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連覇か!?春秋制覇か!?春のスプリント王決定戦!!【第48回高松宮記念】

2018年3月25日(日)に中京競馬場で行われる芝1200mのGIレース【第48回高松宮記念】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
free herd of horses galloping across the steppe

【高松宮記念】歴史

inyofu 1967年に4歳(現3歳)以上・別定重量の重賞競走として創設された「中京大賞典」が本競走の前身。その後、1971年に高松宮殿下から優勝杯を賜ったのを機に「高松宮杯」に改称され、中京競馬場・芝2000メートルを舞台に、夏の中京開催を飾る中距離の名物競走として行われていた。
inyofu 1996年の短距離競走体系の改善に伴い、本競走は開催時期が5月に繰り上げられ、負担重量を定量に、距離を芝1200メートルに変更の上、GⅡからGⅠに格上げされた。これにより、中京競馬場初のGⅠ競走が誕生し、「高松宮杯」は春のスプリント王決定戦として位置付けられた。その後、1998年に現在のレース名「高松宮記念」に改称され、さらに2000年に3月の中京開催の最終週に移設されたことで5歳(現4歳)以上の競走に変更となった。

コースの特徴

inyofu 中京・芝1200メートル

向正面の半ばからスタートするレイアウトで、3コーナーまでの距離は約300メートル。スタート後100メートル過ぎ(残り1080メートル付近)から直線の入り口まで緩い下り坂があるものの、前半の流れは落ち着くことが多い。直線は412.5メートルと十分な長さがあり、残り340m付近から急な坂を約100メートル上っていく。芝1200メートルとしてはタフなコース設定で、スピードだけで押し切るのは難しく、馬力が要求される。

2017年【第47回高松宮記念】

動画を見る
昨年の同レースでは、幸騎手騎乗の5番人気セイウンコウセイ(上原厩舎、父アドマイヤムーン)がGI初制覇。

【高松宮記念】レース傾向

inyofu 前年10月以降の実績に注目

外国調教馬を除く過去10年の3着以内馬延べ29頭中、2008年2着のキンシャサノキセキを除く28頭は、「前年10月以降のJRA重賞」で連対経験のある馬だった。なお、2015年に優勝した香港調教馬のエアロヴェロシティは、前年12月にG1の香港スプリントを制していた。しばらく連対が途絶えている馬、条件クラスやオープン特別のレースを主戦場として重賞に出走していない馬などは割り引きが必要だ。
inyofu 前走の着順とキャリアがポイント

過去10年の出走馬の前走の着順別成績を調べると、前走で「2着以内」だった馬が3着内率37.5%と優秀な成績を収めている。一方、「3~5着」だった馬は同15.0%、「6着以下」だった馬は同3.7%にとどまっている。基本的には前走好走馬が強いレースと言えるだろう。
inyofu 前走で上位人気に推されていた馬が優勢

過去10年の3着以内馬延べ30頭中25頭は、前走が「国内のレース」で、そのレースでの単勝人気が「4番人気以内」だった。一方、前走で「5番人気以下」だった馬は優勝例がなく、3着内率も3.2%にとどまっている。前走の内容を比較する際は、着順だけでなく単勝人気にも注目した方がよさそうだ。
inyofu 馬体重の軽い馬は不振

過去10年の連対馬延べ20頭中、2009年1着のローレルゲレイロを除く19頭は、前走の馬体重が「480キログラム以上」だった。一方、「480キログラム未満」だった馬は3着内率が10.2%にとどまっているうえ、2010年以降は〔0・0・3・36〕(3着内率7.7%)とより苦戦している。馬体重の軽い馬は過信禁物と見るべきだろう。
inyofu 近年は内枠優勢

過去4年の3着以内馬延べ12頭中9頭は、馬番が「1~9番」だった。一方、「10~18番」だった馬は優勝例がなく、3着内率も8.3%にとどまっている。2013年以前は「10~18番」の馬も好走していたが、近年の傾向を重視するならば、内寄りの枠に入った馬を高く評価したい。
inyofu キャリアの浅い馬を重視した方がよさそう

