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春のGI、ドバイへ向けての前哨戦!!【第92回中山記念】

2018年2月25日(日)に中山競馬場で行われる芝1800mのGIIレース【第92回中山記念】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【中山記念】歴史

inyofu 1936年に中山競馬場・芝3200メートルのハンデキャップ競走として創設された。創設当初は春と秋の年2回行われていたが、1952年から秋の開催のみとなった。その後、度重なる距離や条件、開催時期の変更を経て、現在は2月下旬から3月上旬に芝1800メートルで行われている。
inyofu 本競走は上半期のビッグレースを目標とする実績馬と、力を付けてきた上がり馬とが激突する伝統のレースとして定着している。近年は、本競走のあとに3月末のドバイ国際競走、4月末の香港・クイーンエリザベスⅡ世カップといった海外のレースに臨む馬も見られるようになった。また、2017年に大阪杯がGⅠに昇格したことにより、本競走はその前哨戦に位置付けられた。

コースの特徴

inyofu 中山・芝1800メートル(内回り)

ホームストレッチの上り坂からスタート。1コーナーまでの距離は約200メートルと短い。加えて、決勝線から1コーナーの途中までも上り。1コーナー過ぎから向正面半ばまで緩く下り、3~4コーナーにかけてはほぼ平坦が続いて、最後の直線は310メートル。直線の半ばには急勾配(高低差2.2メートル)の上りがある。2014年の路盤改修後、従来より上がりが出やすく(速く)なった感はあるものの、前半から負荷がかかるため、JRAの芝1800メートルの中ではタフなコースと言える。ダート中距離のようなパワーが要求されやすく、パワー型の先行馬が走りやすいコースだ。

2017年【第91回中山記念】

動画を見る
昨年の同レースでは、デムーロ騎手騎乗3番人気のネオリアリズムが1分47秒6で優勝し、重賞2勝目を挙げた。

【中山記念】レース傾向

inyofu 上位人気馬が優勢だが

過去10年の単勝人気別成績を調べると、3番人気以内の馬は9勝を挙げているが、2着に入ったのは2頭だけで、4番人気馬が2着に4回も入っているのが特徴的だ。単勝オッズ別の成績もチェックしてみると、「3.0~6.9倍」の馬が好成績を収めている。逆に、「7.0~9.9倍」の馬は苦戦気味で、連対を果たしたのは昨年の優勝馬ネオリアリズム(7.1倍)だけとなっている。
inyofu 前走がGⅠだった馬が優勢

GⅠの前哨戦として出走する馬が多い重賞だけに、前走でもGⅠに出走していた馬が多く、過去10年の優勝馬10頭中7頭は前走でGⅠに出走していた馬だった。対照的に、前走がGⅡだった馬が延べ23頭出走して未勝利なのは気になるところだ。
inyofu 前年秋の成績にも注目

過去10年の中山記念では、前年の天皇賞(秋)またはマイルCSに出走していた馬の連対が多い。該当馬が連対していないのは、13番人気→12番人気で決着した2010年のみ。今年も前年の秋に出走していたレースをチェックしておくことをお勧めしたい。
inyofu ハンデ戦で好走歴のある馬も好成績

過去10年の中山記念では、5走前までにハンデ戦で3着以内に入っていた馬の好走が多く、2012年以降はこれに該当する馬が毎年連対している。近走でGⅠ出走歴がある馬の好走例が多い一方で、ハンデ戦への出走歴がある馬の連対が続いていることは興味深い。
inyofu 過去3走以内にGⅠまたはGⅡで優勝歴があった馬が5連勝中

過去5年の中山記念では、過去3走以内にGⅠまたはGⅡを制していた馬が優勝している。そして、該当していたレースは「3走前」と「前走」が毎年交互になっている。今年は「前走」でGⅠまたはGⅡを優勝していた馬に注目してみる手があるかもしれない。
過去のレース傾向では、【単勝3.0~6.9倍】【前走GI】【前年の天皇賞(秋)マイルCS出走】【5走前までにハンデ戦で3着以内】【過去3走以内にGIまたはGIIで優勝】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第92回中山記念】登録馬

inyofu ヴィブロス
ペルシアンナイト
アエロリット
ディサイファ
ウインブライト

サクラアンプルール
マルターズアポジー
マイネルハニー
ショウナンバッハ
マイネルサージュ
フルゲート16頭に対して今年は10頭が登録されている。もちろん全頭出走可能だ。

【第92回中山記念】予想オッズ

inyofu 1 ペルシアンナイト 2.1
2 ウインブライト 5.0
3 アエロリット 5.8
4 ヴィブロス 6.2
5 サクラアンプルール 8.1
6 マイネルハニー 9.4
7 マルターズアポジー 14.2
8 ディサイファ 66.5
9 ショウナンバッハ 83.3
10 マイネルサージュ 124.4
現時点(水曜)での予想オッズでは、ペルシアンナイトが1番人気となっている

【第92回中山記念】有力馬は!?

【前走GI】【前年の天皇賞(秋)マイルCS出走】【過去3走以内にGIまたはGIIで優勝】
ペルシアンナイト
inyofu ペルシアンナイト(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は昨年のマイルCSで古馬を撃破。古馬との斤量差が1キロになって(2001年)以降初めての3歳馬Vを果たした。今回はそれ以来のレースとなるが、調整は順調で、中山コース・距離延長も全く問題はない。勝って堂々と大阪杯に向かえるか。

【前走GI】【5走前までにハンデ戦で3着以内】【過去3走以内にGIまたはGIIで優勝】
ヴィブロス
inyofu ヴィブロス(牝5、栗東・友道康夫厩舎)は昨年の本レース5着からドバイターフを制覇。今年も同様にここからのドバイ遠征を予定している。前走のエリザベス女王杯は5着に終わったが、道中掛かっていたあたり、少し距離が長かったのかもしれない。ここで巻き返して、ドバイターフ連覇に向けて弾みをつけたいところだ。

【前走GI】【過去3走以内にGIまたはGIIで優勝】
アエロリット
inyofu 牡馬相手のNHKマイルCを制し、次走のクイーンSでは年長の一線級牝馬を破っている。続く前走の秋華賞は7着に敗れたが、重馬場のうえ、2000メートルも少し長かった。4カ月ぶりの出走とはいえ、クイーンS優勝が示すように間隔があいても走るタイプ。中間も好調教を連発している。小回りの1800メートルなら見直せるだろう。


今週から関東の舞台は東京から中山になる。
ドバイや2017年からGIに昇格した大阪杯の前哨戦になり、近年注目を集める中山記念だが今年も登録は10頭と少頭数。
それでもGI馬3頭をはじめ充実したメンバー構成となった。
注目は予想まとめで取り上げるとして穴で狙いたいのが、サクラアンプルール。
2017年同レースを2着と好走し、札幌記念で重賞初制覇。前走の有馬記念では最下位に終わったが、 直線で前をカットされる痛恨の不利があったので度外視できそう。

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