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GI昇格2年目!!春の古馬中距離戦線の幕開け【第62回大阪杯】

2018年4月1日(日)に阪神競馬場で行われる芝2000mのGIレース【第62回大阪杯】
レースの傾向や過去映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
Herd of horses on a pasture in mountains

【大阪杯】歴史

inyofu 1957年に創設された5歳(現4歳)以上、ハンデキャップの重賞競走「大阪杯」が本競走の前身で、1964年に「サンケイ大阪杯」、1989年に「産経大阪杯」に改称され、2017年より現在の「大阪杯」となった。創設当初は、3月に阪神競馬場・芝1800メートルで行われていたが、幾度かの距離・開催時期の変更を経て、1972年に距離が2000メートルに、1981年に開催時期が桜花賞の前週に移された。
inyofu 春の大レースに向けた重要な前哨戦として熱戦が繰り広げられてきたが、中距離適性を持つ一流馬の国内の春季競馬における出走機会を拡充するため、2017年にGⅠに昇格されるとともに、負担重量が別定から定量に変更された。また、同年より優勝馬に愛チャンピオンSの優先出走権等が付与されることとなった。

コースの特徴

inyofu 阪神・芝2000メートル(内回り)

ホームストレッチの半ばからスタートするレイアウト。スタート直後に上り坂がある。1コーナーまでは約350メートル。1コーナーから2コーナー、バックストレッチまではほぼ平坦で、3コーナー過ぎから4コーナー、直線の半ばにかけて緩やかに下る。直線距離は359.1メートル(Bコース使用時)で、ゴール前には2回目の急な上り坂が待ち受ける。最終コーナーから加速して、坂のある直線でも末脚を伸ばし続けられるスタミナ、馬力が要求されやすい。

2017年【第61回大阪杯】

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昨年の同レースでは、1番人気のキタサンブラック(武豊騎乗)が1分58秒9で制し、GI4勝目を挙げた。

【大阪杯】レース傾向

inyofu 伏兵馬にも要注意

過去10年の単勝人気別成績と単勝オッズ別成績を調べると、1番人気は3着内率90%。特に、単勝オッズ2.9倍以下だった1番人気馬は、〔3-3-2-0〕(3着内率100%)となっている。それに対し、3~5番人気はそれぞれ連対率10.0%といまひとつ。6番人気馬が2勝2着1回、7~9番人気が2着4回となっている点が特徴的だ。
inyofu 前走1着馬は不振傾向

過去10年の出走馬の前走の着順別成績をまとめてみると、前走が1着だった馬は全て2着以下に敗れている。逆に、前走が2着だった馬が7勝と好成績を残している。前走が3~5着だった馬もまずまずの成績となっているだけに、前走1着馬の不振は気になるところだ。
inyofu 前年秋以降の成績に要注目

過去10年の大阪杯では、「前年秋以降のGⅠまたはGⅡで4~6着」となったことがある馬が、2008年と2013年を除く年で連対している。今年もこれに該当する馬が出走してきたら、注目してみる手があるかもしれない。
inyofu 重賞での単勝人気と着順にも注目

近年の大阪杯では、「4走前までに重賞で単勝6、7番人気となり、単勝人気順よりも着順が上位だったことがある」という馬が、2009年以降毎年1頭連対している。出走各馬の過去の成績を見て、この条件に該当している馬がいないかどうか、チェックしておくことをお勧めしたい。
inyofu 3走前が前年9、10月のGⅡだった馬が3連勝中!

過去3年の大阪杯では、「3走前が前年9、10月のGⅡだった」という馬が優勝している。前年秋以降の出走回数が少なく、ゆったりとしたローテーションで臨んだことが好結果につながったのかも。ちなみに、昨年の優勝馬キタサンブラックは、3走前が京都大賞典、2走前がジャパンカップ、前走が有馬記念で、年明け初戦がこの大阪杯だった。
過去のレース傾向では、【単勝2.9倍以下】【前走2着】【前年秋以降のGIまたはGIIで4~6着】【4走前までに重賞で6、7番人気で、人気順よりも着順が上】【3走前が前年9、10月のGIIだった】の競走馬が好走する傾向にある。果たして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか。

【第62回大阪杯】登録馬

inyofu 優先出走馬

ウインブライト
スワーヴリチャード


賞金上位馬

シュヴァルグラン
サトノダイヤモンド
ゴールドアクター
ペルシアンナイト
アルアイン

スマートレイアー
サトノノブレス
マルターズアポジー
ヤマカツエース
ミッキースワロー

ダンビュライト トリオンフ
メートルダール
マサハヤドリーム

以下、除外対象馬

ヤマカツライデン
フルゲート16頭に対して今年は17頭が登録されている。現時点ではマルターズアポジーがダービー卿チャレンジトロフィーに出走する見込みなので全馬出走可能だ。

【第62回大阪杯】予想オッズ

inyofu 1 スワーヴリチャード 3.2
2 アルアイン 3.3
3 サトノダイヤモンド 3.8
4 シュヴァルグラン 9.3
5 ミッキースワロー 11.6
6 ダンビュライト 14.5
7 ペルシアンナイト 15.7
8 ウインブライト 23.8
9 トリオンフ 27.3
10 ヤマカツエース 43.3
11 ゴールドアクター 78.1
12 サトノノブレス 79.7
13 スマートレイアー 104.0
14 マルターズアポジー 147.5
15 メートルダール 238.4
16 ヤマカツライデン 857.0
17 マサハヤドリーム 1668.9
現時点(水曜)での予想オッズでは、スワーヴリチャードとアルアインがほぼ横並びの人気となっている。

【第62回大阪杯】有力馬は!?

【前年秋以降のGIまたはGIIで4~6着】
スワーヴリチャード
inyofu スワーヴリチャード(牡4、栗東・庄野靖志厩舎)は昨年のダービー2着馬で、今年初戦の金鯱賞をV。超スローペースで楽に逃げたサトノノブレスをキッチリと捕らえての完勝で、順調ぶりをアピールした。今回は右回りがどうかだが、阪神では新馬・未勝利戦とはいえ2・1着と結果を残しており、大幅に割引する必要はなさそう。ここで念願のGI初制覇なるか。

【3走前が前年9、10月のGIIだった】
サトノダイヤモンド
inyofu サトノダイヤモンド(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は金鯱賞で3着。昨年の凱旋門賞(15着)以来の休み明けで、直線の反応もやはり鈍かったが、エンジンがかかってからはさすがの脚を見せた。この一叩きで状態が戻れば、前走の差はなくなるはず。2016年有馬記念以来のGI・3勝目を期待したい。なお、これまでのレース全てで騎乗していたC.ルメール騎手がドバイに遠征するため、今回は戸崎圭太騎手とコンビを組む。

【前走2着】【3走前が前年9、10月のGIIだった】
アルアイン
inyofu 昨年の皐月賞馬アルアイン(牡4歳)は京都記念で2着。菊花賞7着以来の実戦で、レイデオロやモズカッチャンに先着した点は評価できる。阪神芝は2戦2勝と実績あるコース。皐月賞以来となる芝2000メートルで、2度目のGI制覇を成し遂げても不思議ではない。


GI昇格2年目で記憶に新しい昨年はキタサンブラックが人気に応えて初代王者に輝いた。
今年はドバイ遠征や天皇賞を目標とする馬は不在となり手薄なGIになるかとも思われたが、
アルアイン、スワーヴリチャードといった4歳馬を中心にGI馬5頭を含む好メンバーが集結!!
果たして今年はどの馬が制するのか?週末までじっくりとチェックしたい。

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