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直線に全てを賭けろ!第14回【アイビスサマーダッシュ】

2014年8月3日に新潟競馬場で行われる芝1000メートルのGIIIレース、第14回【アイビスサマーダッシュ】。芝重賞の中で、日本で一番短い距離で行われるこのレースは、いったいどんなものなのか、まとめてみた。
アイビス 

【アイビスサマーダッシュ】の歴史!

inyofu 2001年、新潟競馬場の馬場改修により日本で初めて芝1000mの直線コースが新設された。本競走は、中央競馬で唯一、直線コースを舞台に争われる3歳以上の別定・混合・指定のGIII 『アイビスサマーダッシュ』として創設された。
inyofu 創設時から2005年まではスプリンターズSのステップレースに指定され、地方競馬所属馬は3頭までのスプリンターズS出走候補馬に出走資格が与えられていたが、2006年から地方競馬所属馬の出走枠は2頭に変更となった。また、2005年から国際競走に指定され、外国馬は5頭まで出走可能となったが、2009年から出走枠が9頭に拡大された。 なお、グレード表記は2007年の日本のパートI 国昇格に伴いJpnIII に変更されたが、2009年より国際格付けのGIII に改められた。
inyofu 開催時期は、2001年から2005年まで8月の後半に行われていたが、2006年から夏の新潟開催の開幕週(7月中旬)に移設されるとともに、夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた『サマースプリントシリーズ』の第3戦に指定されている(2011年までは第2戦として実施)。本競走の優勝馬の中から、2007年のサンアディユ、2008年・2009年のカノヤザクラ、2011年のエーシンヴァーゴウ、2012年のパドトロワ、そして2013年のハクサンムーンが同シリーズのチャンピオンの座を獲得した。また、2004年の勝ち馬カルストンライトオが同年のスプリンターズSに優勝、2001年の優勝馬メジロダーリングと前述のサンアディユ、ハクサンムーンが同年のスプリンターズSで2着に入っており、秋の短距離GI 戦線を占ううえでも見逃せない一戦と言えるだろう。
【サマースプリントシリーズ】の第3戦に指定されており、中央競馬で唯一、直線コースを舞台に争われるレースである【アイビスサマーダッシュ】。競走名の【アイビス】は、英語で【トキ】を指しており、新潟競馬場の【アイビススタンド】の名称にも使用されている。

【アイビスサマーダッシュ】を連覇した競走馬!カノヤザクラ

2008年


2009年

【アイビスサマーダッシュ】13年の歴史で、連覇経験があるのは【カノヤザクラ】のみである。このレースの連覇により、【カノヤザクラ】は夏のスプリント女王とも呼ばれた。

【アイビスサマーダッシュ】のレース傾向

inyofu 2001年に新潟競馬場がリニューアルオープンした際に新設された直線・芝1000mコース。その舞台でトップスピードを競うのがアイビスサマーダッシュだ。とはいえ直線コースの競馬でも、道中の駆け引きは必要。どこで馬に息を入れさせて最後の伸び脚を引き出すかというのは、コンビを組む騎手の腕にかかっている。卓越したスピードだけでは勝利につながらないのは、過去13回で単勝1番人気馬が3勝しかしていないことが証明している。今年もサマースプリントシリーズの第3戦として行われるだけに、現役屈指のスピード自慢が集うことだろう。改めて、過去のデータから好走馬の共通点を探りたい。
inyofu 若い世代が優勢
過去10年のアイビスサマーダッシュで好成績を挙げているのは、「3歳」馬と「4歳」馬。「5歳以上」の馬は勝率、連対率、3着内率で「4歳以下」の馬に比べると、いまひとつの数字になっている。なお、「7歳以上」の馬は、このレースが創設されてから一度も3着以内に入ったことがない。
inyofu 上がり馬にも要注意
前走の条件別に成績をまとめてみると、前走が「GIII・JpnIII」だった馬が好成績。また、前走が条件クラスだった馬も上々の成績となっているのに対し、「GI・JpnI、GII・JpnII」からの臨戦馬は苦戦傾向にある。格だけでなく馬の調子や勢いという点にも注目すべきだろう。
【アイビスサマーダッシュ】のレース傾向は、短距離走であるからか、【3歳か4歳】の若い競走馬が好走している。また、【前走がGIIIかオープンクラス】の競走馬が良い成績を残す傾向にあるようだ。

第14回【アイビスサマーダッシュ】登録馬!

