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天皇賞(春)を見据えた一戦!!【第66回阪神大賞典】

2018年3月18日(日)に阪神競馬場で行われる芝3000mのGIIレース【第66回阪神大賞典】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【阪神大賞典】歴史

inyofu 本競走は、1953年に4歳(現3歳)以上のハンデキャップ競走として創設された重賞競走で、創設当初は阪神競馬場・芝2000メートルで行われていた。1956年に負担重量が別定重量に変更され、距離は1957年に2200メートル、1965年に芝3100メートルに延長されたのち、1974年に芝3000メートルに変更され現在に至っている。
inyofu 創設以来(1957~1960年を除く)、暮れの阪神開催を彩る名物レースとして親しまれてきたが、1987年より開催時期が春の1回阪神競馬に繰り上げられ、5歳(現4歳)以上の競走に変更されたことで、本競走は天皇賞(春)の前哨戦に位置付けられた。なお、2014年より本競走の1着馬に天皇賞(春)への優先出走権が与えられている。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝3000メートル(内回り)

向正面からスタートして、内回りコースを1周半するレイアウト。向正面(バックストレッチ)、3コーナー、4コーナー、直線(ホームストレッチ)をそれぞれ2回通ることになる。1コーナーから2コーナー、バックストレッチまではほぼ平坦で、3コーナー半ばから4コーナー、直線の半ばにかけて緩やかな下りとなる。直線距離は356.5メートル(Aコース使用時)で、ゴール前には急な上り坂(高低差1.8メートル)が待ち受ける。3000メートルを乗り切るスタミナと気性に加えて、同じ3000メートルでも京都に比べて、直線の坂でも止まらない末脚や馬力が要求される。

2017年【第65回阪神大賞典】

動画を見る
昨年の同レースでは、単勝1.1倍の断然人気を集めたサトノダイヤモンド(ルメール騎乗)が後方で脚をためると直線半ばで抜け出し相手をねじ伏せる快勝劇だった。

【阪神大賞典】レース傾向

inyofu 上位人気馬が優勢

過去10年で単勝1番人気馬が4着以下に敗れたのは1回(2009年7着オウケンブルースリ)だけ。1番人気馬の信頼度は高いと言える。続く2番人気馬の3着内率が30%とやや低くなっている点は気になるが、3着以内馬延べ30頭のうち27頭は単勝5番人気以内の馬となっている。やはり大舞台を目標にしているトップホースが出走するレースだけに、波乱となるケースは少なくなっているようだ。
inyofu 前走のレース別成績もチェック

過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、阪神大賞典で好相性なのは前走が「有馬記念」と「日経新春杯」だった馬。「ダイヤモンドS」と「京都記念」からも優勝馬が出ているが、好走率は前記した2レースに比べると低いものになっている。これらの4レース以外から優勝したのは、2015年のゴールドシップ(前走アメリカJCC)だけだ。
inyofu 若い世代が優勢

過去10年の出走馬の年齢別成績を調べると、2008年2着のアイポッパー、2010年優勝のトウカイトリックと、8歳馬が好走した前例はあるが、若い世代が優勢。そして4歳から6歳までは、年齢が高くなるにしたがって、好走率が下がっている。
inyofu 当日の馬体重にも要注目?

過去10年の優勝馬10頭のうち7頭は、当日の馬体重が「500~518キログラム」で、「520キログラム以上」だった馬は優勝していない。ただし、「500キログラム以上」の馬は2着がゼロで、2着馬はすべて「498キログラム以下」となっている。また、3着馬は全て「480キログラム以上」という特徴的な分布になっている。
inyofu 前年の秋以降の成績にも要注目

過去10年の阪神大賞典では、2009年と2012年を除く8回で「前年秋以降のGⅠまたはGⅡで、3着または4着に入っていた」という馬が連対している。今年も前年秋以降にグレードが高いレースで3、4着になったことがある馬には、チェックを入れておくべきかもしれない。
inyofu 前走が重賞で単勝1番人気だった馬が3連勝中

近3年の阪神大賞典では、「前走が重賞で単勝1番人気だった」という馬が優勝している。これらの3頭はレースも着順もバラバラ。前走の内容を比較する際は、着順よりも単勝人気を重視する手はあるだろう。
過去のレース傾向では、【1番人気】【前走が有馬記念or日経新春杯】【4,5歳】【前年秋以降のGIまたはGIIで3,4着】【前走が重賞で1番人気】【当日の馬体重が500~518kg】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第66回阪神大賞典】登録馬

inyofu アルバート
クリンチャー
カレンミロティック
サトノクロニクル
トミケンスラーヴァ

レインボーライン
シホウ
ヤマカツライデン
サイモントルナーレ
コウエイワンマン

ムイトオブリガード

【地方馬:1頭】
スーパーマックス
フルゲート16頭に対して今年は12頭が登録されている。もちろん全頭出走可能だ。

【第66回阪神大賞典】予想オッズ

inyofu 1 クリンチャー 1.9
2 アルバート 3.3
3 レインボーライン 4.5
4 サトノクロニクル 5.2
5 カレンミロティック 25.9
6 ヤマカツライデン 35.6
7 ムイトオブリガード 38.7
8 トミケンスラーヴァ 73.9
9 シホウ 166.5
10 スーパーマックス 290.8
11 コウエイワンマン 373.9
12 サイモントルナーレ 872.4
現時点(水曜)での予想オッズでは、クリンチャーが圧倒的人気を集めている。

【第66回阪神大賞典】有力馬は!?

【4,5歳】【前年秋以降のGIまたはGIIで3,4着】
クリンチャー
inyofu クリンチャー(牡4、栗東・宮本博厩舎)は昨年の菊花賞2着馬で、今年初戦の京都記念ではアルアイン・レイデオロら同世代のGI馬4頭を撃破。著しい充実ぶりを見せている。今回は以前から騎乗依頼を打診していたという武豊騎手との新コンビ。重賞連勝を決めて天皇賞に向かえるか。

【前年秋以降のGIまたはGIIで3,4着】【前走が重賞で1番人気】
アルバート
inyofu ステイヤーズS3連覇にダイヤモンドS勝ちと、本格的な長距離重賞を4勝している。3カ月半ぶりのレースだが、中間は力強い動きを見せており、仕上がりは問題なさそう。まだ勝っていない天皇賞・春を今年こそ手にするためにも、始動戦から好結果が期待される。

【前走が有馬記念or日経新春杯】【4,5歳】【前年秋以降のGIまたはGIIで3,4着】
レインボーライン
inyofu レインボーライン(栗東・浅見秀一厩舎、牡5歳)は3歳2月のアーリントンC以来、勝ち星から遠ざかっているが、菊花賞でサトノダイヤモンドの2着。昨年の天皇賞・秋でもキタサンブラック、サトノクラウンに次ぐ3着と、一線級と互角の勝負を演じている。道悪も得意で、馬場が渋ればなおいい。


3000mという長丁場に今年の春の盾を狙うステイヤーが続々と参戦
過去10年の優勝馬は、全て次走に天皇賞(春)を選び、そのうちの5頭が同レースで3着以内に入っている。
上記3頭はもちろん有力だが気になっているのはサトノクロニクル
前走は中1週で有馬記念に臨んで大敗を喫したが、それでもメキメキと力をつけてきている明け4歳馬
ここ数戦は勝利と凡走を繰り返してきている中で今回は好走の順番という点でも注目しておきたいところだ。

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