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伏兵注意!?牝馬限定のハンデキャップ重賞【第36回中山牝馬ステークス】

2018年3月10日(土)に中山競馬場で行われる芝1800mのGIIIレース【第36回ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【中山牝馬ステークス】歴史

inyofu 本競走は、中山競馬場と友好関係にあるローレルパーク競馬場との親善を深めるため1983年に創設された。創設より中山競馬場の芝1800メートルで5歳(現4歳)以上牝馬限定のハンデキャップ競走として行われている。2006年に4歳以上の牝馬重賞路線が整備され、春の女王決定戦として5月に「ヴィクトリアマイル」が新設されたため、本競走はその前哨戦に位置付けられている。

コースの特徴

inyofu 中山・芝1800メートル(内回り)

ホームストレッチの上り坂からスタート。1コーナーまでの距離は約200メートルと短い。加えて、決勝線から1コーナーの途中までも上り。1コーナー過ぎから向正面半ばまで緩く下り、3~4コーナーにかけてはほぼ平坦が続いて、最後の直線は310メートル。直線の半ばには急勾配(高低差2.2メートル)の上りがある。2014年の路盤改修後、従来より上がりが出やすく(速く)なった感はあるものの、前半から負荷がかかるため、JRAの芝1800メートルの中ではタフなコースと言える。ダート中距離のようなパワーが要求されやすく、パワー型の先行馬が走りやすいコースだ。

2017年【第35回中山牝馬ステークス】

動画を見る
昨年の同レースでは、5番人気のトーセンビクトリー(武豊騎乗)が1分49秒4で優勝し重賞初勝利を挙げた。

【中山牝馬ステークス】レース傾向

inyofu 前走の条件をチェック

過去10年の出走馬について、前走の条件別に成績をまとめると、3着内率で上位の数値をマークしているのが「牡馬混合の芝1600万下」と「牝馬限定の芝1600万下」の2組となっている。その2組に続くのが「牡馬混合の芝重賞」組で、「牝馬限定の芝重賞」組は5勝を挙げているものの、好走率はやや見劣っている。ハンデキャップレースでもあり、前走が条件クラスだった馬でも軽視は禁物だろう。
inyofu 前走の距離に注目

過去10年の出走馬の前走の距離別の成績では、「芝2000メートル」組と「芝2200メートル以上」組が勝率・連対率で上位となっている。また、2013年以降の過去5年では、前走「芝2000メートル」組が3勝、「芝2200メートル以上」組が2勝と、前走で芝2000メートル以上のレースに出走していた馬しか優勝していない。今年もこの傾向が続くのか、前走の距離には注目しておきたい。
inyofu 近走で上位人気の支持を受けていた馬が優勢

過去10年の出走馬について、過去3走以内におけるオープンクラスの芝のレースでの最高単勝人気別に成績を調べると、勝率で10%を超えているのは「1番人気」「2番人気」「4番人気」の3組で、連対率と3着内率では「1番人気」組と「4番人気」組が1、2番手となっている。「3番人気」組が1頭も3着以内に入っていない点は気になるが、好走率を見る限り、近走で上位人気に支持されていた経験を有する馬が優勢となっている。ただし、3着内率では「6~9番人気」組も20%を超える3番手の数値をマークしていることは、覚えておいても損はないだろう。
過去のレース傾向では、【前走牡馬混合の芝1600万下or牝馬限定の芝1600万下】【前走芝2000m以上】【過去3走以内最高1,2,4番人気】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第36回中山牝馬ステークス】登録馬

inyofu トーセンビクトリー
マキシマムドパリ
エテルナミノル
キンショーユキヒメ
ゲッカコウ

レイホーロマンス
フロンテアクイーン
カワキタエンカ
バンゴール
オートクレール

ワンブレスアウェイ
ハローユニコーン
エンジェルフェイス
ノットフォーマル
シャルール

ブラックオニキス
ヒストリア
フルゲート17頭に対して今年は16頭が登録されている。現時点ではヒストリアが除外対象となっている。

【第36回中山牝馬ステークス】予想オッズ

inyofu 1 フロンテアクイーン 3.5
2 マキシマムドパリ 3.9
3 トーセンビクトリー 4.5
4 カワキタエンカ 6.0
5 ワンブレスアウェイ 9.2
6 エテルナミノル 10.3
7 ゲッカコウ 13.3
8 エンジェルフェイス 21.1
9 レイホーロマンス 33.7
10 キンショーユキヒメ 46.0
11 ブラックオニキス 77.9
12 シャルール 85.7
13 ヒストリア 184.9
14 バンゴール 232.5
15 ノットフォーマル 269.3
16 ハローユニコーン 274.1
17 オートクレール 279.1
現時点(水曜)での予想オッズでは、フロンテアクイーンが1番人気となっている。

【第36回中山牝馬ステークス】有力馬は!?

【前走芝2000m以上】
トーセンビクトリー
inyofu トーセンビクトリー(牝6、栗東・角居勝彦厩舎)は昨年のこのレースで重賞初制覇を果たした。その後は勝ち星を挙げていないものの、前走のAJCCでは牡馬相手に最速タイの上がりを使って5着に入っており、このメンバーなら力上位と言っていいだろう。レディアルバローザ以来、史上2頭目の連覇なるか。

【前走芝2000m以上】【過去3走以内最高1,2,4番人気】
エテルナミノル
inyofu 前走の愛知杯で重賞初制覇を飾ったエテルナミノル(栗東・本田優厩舎、5歳)。中山では3戦して未勝利だが、3歳時に同じ中山芝1800メートルで行われたフラワーCで、勝ったエンジェルフェイスから0秒2差の5着に入った実績がある。当時よりも力を数段つけている今なら問題ないだろう。この馬も前走から2キロ増のハンデ克服が課題になる。

【前走芝2000m以上】【過去3走以内最高1,2,4番人気】
マキシマムドパリ
inyofu 昨年の愛知杯、同マーメイドSと牝馬限定重賞を2勝。前3戦もエリザベス女王杯4着、中日新聞杯5着、愛知杯3着と堅実に走っており、前走と同じ56キロのハンデでも大崩れはなさそうだ。クラブ法人の規定で、恐らくここがラストラン。有終の美を飾りたいところだ。


今年で36回目を迎える牝馬ハンデ重賞。2008年以降過去10年の中山牝馬Sでは、
単勝1番人気馬は2014年のフーラブライドの1勝のみ、その一方で4番人気以下の馬の優勝が8回を数える波乱含みだ。
上記3頭の有力馬はもちろんの事、注目しているのは、ゲッカコウとキンショーユキヒメ
共に2000mをメインに勝ち星を稼いでおり、前走の大敗で人気が落ちそうなので狙ってみたい。

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