inyofu アースソニック 牡 5 56
アーリーデイズ セ 7 56
アンゲネーム セ 6 56
アンバルブライベン 牝 5 54
サウンドリアーナ 牝 4 54
シャイニーホーク 牡 6 56
ジャベリン 牡 6 56
セイコーライコウ 牡 7 56
デュアルスウォード 牡 6 56
バーバラ 牝 5 54
パドトロワ 牡 7 59
フォーエバーマーク 牝 6 55
フクノドリーム 牝 3 51
ブルーデジャブ セ 7 56
メイショウハガクレ 牡 5 56
リトルゲルダ 牝 5 54
ローブドヴルール 牝 8 54

第14回【アイビスサマーダッシュ】予想オッズ!

inyofu 1番人気フォーエバーマーク 2.8倍
2番人気セイコーライコウ 3.2倍
3番人気リトルゲルダ 7.1倍

第14回【アイビスサマーダッシュ】有力馬は!?


フォーエバーマーク
inyofu 【アイビスSD(日曜=8月3日、新潟芝直線1000メートル)注目馬30日最終追い切り:美浦】フォーエバーマークは南芝コースで単走。道中は遅いペースにもかかわらず折り合いはピタリとついて、最後まで余力十分にゴール。時計こそ平凡(4ハロン52・9―11・7秒)も、馬体の張りは目立っており身のこなしに硬さもない。2着した昨年以上の気配の良さに、陣営は昨夏のキーンランドCに続く重賞2勝目に意欲十分だ。
inyofu 矢野英調教師「先週に速いところをやっているので、今週はこれでOK。予定通りに調整できたし、使いながら確実に上昇している。セイコーライコウは確かに強いけど何とか負かしたい」
inyofu 韋駄天Sで1番人気に支持されていたのが、フォーエバーマーク(牝6・矢野英一)だ。結果は0秒2差の2着で1番人気に応えられなかったものの、当時は昨年9月のスプリンターズS(16着)以来、約8か月の長期休養明け。連対確保で地力の高さは十分に示したと言えよう。昨年の『サマースプリントシリーズ』は、惜しくも2位(獲得ポイント19点)でチャンピオンの座を逃したものの、函館スプリントS3着→アイビスサマーダッシュ2着→キーンランドC(函館・芝1200mで開催)1着と大活躍。6歳を迎えた今年も持ち味である非凡なスピードは健在で、2着に敗れた昨年のリベンジを果たすチャンスも十分だろう。

セイコーライコウ
inyofu 【アイビスSD(日曜=8月3日、新潟芝直線1000メートル)注目馬30日最終追い切り:美浦】セイコーライコウは坂路2本目に4ハロン57・1―40・0―13・1秒。しまい重点とはいえ、切れのある動きで目下の好調ぶりをアピールした。
inyofu 鈴木康調教師「暑い時季だし、先週しっかり追っているので今朝は息を整える程度。これで十分だよ。初めて千直を使った前々走がいいパフォーマンスだったし、前走の函館スプリントS(4着)も前残り決着で大外を回ったことを思えば悪くなかった。引き続きどんな競馬ができるか楽しみ」
inyofu 今年のアイビスサマーダッシュは、5月に今回と同じ舞台の新潟・芝1000mで行われたオープン特別・韋駄天Sの上位入線組が主力を形成している。同レースを優勝したセイコーライコウ(牡7・鈴木康弘)にとっては、重賞初制覇の大きなチャンスと言えよう。7歳と年齢的にはベテランの域に入ってきているが、4歳の5月から6歳の6月まで2年以上の長期休養があったため、キャリアはまだ23戦。今が充実期というムードが漂っている。3走前の1600万下・船橋S(中山・芝1200m)を勝ち上がってオープンクラスに復帰すると、前々走の韋駄天Sは、初めての直線競馬を克服して、2着馬フォーエバーマークを1馬身1/4突き放す快勝劇を演じた。続く前走の函館スプリントSでは勝ち馬のガルボから0秒2差の4着に敗れたが、高い適性を示した舞台に戻る今回は力が入る一戦だ。

2014年8月3日に新潟競馬場で行われる芝1000メートルのGIIIレース、第14回【アイビスサマーダッシュ】は、有力な古馬が集うかたちとなった。レース傾向では、【3歳か4歳】が好走しているが、今年の出走馬の中でこの条件を満たしているのは、4歳馬【サウンドリアーナ】と3歳馬【フクノドリーム】のみ。今年は、5歳以上の競走馬が勝利する可能性が高いと言えよう。もう一つの好走する条件、【前走がGIIIかオープンクラス】は、1番人気馬【フォーエバーマーク】、2番人気馬【セイコーライコウ】共に満たしている。今年の【アイビスサマーダッシュ】は、この2頭を中心に展開されそうだ。

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