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「ダノンマジェスティ」真っすぐ走る!パワフルな伸び脚【きさらぎ賞】

全兄にアルアインを持つ良血ダノンマジェスティがきさらぎ賞に出走する。母はBCフィリー&メアスプリントを制した名牝ドバイマジェスティということで、2016年のセレクトセールでは2億3760万円で取引され、デビュー前からクラシック有力候補と評された。そしてデビュー戦では直線で外に寄れながら、上がり3ハロン33秒0の豪脚で鮮やかに差し切り勝ちを収めた。兄に続いてクラシック本番に進めるか。そんなダノンマジェスティについてまとめてみた。
馬キュレ

ダノンマジェスティの血統!全兄は皐月賞馬アルアイン

inyofu 母ドバイマジェスティはBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7f)の覇者で、米チャンピオン牝馬スプリンターに選出されました。ソウルスターリングの母スタセリタもそうですが、このクラスの繁殖牝馬がノーザンファームや社台ファームに珍しくないのは、購買した当時、日本が円高だったことも大きな理由です。また、リーマンショックから完全に立ち直っていないアメリカやヨーロッパの生産界は景気が冷え込んでおり、現在よりも相場が安かったという事情もあります。社台グループはこのチャンスを逃さず、積極的に海外へ出ていって良質の繁殖牝馬を購買しました。サトノダイヤモンドの母マルペンサなどもそうして手に入れた1頭です。
inyofu 母ドバイマジェスティは異系色の強い血で Northern Dancer が薄く(7代前に1本だけ)、対ディープインパクトでは成功例の乏しかった A.P.Indy 系。息子のアルアインはサンデーサラブレッドクラブで1億円の募集価格ですから、幼少期から馬のデキは抜群であったことは想像がつきます。ただ、配合は個人的に評価しづらいと感じるものでした。ダート向きに出る可能性があり、切れる脚もないのでは――と。ドバイマジェスティのような配合構成の繁殖牝馬からクラシックホースを作ってしまうディープインパクトの能力にはあたらめて驚かされます。
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ダノンマジェスティの血統詳細はこちら↓

【新馬】ヨレながらも豪脚で突き抜け快勝!

ゆったりとスタートを切ると、中団から流れに乗って脚を溜める。前半1000m64秒1のスローペースになったが、何とか折り合いをつけると、直線では外に寄れながらも上がり3ハロン33秒0の末脚で一気に突き抜け、2着にサンティーニに3馬身半差をつける圧勝でデビュー戦を飾った。
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inyofu 1着 ダノンマジェスティ(和田騎手) 「力むところがありますが、スローの流れでもいい位置で折り合っていました。外へ出してからは、トモがしっかりしていないのでヨレるところがあって、まだ若いところがあります。能力はありますね」
inyofu (音無秀孝調教師) 「まだ訳が分かってなくて、ピクニックに来てるような感じです。直線に向いても左手前で走っていました。それでも、スローだったとはいえいい脚でした。次にはスイッチが入ってくれると思います。次走は未定です」

【きさらぎ賞】直前情報!代打・松若騎手も好感触の走り!

inyofu きさらぎ賞(2月4日、京都競馬場・芝1800メートル)に出走するダノンマジェスティ(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)が1月31日、栗東・坂路で最終追い切りを行った。
inyofu デビュー戦で騎乗した和田騎手が騎乗停止中のため、今回は松若風馬騎手とのコンビ。この日の追い切りでも騎乗し、51秒1―12秒5。古馬のスティッフェリオに半馬身先着で終えた。
inyofu 「いい時計で走っていました。力を発揮できそうな状態です。(初戦は直線で外にもたれたけど)癖は感じませんでした」と松若騎手は好感触。

きさらぎ賞の傾向!末脚に注目

inyofu 過去5年の3着以内馬15頭は、いずれもJRAのレースで上がり3ハロンタイム(推定)順位が1位となった経験のある馬だった。戦績を比較する際は、過去のレースで発揮した“末脚”もチェックしておきたいところだ。

デビュー戦では直線で外に斜行する悪癖を見せながら、スローペースからの切れ味勝負を制した末脚はこの世代の中でもトップクラスだろう。デビュー戦で騎乗した和田竜二騎手が騎乗停止となったが、代役の松若風馬騎手は昨年のこのレースを制した経験に期待したい。淀でも切れ味鋭い末脚でライバルを突き放す。

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