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春のクラシックレースで重要な前哨戦!!【第52回共同通信杯】

2018年2月11日(日)に東京競馬場で行われる芝1800mのGIIIレース【第52回共同通信杯】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【共同通信杯】歴史

inyofu 1967年に4歳(現3歳)限定・別定重量による重賞競走として創設された「東京4歳ステークス」が本競走の前身。その後、1983年に「共同通信杯4歳ステークス」に改称され、さらに2001年の馬齢表記の変更に伴い「共同通信杯」となった。
inyofu 創設時は東京競馬場・芝1400メートルで行われたが、その後幾度か開催場やレース条件が変更され、現在は2月に東京・芝1800メートルで行われており、春のクラシックレースの重要な前哨戦として位置付けられている。日本ダービーを目指す若駒に東京コースを経験させるため、ここを使う陣営も見られるほか、有力馬が年明けの始動戦として参戦するケースも多い。

コースの特徴

inyofu 東京・芝1800メートル

2コーナーに向かって斜めにスタートするレイアウト。2コーナーまでの距離が短いため、外めを通らされると不利になる。向正面半ばに上りがあり、そこから3コーナーにかけては下り。直線は525.9メートル。直線に向いてすぐに約160メートルの上り(高低差2.0メートル)があり、その後300メートルはほぼ平坦。前半はゆったりと流れ、上がり勝負になることが多い。最初の2コーナーでうまく流れに乗れる器用さがあって、直線に末脚を温存できるタイプが好走しやすい。芝1800メートルはGIレースが行われない距離で独特の適性が要求されるため、器用に立ち回れる“1800メートル巧者”が実績馬を負かすケースも多い。

2017年【第51回共同通信杯】

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昨年の同レースでは、四位騎手騎乗の2番人気スワーヴリチャード(庄野厩舎、父ハーツクライ)がゴール前で抜け出して優勝。

【共同通信杯】レース傾向

inyofu 戦績の安定感がポイント

過去10年の3着以内馬30頭中15頭は、JRAのレースでの連対率が「80%以上」だった。該当馬は3着内率41.7%と好走率も優秀だ。ちなみに、出走馬の中に該当する馬がいなかった2013年を除くと、2010年以降の優勝馬はいずれもこの条件をクリアしていた。JRAのレースで3着以下となった経験が少ない馬がいたら高く評価すべきだろう。
inyofu 実績馬は堅実

過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた出走頭数が9頭以上のオープンクラスのレースで3着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率59.0%と好走率も非常に高い。4大場で行われたオープンクラスのレースで既に好走したことがある馬は信頼できるようだ。
inyofu 前走の着順と単勝人気に注目

過去10年の出走馬の前走の着順別成績を調べると、「3着以内」だった馬が3着内率34.2%と優秀な成績を収めている。基本的には前走好走馬が強いレースと言えそうだ。
inyofu 外寄りの馬番に入った馬は不振

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、馬番が「1~8番」だった。一方、「9~16番」だった馬は3着内率が11.1%にとどまっている。出走頭数が多くなるようであれば、外寄りの馬番となった馬は過信禁物と見ておいた方がよさそうだ。
inyofu 先行馬は割り引きが必要

過去9年の優勝馬9頭は、いずれも前走の4コーナーの通過順が3番手以下だった。ちなみに、共同通信杯の4コーナーを先頭で通過して優勝を果たしたのは、2005年のストーミーカフェが最後である。“逃げ切り勝ち”が少ないレースだけに、先行タイプの馬は評価を下げるべきだろう。
過去のレース傾向では、【連対率が80%以上】【4大場のOPクラスで3着以内経験】【前走3着以内】【前走の4コーナーの通過順が3番手以下】【馬番1~8番】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第52回共同通信杯】登録馬

inyofu グレイル
コスモイグナーツ
オウケンムーン
カフジバンガード
ゴーフォザサミット

アメリカンワールド
エイムアンドエンド
サトノソルタス
ジャックローズ
ステイフーリッシュ

トッカータ
フィニフティ
ブラゾンダムール
ブレステイキング
モリトユウブ

ヤマノグラップル

【地方馬:1頭】 リュウノユキナ
フルゲート17頭に対して今年は16頭が登録されている。現時点では1勝馬が抽選対象となっている。

【第52回共同通信杯】予想オッズ

inyofu 1 グレイル 1.8
2 ステイフーリッシュ 5.5
3 ゴーフォザサミット 5.9
4 サトノソルタス 8.7
5 カフジバンガード 11.2
6 ブレステイキング 11.4
7 オウケンムーン 19.6
8 アメリカンワールド 39.6
9 ジャックローズ 49.1
10 フィニフティ 67.6
11 ブラゾンダムール 70.5
12 エイムアンドエンド 91.9
13 コスモイグナーツ 106.6
14 リュウノユキナ 179.1
15 トッカータ 1194.1
16 モリトユウブ 1628.4
17 ヤマノグラップル 1628.4
現時点(水曜)での予想オッズでは、グレイルが圧倒的人気を集めている。

【第52回共同通信杯】有力馬は!?

【連対率が80%以上】【4大場のOPクラスで3着以内経験】【前走3着以内】【前走の4コーナーの通過順が3番手以下】
グレイル
inyofu グレイル(牡3、栗東・野中賢二厩舎)は新馬戦、京都2歳Sと2連勝。その後は休養に入ったが、京都2歳Sで2着に負かしたタイムフライヤーがGI・ホープフルSを完勝したことで、評価は更に高まっている。休み明け・初の左回りをクリアして無傷の3連勝を飾ることができるか。

【4大場のOPクラスで3着以内経験】【前走3着以内】【前走の4コーナーの通過順が3番手以下】
ステイフーリッシュ
inyofu ホープフルSではタイムフライヤーの決め手に屈したが、直線での伸び脚は目を見張るものがあり、2着だったデイリー杯2歳S優勝馬ジャンダルムにはクビ差まで迫っている。デビュー戦の中京で左回りを経験しており、関東圏への輸送も2度目。前走以上の走りが見込めそうだ。デビュー以来コンビを組む21年目の中谷雄太騎手には重賞初Vがかかる。

【前走3着以内】
ゴーフォザサミット
inyofu 新馬戦で5着に敗れたが、続く未勝利戦→百日草特別を連勝。前走ではホープフルSで5着と好走するナスノシンフォニーを1/2馬身差の2着に退けており、2分0秒9(良)の勝ちタイムも優秀だった。3カ月の休み明けだが、1週前追い切りでは同日の京都記念に出走する昨年のダービー馬レイデオロに1馬身先着したように、調整は順調。


2月2週目の中央競馬は今年2度目の3日間開催。本レースはクラシックとの関連が強いレースで、
過去10年の勝ち馬では2012年ゴールドシップが皐月賞、菊花賞、14年イスラボニータ、
16年ディーマジェスティが皐月賞を制し、2着馬も12年ディープブリランテがダービー、
15年ドゥラメンテが皐月賞、ダービーを勝利している。
昨年優勝のスワーヴリチャードもダービーで2着に好走しており、今年も目が離せない。
今年注目は無敗の3連勝を狙うグレイルだろう。
初戦の走りに注目が集まるところだが、初の関東圏遠征と東京コースというのは未知数。
いったいどんな走りを見せてくれるのだろうか。

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