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今後のクラシックを占う重要な一戦!!【第58回きさらぎ賞】

2018年2月4日(日)に京都競馬場で行われる芝1800mのGIIIレース【第58回きさらぎ賞】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【きさらぎ賞】歴史

inyofu 本競走は、1961年に創設された4歳(現3歳)馬限定の重賞競走で、創設当初は中京競馬場の砂馬場・1200m、定量の条件で行われていた。 その後、幾度か距離・開催場など条件の変更を経た後、1991年から、京都競馬場に前年新設された外回りコースの芝1800mに変更して行われている。また、負担重量は1984年に別定重量に変更された。
inyofu 競走名の「きさらぎ(如月)」とは、陰暦で2月の異称。語源には「衣更着(まだ寒いため着物を更に着ること)」「気更来(陽気が発達する季節)」など諸説存在する。

コースの特徴

inyofu 京都・芝1800m(外回り)

2コーナー奥にある引き込み線の一番奥にスタート地点があるので、スタート後に向正面を走る距離が長い。それもあってか、道中のペースが淀みなく流れることが多く、実際の距離以上のスタミナを要求される。2000m以上でも差せるタイプが有利なコースと言えるだろう。京都の芝は移動柵がA~Dコースまで取れるため良好なコンディションが保たれて、終始インコースの良い状態が続きやすい。スピード勝負に対応できて、なおかつ長めの距離もこなせるスタミナが求められるコースだ。

2017年【第57回きさらぎ賞】

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昨年の同レースでは、早めに抜け出した6番人気のアメリカズカップが(音無厩舎、父マンハッタンカフェ)が重賞初制覇を果たした。

【きさらぎ賞】レース傾向

inyofu キャリア2~4戦の馬が中心

過去10年の出走馬の通算出走回数別に成績を調べると、キャリア「1戦」ならびに「7戦以上」だった馬は全て4着以下に敗れている。また、キャリア「5、6戦」だった3着以内馬計4頭のうち、2013年3着のアドマイヤドバイ(5戦)を除く3頭は2008年の1~3着馬で、2009年以降は「5戦」の馬が〔0・0・1・4〕、「6戦」の馬が〔0・0・0・6〕と苦戦している。戦績を比較する際は、キャリア「2~4戦」の馬を重視したいところだ。
inyofu 4着以下に敗れた経験の有無をチェック

過去10年の3着以内馬30頭中24頭はJRAの新馬、GⅠ、GⅡ以外のレースで4着以下に敗れた経験のない馬だった。該当馬は3着内率が52.2%と優秀な水準に達している。JRAの新馬、GⅠ、GⅡ以外のレースで4着以下に敗れた経験のない馬がいたらぜひ注目してみたい。
inyofu 近年は500万下から上のクラスで実績のある馬が強い

2013年以降の3着以内馬15頭中、2013年2着のマズルファイヤーと2014年3着のエイシンエルヴィンを除く13頭は、JRAの500万下から上のクラスのレースで連対経験のある馬だった。該当馬は3着内率が68.4%と優秀な水準に達している。2012年以前はこの経験のない馬の好走例も少なくなかったが、近年の傾向を重視するならばJRAの500万下から上のクラスのレースで連対したことのある馬を高く評価すべきだろう。
inyofu “末脚”に注目

過去5年の3着以内馬15頭は、いずれもJRAのレースで上がり3ハロンタイム(推定)順位が1位となった経験のある馬だった。戦績を比較する際は、過去のレースで発揮した“末脚”もチェックしておきたいところだ。
inyofu 不安要素のない馬が有力候補

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも通算出走数が2、3戦だった。また、この5頭はJRAのGⅠ以外のレースで4着以下に敗れた経験がなかった点、JRAの500万下から上のクラスのレースで優勝経験があった点、JRAのレースでの上がり3ハロンタイム(推定)の最高順位が1位だった点も共通している。
過去のレース傾向では、【キャリア2~4戦】【4着以下がない】【500万下から上のクラスで連対】【上がり3ハロン1位経験】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第58回きさらぎ賞】登録馬

inyofu カツジ
メイショウヒサカタ
エポカドーロ
オーデットエール
カクリョウ

グローリーヴェイズ
サトノフェイバー
スラッシュメタル
スーサンドン
ダノンマジェスティ

トーセンスーリヤ
ニホンピロタイド
ノーブルカリナン
ラセット
レッドレオン
フルゲート18頭に対して今年は15頭が登録されている。現時点では5頭が出走回避の情報が入っている。

【第58回きさらぎ賞】予想オッズ

inyofu 1 ダノンマジェスティ 2.3
2 グローリーヴェイズ 2.9
3 カツジ 3.6
4 レッドレオン 11.2
5 サトノフェイバー 16.5
6 オーデットエール 27.9
7 ラセット 34.3
8 ノーブルカリナン 36.8
9 エポカドーロ 43.5
10 ニホンピロタイド 47.0
11 スラッシュメタル 91.9
12 スーサンドン 294.2
13 カクリョウ 459.3
14 トーセンスーリヤ 495.5
15 メイショウヒサカタ 508.9
現時点(水曜)での予想オッズでは、ダノンマジェスティが1番人気となっている。

【第58回きさらぎ賞】有力馬は!?

【4着以下がない】【上がり3ハロン1位経験】
ダノンマジェスティ
inyofu ダノンマジェスティ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は昨年の皐月賞馬アルアインの全弟。昨年末の阪神の新馬戦では、直線で外へ外へと行ってしまう面を見せたものの、最後は一気に突き抜けて3馬身半差で圧勝した。まだまだ幼いが素質は相当なものと言えそう。ここも勝ってクラシックに向かえるか。

【キャリア2~4戦】【4着以下がない】【500万下から上のクラスで連対】【上がり3ハロン1位経験】
カツジ
inyofu 重馬場の新馬戦を勝って臨んだデイリー杯2歳Sで2着。好位から抜け出したが、直線で外にモタれたところを、内からジャンダルムに出し抜かれてしまった。その後は朝日杯フューチュリティSを目標にしたが、フレグモーネで自重。それでも厩舎でじっくり乗り込んで態勢は整っている。折り合いに不安がないので、距離延長も克服できそうだ。

【キャリア2~4戦】【4着以下がない】【500万下から上のクラスで連対】【上がり3ハロン1位経験】
グローリーヴェイズ
inyofu 新馬勝ち後、中京のこうやまき賞で2着。前にいたカフジバンガードを捕らえきれなかったが、上がり3ハロン33秒4の脚を使って頭差まで迫り、3着馬は3馬身突き放した。まだトモ(後肢)が甘く、上り坂で反応が遅れたぶんの負けと陣営は分析。直線が平坦の京都はプラスといえる。


過去10年の勝ち馬でクラシックホースになったのは一昨年の菊花賞馬サトノダイヤモンドだけだが、
今後のクラシックを占う重要な一戦である。ここでの注目はダノンマジェスティ
新馬では加速ラップを楽々と差し切っており、血統的にもアルアインの全弟という良血。
ここで勝ち上がればまた3歳牡馬戦線に大物誕生となりそうだ。
しかし、和田騎手が騎乗停止のため乗り替わりでどう乗るかがカギになるだろう。

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