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皐月賞トライアルで無敗馬3頭が大激突!!【第55回弥生賞】

2018年3月4日(日)に中山競馬場で行われる芝2000mのGIIレース【第55回報知杯弥生賞】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【弥生賞】歴史

inyofu 本競走は、1964年に創設された4歳(現3歳)馬限定の重賞競走で、創設当初は中山競馬場・芝1600メートルで行われていた。その後、幾度かの距離・コース等条件の変更を経て、1984年からは皐月賞と同じ舞台である中山競馬場・芝2000メートルで行われている。これにより本競走は、皐月賞に直結する重要な前哨戦に位置付けられた。また、現在は皐月賞トライアルとして、1~3着馬に皐月賞の優先出走権が与えられている。
inyofu 競走名の「弥生」は、陰暦で3月の呼び名である。弥生とは、「いやおい」が変化したもので、「弥」は「いよいよ」「ますます」、「生」は「生い茂る」と使われ、草木が芽吹く月という意味で呼ばれるようになったことに由来する。

コースの特徴

inyofu 中山・芝2000メートル(内回り)

ホームストレッチの直線入り口からスタートして、1コーナーまでは約400メートル。スタート直後に急勾配の上りがあり、1コーナーの途中までは上りが続く。そこから向正面半ばまでが緩い下りで、3コーナー、4コーナーにかけてはほぼ平坦。最後の直線は310メートルだが、直線の半ばには再び急勾配の上りが待ち受ける。芝2000メートルのコースの中では、中京と並びタフな構造と言えるが、2014年の路盤改修後は、3コーナーからスピードに乗りやすくなった印象受ける。2度の直線の坂越えをこなすパワーがある馬の中で、3コーナーから直線でスピードを持続できる馬ほど、好走しやすいコースと言えるだろう。

2017年【第54回弥生賞】

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昨年の同レースでは、1番人気のカデナ(福永祐一騎乗)が最後の直線で力強く伸びて重賞2勝目を挙げた。

【弥生賞】レース傾向

inyofu 単勝人気別の成績をチェック

過去10年の優勝馬10頭のうち8頭は、単勝2番人気以内に支持されていた。残る2頭は、2012年のコスモオオゾラ(9番人気)と2013年のカミノタサハラ(6番人気)で、どちらも関東馬だった。単勝オッズ別の成績も調べてみると、6.9倍以下の馬は8勝を挙げているが、2着は3回、3着は2回とそれほど多くない。ちなみに、過去10年で3着以内を4番人気以内の馬が独占したのは、2014年と2016年の2回だけ。5番人気以下の馬が3着以内に食い込むケースが多いことは覚えておきたい。
inyofu 前走のレースにも注目

過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べてみると、3着以内馬30頭中22頭は前走でも重賞に出走していた。その中でも特筆できるのは、前走が芝1600メートルの重賞だった馬の3着内率が50%を超えている点だろう。その他で注目したいのは、オープン特別の若駒Sから臨んだ馬が好相性を示していること。2005年の三冠馬ディープインパクトも、若駒Sから臨んで弥生賞を優勝した。
inyofu 前走好走馬が優勢だが

過去10年の優勝馬10頭のうち8頭は、前走で勝利を挙げていた。残る2頭は前走で4着と5着に敗れていた馬で、6着以下だった馬は優勝していない。また、前走1着馬が3着になっていない点も特徴的。そのあたりを加味して、フォーメーションを組み立ててみる手はありそうだ。
inyofu 単勝2番人気で勝利していた実績に注目!?

過去10年の弥生賞では、2010年を除き「5走前までに単勝2番人気で勝利を挙げていた」という実績を持つ馬が連対している。今年もこういった戦歴を持っている馬がエントリーしているかどうか、チェックしておくことをお勧めしたい。
inyofu 連対率100%の馬が4年連続で優勝中

過去4年の弥生賞では、過去のレースが全て2着以内、つまり「連対率が100%だった」という馬の優勝が続いている。今年も3着以下に敗れた経験のない馬には要注目だ。
過去のレース傾向では、【単勝2番人気以内】【前走が芝1600mの重賞or若駒S】【前走1着】【5走前までに単勝2番人気で勝利】【連対率100%】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第55回弥生賞】登録馬

inyofu ダノンプレミアム
ジャンダルム
ワグネリアン
サンリヴァル
オブセッション

アサクサスポット
アラウン
トラストケンシン
ニシノトランザム
リビーリング

ヘヴィータンク
フルゲート16頭に対して今年は11頭が登録されている。もちろん全頭出走可能だ。

【第55回弥生賞】予想オッズ

inyofu 1 ダノンプレミアム 2.0
2 ワグネリアン 2.8
3 オブセッション 4.3
4 ジャンダルム 5.2
5 サンリヴァル 21.2
6 リビーリング 59.3
7 トラストケンシン 146.7
8 アサクサスポット 315.0
9 ヘヴィータンク 548.9
10 アラウン 711.6
11 ニシノトランザム 873.3
現時点(水曜)での予想オッズでは、ダノンプレミアムが1番人気となっている。

【第55回弥生賞】有力馬は!?

【前走が芝1600mの重賞or若駒S】【前走1着】【5走前までに単勝2番人気で勝利】【連対率100%】
ダノンプレミアム
inyofu ダノンプレミアム(牡3、栗東・中内田充正厩舎)は新馬戦、サウジアラビアRC、朝日杯FSと無傷の3連勝を飾り、最優秀2歳牡馬に輝いた。いずれも好位から楽に抜け出しての圧勝で、スピード・レースセンスともに申し分がない。今回は2000mへの距離延長が課題となるが、問題なく突破して本番に向かってほしいところだ。

【前走1着】【5走前までに単勝2番人気で勝利】【連対率100%】
ワグネリアン
inyofu ダノンプレミアムと同じディープインパクト産駒で、前走の東京スポーツ杯2歳Sを3馬身差で快勝している。デビューから、中京→阪神→東京と異なる競馬場で3戦3勝の戦歴。センスの高さと追われてからの加速力は、ダノンプレミアムと双璧をなす。新馬戦で芝2000メートル戦を勝っている点も心強い。こちらもレース間隔をあけながらの3連勝。中間の乗り込み量も豊富だ。

【前走1着】【5走前までに単勝2番人気で勝利】【連対率100%】
オブセッション
inyofu 東京芝2000メートルのデビュー戦では、重馬場だったが抜群の勝負根性で2着馬を競り落としてV。2戦目のシクラメン賞(阪神芝1800メートル)は対照的に、1分45秒6の2歳日本レコードで4馬身も突き抜けた。重賞初挑戦だが、異なる馬場条件の2戦で見せたパフォーマンスは、前記2頭に見劣らない。


2018年4月15日に行われる3歳牡馬クラシック第1冠の皐月賞と同じ舞台。
過去の傾向では、毎年少なくとも1頭は皐月賞または日本ダービーで3着以内に入っている。
それだけに、3歳馬にとっては春のクラシックにつながる重要な一戦に位置付けられている。
エントリーは11頭と少頭数ながら、2017年の2歳王者ダノンプレミアムや 3戦3勝でクラシックの有力候補と名高いワグネリアン、
2戦2勝のオブセッションをはじめとした素質ある精鋭が集い、まさに目が離せない一戦となりそうだ。

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