過去4年の優勝馬4頭は、いずれも通算出走数が16戦以下だった。ちなみに、2013年のロードカナロアと2012年のカレンチャンも、それぞれキャリア14戦で優勝を果たしている。キャリアが豊富な馬は評価を下げたいところだ。また、この4頭は馬番が1~9番だった点、前走の着順が5着以内だった点、前走の馬体重が480キログラム以上だった点も共通している。
過去のレース傾向では、【前年10月以降の重賞で連対】【前走2着以内】【前走4番人気以内】【前走480kg以上】【通算16戦以下】【馬番1~9番】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第48回高松宮記念】登録馬

inyofu 以下、2頭は優先出走馬
キングハート
ダイアナヘイロー

以下、出走馬決定賞金順
レッドファルクス
レッツゴードンキ
レーヌミノル
セイウンコウセイ
スノードラゴン

ファインニードル
ネロ
リエノテソーロ
ダンスディレクター
ラインミーティア

シャイニングレイ
ノボバカラ
ジューヌエコール
ラインスピリット
ナックビーナス

ソルヴェイグ
モーニン
ビップライブリー
フミノムーン
セカンドテーブル

【外国馬:1頭】
ブリザード
フルゲート18頭に対して今年は22頭が登録されている。現時点では6頭が除外対象となっている。

【第48回高松宮記念】予想オッズ

inyofu 1 レッドファルクス 2.2
2 ファインニードル 5.0
3 レッツゴードンキ 5.2
4 セイウンコウセイ 8.8
5 ダンスディレクター 9.8
6 レーヌミノル 18.1
7 ダイアナヘイロー 22.1
8 シャイニングレイ 26.5
9 ナックビーナス 29.1
10 キングハート 43.9
11 ブリザード 47.3
12 ネロ 65.4
13 ソルヴェイグ 70.1
14 リエノテソーロ 97.5
15 スノードラゴン 153.4
16 ビップライブリー 186.4
17 ジューヌエコール 204.6
18 セカンドテーブル 209.7
19 ラインスピリット 354.4
20 ラインミーティア 419.4
21 フミノムーン 449.3
22 モーニン 466.0
23 ノボバカラ 662.2
現時点(水曜)での予想オッズでは、レッドファルクスが1番人気となっている.

【第48回高松宮記念】有力馬は!?

【前年10月以降の重賞で連対】【前走4番人気以内】
レッドファルクス
inyofu レッドファルクス(牡7、美浦・尾関知人厩舎)は昨年のスプリンターズSで連覇を達成。香港遠征以来のレースとなった昨年の高松宮記念は3着だったが、今年は一叩き(阪急杯3着)して万全の態勢で臨む。鞍上が主戦のM.デムーロ騎手に戻るのも心強く、勝ち負け必至と見る。

【前年10月以降の重賞で連対】【前走2着以内】【前走4番人気以内】【前走480kg以上】
ファインニードル
inyofu 昨年の産経賞セントウルSに続く重賞2勝目となった。18キロ増という、やや重め残りの馬体で圧勝したあたりに充実ぶりがうかがえる。GI初挑戦のスプリンターズSは12着と大敗したが、これはスタートで挟まれて後方に下がり、終始馬群の大外を回らされるちぐはぐな競馬になったため。今回はスムーズな競馬で力を示したいところだ。

【前年10月以降の重賞で連対】【前走2着以内】【前走480kg以上】
セイウンコウセイ
inyofu 昨夏の函館スプリントSで4着に敗れて以降は不振に陥っていたが、前走のシルクロードSで逃げて2着。勝ち馬ファインニードルには2馬身離されたものの、トップハンデ58キロを背負っての結果だけに、復調の兆しは十分に感じられた。同レース2着から本番へ向かうのは勝った昨年と同じ。1~3月は【3・4・0・0】と得意とする時期だけに、勝ち星が1年間なくとも要注意の存在だ。


いよいよ迎える春のスプリント王決定戦。
今年はスプリンターズSを連覇しているレッドファルクスを中心に、昨年の覇者セイウンコウセイ。
2世代の桜花賞馬に加え、香港からも刺客がやってきた。新興勢力の台頭もありそうなメンバー構成で混戦が予想される。
現在のスプリント界のトップホースが集うスピード勝負から目が離せない。

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