TOP > 競走馬 > 「オジュウチョウサン」ぶっつけ本番も問題なし!前人未踏の障害GⅠ5連覇へ!【中山グランドジャンプ】
競走馬

「オジュウチョウサン」ぶっつけ本番も問題なし!前人未踏の障害GⅠ5連覇へ!【中山グランドジャンプ】

昨年暮れの大一番で世紀の名勝負を演じたオジュウチョウサンが今週の中山グランドジャンプに出走する。一昨年の中山グランドジャンプを勝利以降、現在重賞8連勝中。ライバルであるアップトゥデイトに常に勝ち続けてきた。ジャンプ界の絶対王者は今回、ぶっつけ本番でここに挑む。そんなオジュウチョウサンについて紹介する。
オジュウチョウサン

【2017中山グランドジャンプ】盤石の競馬!春の障害GⅠを連覇!

前哨戦の阪神スプリングジャンプで王者の強さをみせたオジュウチョウサンは単勝1.3倍の断然の1番人気に支持される。レースでは終始先行に徹しての競馬。アップトゥデイトを見る形となって第4コーナーへ差し掛かると、オジュウチョウサンは自慢の機動力を活かして一気に先頭に立つ。最後の障害をクリアして、サンレイデュークに迫られはしたものの、また突き放して、3馬身半差の完勝。障害GⅠ3連覇を果たした。
動画を見る
inyofu 1着 オジュウチョウサン(石神深一騎手)
「強いの一言です。いつも人気になるので、特に緊張することもなく、自然体で臨めました。外から蓋をされそうだったので、早めに動いて行きました。サンレイデュークが来ても、また馬がギアを変えて伸びてくれました。道中ロスなく飛越しているので、最後の伸びにつながっていると思います。この後も何十勝もしたいです」
inyofu (和田正一郎調教師)
「いい位置を取れましたし、いい手応えで、ほとんど上手く飛べていました。本当に安定して、力を発揮してくれています。早めに先頭に立つ形でしたが、よく頑張ってくれました。サンレイデュークに並ばれた時も、手応え十分でしたから、頑張ってくれるだろうと思って見ていました。この後は疲れをとってから始動となりますが、次走は未定です。海外を目指したい気持ちもありますが、国内にいても、カラジの成し遂げた3連覇も凄いことだと思いますし、やるべきことはあると思っています」

【東京ハイジャンプ】故障明けでも圧倒的な実力差を見せつける!

中山グランドジャンプ後に剥離骨折が判明したものの、中山大障害の前哨戦であるこのレースに出走することができた。レースはタマモプラネットが果敢にハナに立ち、みるみる差を広げて大逃げを敢行する中で、オジュウチョウサンは道中3番手を追走。その隊列が変わらないまま最後の直線コースに向かう。オジュウチョウサンは最後の障害を飛越しても未だタマモプラネットにリードを許していたが、残り200mで一気に交わすと、結局大差の圧勝で暮れの大一番につなげた。
動画を見る
inyofu 1着 オジュウチョウサン(石神騎手)
「休み明けで外枠と不利な状況でしたが、戦前、2番手から最悪でも3番手でと考えていました。2周目3コーナーでは逃げ切られたかと思いましたが、つかまえに行ってこれだけ離すのですから、改めて強いなと思いました」
inyofu (和田正一郎調教師)
「道中、前と離れていましたので、ジョッキーはどう思っていたのか分かりませんが、見ている方はドキドキするところがありました。それでも飛越はうまくいっていましたし、気持ちも乗っていましたから、そういう面での心配はありませんでした。久々でしたし、競馬に行って大丈夫かなという面はありましたが、よく頑張ってくれました。この後は中山大障害に直行します。道悪は問題ありませんが、反動が出ないように気をつけます」

【中山大障害】世紀の大激戦を制す!

この年無敗で駆け抜けたオジュウチョウサンは同レース連覇も懸かるということもあって断然の1番人気に支持される。しかし、一昨年の王者アップトゥデイトも復調ムードということもあって、2頭の一騎打ちが期待された。レースではアップトゥデイトがこれをしないとオジュウチョウサンに勝てないと言わんばかりの大逃げに打って出る。しかしオジュウチョウサンはそれにも動じず、自分の競馬に徹する。最後の直線を前にオジュウチョウサンが10馬身以上あった差を詰めると、アップトゥデイトは二枚腰をみせてオジュウチョウサンを振り切ろうとする。結局残り50mまで一騎打ちが続き、最後の最後にオジュウチョウサンが半馬身差交わし、前人未踏の4連覇を達成した。このレースは後世に引き継がれる名勝負ともいえるだろう。
動画を見る
inyofu 1着 オジュウチョウサン(石神深一騎手)
「今はホッとしています。この馬に対する期待が伝わって負けてはいけないと思っていたので結果を出せてホッとしています。アップトゥデイトが逃げるのはわかっていましたが、スタートして最初の障害を飛ぶあたりでゴチャついてアップトゥデイトと離されてしまいました。しかし、襷コースを利用して少しずつ差を詰めて、最後は絶対に差すという気持ちで追いました。僕自身としてはこれで2年連続で障害最多勝利騎手になれてうれしいです。来年は他の馬でも結果を出せるようにしたいです。そしてオジュウチョウサンとまたJRA賞を取れるように頑張りたいです。数々の記録を作り、オジュウチョウサンは素晴らしい馬です。ありがとうの一言です」

【中山グランドジャンプ】最終追い切り!しっかりと負荷をかけられた!

inyofu J・G1・5連勝がかかるオジュウチョウサン(牡7、和田正)は美浦ウッドコースを単走で追われた。同厩舎の2頭を前に見る形で6ハロン84秒8-12秒5を計時。ゴール後は1コーナーで2頭を抜き去り、しっかり負荷をかけられた。和田正師は「反応が良くなってきてますね。100%に近づいている。息遣いも悪くない」と手応えを口にした。金曜に中山へ移動してスクーリング。4カ月ぶりの一戦だが、絶対王者の威信を示す。

中山グランドジャンプの傾向!直近の中山・障害レースでの単勝人気に注目!

inyofu 過去10年の出走馬について、過去3走以内で直近に出走していた中山競馬場の障害レースでの単勝人気別に成績をまとめると、「1番人気」組が勝率41.7%、連対率50.0%をマークするなど、該当レースで上位人気に支持されているほど好走率が高くなっている。また、延べ出走頭数は「5番人気以内」が49頭、「6番人気以下」と「過去3走で不出走」の合計が79頭という中で、連対馬20頭中17頭を「5番人気以内」組が占めている。過去3走以内で直近に出走していた中山競馬場の障害レースで、上位人気に支持されていた馬は注目してみたい。

幾多のライバル馬に打ち勝ち自分自身にも強くなったオジュウチョウサンだが、今年はぶっつけ本番でこのレースに挑む。昨年の東京ハイジャンプを故障明けで制した経験があるとはいえ、ライバルのアップトゥデイトの充実ぶりは目を見張るものであり、油断は禁物だ。前人未到のJ・GⅠ5連覇のかかる一戦だが、まずは無事に完走を果たしてほしいところである。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line