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伏兵馬の優勝が続いているハンディキャップ重賞【第25回マーチステークス】

2018年3月25日(日)に中山競馬場で行われるダート1800mのGIIIレース【第25回マーチステークス】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
Horses on pasture

【マーチステークス】歴史

inyofu ダート適性馬の目標となる競走を設置し、ダート競走体系を整備するため、1994年に5歳(現4歳)以上・ハンデキャップの重賞競走として本競走が創設された。中山競馬の開催中止に伴い阪神競馬場・ダート1800メートルで行われた2011年を除き、第1回から中山競馬場・ダート1800メートルを舞台に行われている。
inyofu 競走名の「マーチ(March)」とは、本競走の開催時期である3月を英語に訳したもの。ローマ神話における農耕の神マルスが由来となっており、古代ローマの暦では、農耕の始まる3月が1年の始まりであったとされている。

コースの特徴

inyofu 中山・ダート1800メートル

ホームストレッチの入り口からスタートして、直線の坂を上る。ゴール板を過ぎてからも2コーナーまで上りが続き、その後向正面半ばまで下っていく。3~4コーナーはほぼ平坦で、最後の直線は308メートル。ゴール前には再び坂が待ち受ける。“スタート直後の加速時”と“ゴール前の苦しい場面”で急な坂を上るタフなコース。特に良馬場(乾いた馬場)の場合、前半から負荷がかかるため後半にバテやすく、スタミナと馬力を兼ね備えた馬が好走しやすい。

2017年【第24回マーチステークス】

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昨年の同レースでは、勝浦騎手騎乗の10番人気インカンテーション(羽月厩舎、父シニスターミニスター)が優勝。4度目の重賞制覇となった。

【マーチステークス】レース傾向

inyofu 前走の4コーナーでの位置取りをチェック

中山競馬場で行われた過去10回の出走馬のうち、前走がJRAのダートのレースだった馬について、そのレースでの4コーナーの位置別に成績を調べると、「先頭」組が勝率で断トツの数値を叩き出している。しかし、「先頭」組は2着と3着がなく、3着内率では「2~4番手」組が僅かな差ながらトップに立っている。前走がJRAのダートのレースだった馬の中では、4コーナーを前めのポジションで通過していた馬に注目したい。
inyofu ハンデが重い方が好走率が高い

中山競馬場で行われた過去10回の出走馬の負担重量別成績をまとめると、「57.5キログラム以上」組が4勝を挙げるなど、好走率が最も高くなっている。一方、「53キログラム以下」組は1頭も3着以内に入っていない。ある程度の実績を有していて、ハンデが重い馬の方が優勢となっているようだ。
inyofu 馬番別成績にも特徴あり

中山競馬場で行われた過去10回の馬番別成績を、「1~5番」「6~10番」「11~16番」の3グループに分けて調べてみると、優勝馬10頭中8頭は「11~16番」の馬で、残る2頭は「1~5番」の馬となっている。この2組は優勝馬の数こそ差があるものの、3着内率ではほぼ横並びとなっている。それに対し、「6~10番」は優勝馬が出ていないだけでなく、好走率でも数値が最も低い。ちなみに、阪神競馬場で行われた2011年を除くと、「6~10番」の馬で最後に優勝したのは、2003年のスマートボーイとなっている。
inyofu 年明け以降の出走回数に注目

2013年以降の優勝馬5頭について年明け以降の出走回数を調べると、いずれも年明け以降に2戦以上していた。今年も年明け以降に2戦以上していた馬が優勝するのか、注目してみたい。
過去のレース傾向では、【前走4コーナー先頭】【54kg以上】【年明け以降に2戦以上】【馬番11~16番】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第25回マーチステークス】登録馬

inyofu 地方馬

ロワジャルダン

賞金上位馬

ロンドンタウン
ディアデルレイ
オールブラッシュ
エピカリス
メイショウウタゲ

アルタイル
センチュリオン
ストロングサウザー
コスモカナディアン
サンマルデューク

キーグラウンド
ブレスアロット
ハイランドピーク
サクラルコール
クインズサターン

以下、除外対象馬

ジョルジュサンク
タガノディグオ
トラキチシャチョウ
ドリームキラリ
ゴールデンバローズ

マイネルオフィール
ヒラボクプリンス
リーゼントロック
サイモントルナーレ
カフジキング
フルゲート16頭に対して今年は26頭が登録されている。現時点では10頭が除外対象となっている。

【第25回マーチステークス】予想オッズ

inyofu 1 ハイランドピーク 3.0
2 エピカリス 3.7
3 センチュリオン 4.3
4 ロンドンタウン 7.2
5 ゴールデンバローズ 7.5
6 ディアデルレイ 14.6
7 コスモカナディアン 23.2
8 アルタイル 28.3
9 クインズサターン 38.6
10 リーゼントロック 84.1
11 ドリームキラリ 114.8
12 ロワジャルダン 116.8
13 メイショウウタゲ 130.7
14 オールブラッシュ 159.0
15 キーグラウンド 159.0
16 カフジキング 176.0
17 マイネルオフィール 197.0
18 トラキチシャチョウ 338.5
19 タガノディグオ 347.4
20 サンマルデューク 412.5
21 サクラルコール 412.5
22 ブレスアロット 694.8
23 サイモントルナーレ 1320.1
24 ヒラボクプリンス 1466.7
25 ジョルジュサンク 1466.7
26 ストロングサウザー 1650.1
現時点(水曜)での予想オッズでは、ハイランドピークが1番人気となっている。

【第25回マーチステークス】有力馬は!?

【前走4コーナー先頭】【54kg以上】【年明け以降に2戦以上】
ハイランドピーク
inyofu ハイランドピーク(牡4、美浦・土田稔厩舎)は初茜賞(1000万下)、上総S(1600万下)と中山ダート1800mで連勝中。いずれも逃げて直線で後続を突き放すという圧勝で、本格化を迎えた感がある。この勢いで重賞タイトルも手にすることができるか。

【54kg以上】【年明け以降に2戦以上】
センチュリオン
inyofu ダート重賞はこれまでに2戦し、レパードS10着、アンタレスS16着と大敗しているが、前走の総武Sを4コーナー3番手からの積極策で押し切って勢いに乗っている。重賞でハンデ57キロは楽ではないが、近2走でも背負った斤量。今の充実ぶりで引き続き得意の舞台なら、大いにチャンスはありそうだ。

エピカリス
inyofu デビューから圧倒的な強さで4連勝を飾り、UAEダービーでも短頭差の2着に好走した実力馬。米3冠最終戦のベルモントSを右前肢跛行で出走取り消しとなり、その後もレパードS3着、みやこS8着と、案外なレースが続いている。この中間は4カ月の休養を挟んでしっかりと立て直してきた。


例年、伏兵馬の優勝が続いているマーチS。今年もハンデ戦らしい難解なメンバーが揃った印象だ。
注目は抜群の安定感を誇るハイランドピークと抜群の先行力と中山コース好相性のセンチュリオン。
昨年4着のロンドンタウンと前で競馬3頭から軸を選んで人気薄を絡めていきたいところだ。

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