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「トーセンレーヴ」衰えを感じさせないスライドの大きさ【2016年天皇賞・春】

超良血の8歳馬トーセンレーヴが天皇賞・春に出走する。3歳時にプリンシパルS、4歳時にはエプソムCを制し、早い段階から大器の片鱗を見せていたものの、体質の弱さからレースを使うことさえままならない時期もあった。しかし昨年、アンドロメダSで約3年5か月ぶりの勝利を挙げると、中山のディセンバーSも連勝。連闘で挑んだ有馬記念では6着に敗れたもののメンバー最速の末脚を繰り出しており、7歳にしてようやく本格化の兆しを見せた。3000m以上のレースは初めてだが、鞍上に菊花賞を制したこともある武幸四郎騎手を迎えて悲願のGⅠタイトルを目指す。そんなトーセンレーヴについてまとめてみた。
トーセンレーヴ
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

【ディセンバーS】直線一気!連勝でグランプリへの切符を手にする!

3年5ヵ月ぶりの勝利を挙げた前走と同じボウマン騎手とのコンビで参戦。道中中段のインで控えると、直線では力強い末脚を発揮し優勝。この時点で有馬記念の賞金順16位となったことで出走権を手に入れる形となった。
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以下はレース後の池江泰寿調教師のコメント
inyofu 「騎手が追えますし、3~4コーナーのさばきもうまいですね。以前は心房細動とかで不安のあった馬が、今は心電図をつけて調教しても不安のない状態です。折り合いもつくようになり、今日はレースが流れてくれたのもよかったです。やはり中距離が合っています。次走はオーナーと相談して決めます」

【有馬記念】連闘での参戦もメンバー最速の末脚で6着!

前走の勝利から連闘でのレースということもあり14番人気の低評価に甘んじた。ダッシュがつかず道中は後方からのレースとなる。直線に入り上がり34秒4のメンバー最速の末脚を繰り出したものの、前が止まらず惜しくも6着。入着こそ逃したものの、連闘を苦にしない走りで彼の本格化を感じさせるレースとなった。
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inyofu 6着 トーセンレーヴ(H.ボウマン騎手) 「このローテーションを考えれば、7歳にしてもっともいい時期を迎えていると思います。心臓がよくなり、フィジカルが強化されてきました。直線で前が塞がりましたが、あれがなければ3着はありました」

【京都記念】精彩を欠き惨敗・・・

道中は5番手の好位でレースを進める。しかし、3コーナーでペースが速くなると手応えが悪くなり徐々に後退。馬群に沈み9着に敗れた。
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inyofu ▼9着トーセンレーヴ(フォーリー)スタートが凄く良くて、いい位置を取れたけど、ずっと空回りするような感じ。

【天皇賞(春)】1週前追い切り 調整は順調!

inyofu トーセンレーヴの1週前追い切りは武幸を背にウッド6ハロン83・6―39・6―12・7秒。追走遅れだが、脚色には余裕があった。調整は順調そのものだ。
池江調教師のコメントはこちら↓
inyofu 「昔はがむしゃらに走っている感じだったのでワンターンの競馬が良かったんだ。折り合いがつくようになった今ならこの距離でも」

春の盾まであと一歩!武幸四郎

これまでトーセンレーヴには数多くの外国人騎手がまたがってきたが、今回タッグを組むのは日本人の武幸四郎騎手である。トーセンレーヴに騎乗した日本人騎手は武豊、藤岡佑介に次いで3人目となる。天皇賞・春ではこれまで6回騎乗しているが、2010年にメイショウドンタクで積極的なレースを展開し16番人気ながら3着、2014年にはウインバリアシオンでは代打騎乗ながら2着と活躍を見せている。
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3000m級の距離適性は未知数だが、半兄のアドマイヤジャパンは菊花賞でディープインパクトの2着と健闘している。鞍上の武幸四郎騎手がこのレースでしっかり結果を残しているのも心強い。遅咲きの大器が淀の大舞台で目覚める。

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