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東京開催の開幕週はダートの重要ステップレース!!【第32回根岸ステークス】

2018年1月28日(日)に東京競馬場で行われるダート1400mのGIIIレース【第32回根岸ステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【根岸ステークス】歴史

inyofu 現在JRAで行われているダート重賞としては3番目の歴史を持つ競走で、1987年に4歳(現3歳)以上、別定の重賞競走『根岸ステークス』として創設された。 創設当初は11月に東京競馬場・ダート1400mで行われていたが、1990年にダート1200mに短縮された。その後、2001年のダート重賞路線の整備に伴い、開催時期が1月下旬~2月上旬に移設され、出走条件および距離も4歳以上・ダート1400mに変更となった。これにより、本競走は春季ダート重賞路線の大一番・フェブラリーSの前哨戦に位置付けられた。なお、2014年より本競走の優勝馬に対し、フェブラリーSの優先出走権が付与されている。
inyofu 競走名の「根岸」とは江戸時代末期、神奈川県横浜市(現在の中区根岸台)にわが国初の近代競馬場が設置された横浜競馬場の所在地名に由来。同競馬場では、1905年からエンペラーズカップ(のちの帝室御賞典・現在の天皇賞)、1939年から横浜農林省賞典四歳呼馬(現在の皐月賞)などの大レースが行われ、第二次世界大戦が激化する1942年まで競馬が開催されていた。

コースの特徴

inyofu 東京・ダート1400m

JRAのダート1400mの中で唯一、ダートからスタートするコース(中京・京都・阪神は芝からスタート)。スタート後に緩やかな上りがあり、その後3コーナーまで緩やかに下る。4コーナーを回って、最後の直線は501.6m。ダートコースの直線としてはJRAでもっとも長く、直線へ向いてすぐに坂も待ち受ける。前半は比較的ゆったりと流れて、上がりが速くなるケースが多い。“中距離タイプ”は1400mの流れに乗れる馬、“スプリンタータイプ”は直線でスピードを持続できる馬が好走しやすい。

2017年【第31回根岸ステークス】

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昨年の同レースでは、福永騎手騎乗の1番人気カフジテイク(湯窪厩舎、父プリサイスエンド)が大外から豪快に差し切って優勝した

【根岸ステークス】レース傾向

inyofu 単勝オッズ別の成績に特徴あり

過去10年の根岸Sでは、単勝3.9倍以下の支持を集めた馬が5勝、2着2回と好成績。特筆すべきは「3.0~3.9倍」の支持を受けた馬で、過去10年で該当したセイクリムズン(2011年)、エアハリファ(2015年)、カフジテイク(2017年)は全て優勝を飾っている。その他では、4.0~6.9倍は優勝がゼロ。それに対し、7.0~9.9倍が好成績となっているのが面白い。
inyofu 前走好走馬が優勢

過去10年の前走の着順別成績をまとめると、優勝馬10頭は全て前走で5着以内に入っていた。6着以下から巻き返して連対を果たしたのは、2015年2着のワイドバッハ(前走・チャンピオンズC6着)だけとなっている。続いて、前走の単勝人気別成績を調べてみると、優勝馬こそ前走で3番人気以内だった馬に集中しているが、全体的には前走の人気にかかわらず好走馬が出ている。前走について比較する際は、単勝人気より着順を重視したいところだ。
inyofu 前年秋の成績に要注目

2010年以降、過去8年の根岸Sでは、「前年の9月中旬~11月末にダート1400mで勝利を挙げていた」という馬が毎年連対している。JRAではGⅠ競走が行われていない距離ではあるが、1400mを得意とする馬もいるだけに、過去の成績をチェックしておくことをおすすめしたい。
inyofu 前年の武蔵野Sで2~4着だった馬が4年連続で優勝中

過去4年の根岸Sでは、前年の武蔵野Sで「2~4着」だった馬が4連勝中。武蔵野Sは秋の東京開催で行われるダート1600mの重賞だが、この関連性には今年も注目してみる価値がありそうだ。
過去のレース傾向では、【単勝3.9倍以下】【前走で5着以内】【前年の9月中旬~11月末にダート1400mで勝利】【前年の武蔵野Sで2~4着】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第32回根岸ステークス】登録馬

inyofu ベストウォーリア
ニシケンモノノフ
ノンコノユメ
キングズガード
カフジテイク

ノボバカラ
モンドクラッセ
サイタスリーレッド
サンライズノヴァ
ブラゾンドゥリス

アキトクレッセント
ヒカリブランデー
イーデンホール
マッチレスヒーロー

地方馬

ブルドッグボス
ラブバレット
フルゲート16頭に対して今年は16頭が登録されている。全馬出走可能だがニシケンモノノフはシルクロードステークスに出走する見込み。

【第32回根岸ステークス】予想オッズ

inyofu 1 カフジテイク 3.2
2 サンライズノヴァ 3.5
3 キングズガード 4.1
4 アキトクレッセント 6.7
5 ベストウォーリア 7.4
6 ノンコノユメ 14.4
7 ブルドッグボス 15.5
8 ニシケンモノノフ 33.3
9 ブラゾンドゥリス 50.6
10 ノボバカラ 64.8
11 サイタスリーレッド 69.2
12 マッチレスヒーロー 153.8
13 モンドクラッセ 161.3
14 ラブバレット 188.6
15 イーデンホール 349.0
16 ヒカリブランデー 417.5
現時点(水曜)での予想オッズでは、昨年優勝馬のカフジテイクが1番人気となっている。

【第32回根岸ステークス】有力馬は!?

カフジテイク
inyofu カフジテイク(牡6、栗東・湯窪幸雄厩舎)は昨年の本レース覇者で、続くGI・フェブラリーSでも0.1秒差の3着に入った。脚質的に毎回勝ち負けできるタイプではなく、昨秋は不完全燃焼に終わったが、3戦3勝と得意のこの条件なら巻き返してくれるはず。

キングズガード
inyofu 年齢を重ねるごとに力をつけ、昨夏のプロキオンSで重賞初制覇。2着カフジテイクに2馬身差の勝利で価値が高い。前走のチャンピオンズCは8着だったが、流れも距離も合わなかった印象だ。末脚の破壊力はメンバー屈指。全8勝を挙げている1400メートルなら、重賞2勝目を飾っても不思議はない。

【前走で5着以内】【前年の9月中旬~11月末にダート1400mで勝利】
サンライズノヴァ
inyofu 活躍が目立つ4歳世代ではただ一頭の参戦。2走前の武蔵野Sは馬体減の影響もあったのか大敗したが、プラス12キロで臨んだ前走は2着と巻き返した。この舞台で行われたグリーンチャンネルCは出遅れを克服して差し切り勝ち。厩舎にとっては先週のAJCC(ダンビュライト)に続く2週連続の重賞Vがかかる。


新春の東京開催の開幕週に行われる根岸Sは、3週間後のフェブラリーSを視野に入れる馬が出走する重賞。
実績のある強豪が集う1戦を制して、フェブラリーSの主役へと躍り出る馬はどの馬か?また地方競馬からも2頭が出走予定。
注目は連覇がかかるカフジテイク。
東京ダート1400mは3戦3勝と最も得意とする舞台で史上3頭目の連覇の可能性は十分だ。

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