカップ】予想オッズ

inyofu 1 ミッキースワロー 2.9
2 ゴールドアクター 3.0
3 ダンビュライト 3.0
4 レジェンドセラー 7.5
5 ブラックバゴ 9.6
6 ショウナンバッハ 24.9
7 トーセンビクトリー 31.7
8 マイネルミラノ 69.4
9 ディサイファ 123.2
10 トミケンスラーヴァ 127.7
11 シホウ 271.5
12 マイネルディーン 728.2
現時点(水曜)での予想オッズでは、ミッキスワロー、ゴールドアクター、ダンビュライトがほぼ横並びの人気となっている。

【第59回アメリカジョッキークラブカップ】有力馬は!?

【5~7歳】
ゴールドアクター
inyofu ゴールドアクター(牡7、美浦・中川公成厩舎)は昨年の宝塚記念で2着と好走。秋はオールカマーから始動する予定だったが、春の疲れが抜けなかったため、最終的に年内休養となった。復帰戦の今回は武豊騎手とコンビを組む。久々の勝ち星を挙げて、GI戦線に向かうことができるか。

ミッキスワロー
inyofu 今回と同じ中山芝2200メートルのセントライト記念で皐月賞馬アルアインを2着に退けて快勝したミッキースワロー(美浦・菊沢隆徳厩舎、牡4歳)だ。前走の菊花賞は後方から早めに動いたものの6着。近年まれに見る不良馬場では最後に切れが鈍ったが、先行集団に取りつく脚は見どころ十分だった。3戦2勝の中山はプラス材料になる。

ダンビュライト
inyofu 重賞未勝利ながら、春2冠でも皐月賞3着、ダービー6着と大崩れしていない。自己条件の前走・サンタクロースSは順当勝ち。新馬戦以来の2勝目を飾り、弾みがつくかもしれない。14日の日経新春杯で初騎乗のパフォーマプロミスを勝利に導くなど自身JRA初の一日6勝をマークしたミルコ・デムーロ騎手と新コンビを組む点も強調できる。


今年の中長距離路線を占う意味でも重要なレース。
注目は久々の出走となる有馬記念馬ゴールドアクターが復帰戦。
しかし、まだまだ完璧に仕上げる時期ではないのでここは100%に仕上げてくるとは思えない。
キタサンブラックが引退して非常に手薄な古馬の中距離路線だけに、 ここで圧巻のパフォーマンスを見せて一気に主役に名乗りを挙げれるか注目だ。

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