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「ガンコ」成長力ナンバー1!日経賞の勢いそのままに!【天皇賞・春】

前走日経賞で先行して押し切り重賞初制覇を果たしたガンコが今週の天皇賞・春に出走する。昨年までは主にダート戦を走っていたが、芝に変わって一気に出世を果たす。およそ1年10か月ぶりの芝レースとなった暮れの阪神の江坂特別で見事に押し切り勝ち果たすと、格上挑戦で挑んだ日経新春杯で先行し3着、前走の日経賞で強い走りを見せて重賞初制覇を果たしている。勢いそのままに春の盾を制することはできるか。そんなガンコについてまとめてみた。
ガンコ

【日経新春杯】初重賞ながらも3着と大健闘!

伝統の年明けハンデ戦となるこの日経新春杯で、1000万特別を勝利したガンコは、格上挑戦ということもあって7番人気に甘んじる。レースは好スタートを切り、逃げるロードヴァンドールを見る形で2番手につけ、終始落ち着いた縦長の展開でそのまま直線へ。懸命に追ったものの、前にいたロードヴァンドールを捉えられず、さらに3番手にいたパフォーマプロミスにも交わされ3着でゴール。それでも格上挑戦ということを感じさせない堂々の走りだった。
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inyofu 3着 ガンコ(酒井騎手)
「今日は道中力むことなく、しぶとく脚を使うこの馬の良さを生かすことを心がけてレースをしました。逃げるロードヴァンドールにプレッシャーを掛けつつ、最後交わせればと思ったのですが...。でも勝ち馬に交わされたあともしっかり踏ん張っていました。この条件が合うのでしょうか。力は本物です」
inyofu (松元茂樹調教師)
「よく走ってくれました。やはり芝の方が良いようですね。明け5歳でまだ伸びていけるでしょう。次は自己条件(準オープン)に使おうと考えています」

【松籟S】条件戦では力が違いすぎた!悠々とOP入り!

前走は重賞で3着に入ったガンコは、自己条件に戻り堂々の1番人気に支持される。今回も縦長の展開で先行策に乗り出す。直線に入る手前では2番手に進出し、残り300mで馬場の真ん中からアドマイヤロブソンを捕らえて先頭に立つと、最後まで脚色衰えず3馬身半差をつけて突き抜け、堂々とOP入りを果たした。
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inyofu 1着 ガンコ(藤岡佑騎手)
「完勝でした。早めに先頭に立つ形になるかと思いましたが、目標になる馬がいて、楽に追いかけて抜け出せました。強くなっています」

【日経賞】先行押し切りで重賞初制覇!

過去2走は京都芝2400m外回りだったが、今回は有馬記念と同じ舞台である中山芝2500mに変わった。そんな中、ガンコは3番人気に支持される。レースでは、好スタートを切ったガンコがハナを切る展開となったが、自分のペースで逃げる展開となったため、スローペースになった。その影響か、1番人気のキセキが2周目の2コーナーで突如先頭に立つというまさかの展開。しかしガンコはそれにも動じず自分の競馬に徹し、最後の直線の入り口で再び先頭に立つと、外から急追したチェスナットコートを退けて、4分の3馬身差をつけて快勝した。
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inyofu 1着 ガンコ(藤岡佑介騎手)
「速い流れにならなくて、前半に余裕があった分、強気に動いて行けたかなと思います。(キセキが動いて)ペースが落ちるようならついて行こうと思いましたが、オーバーペース気味だったので、深追いせずに行きました。うまくコントロール出来ました。しっかりラストまで伸びています。余力がありましたし、もう少し溜めても良かったぐらいだと思います。(コンビを組んで3連勝になり)良いタイミングで乗せていただきました。(天皇賞でも)頑張ってくれると思います。距離も大丈夫だと思います」
inyofu (松元茂樹調教師)
「去年の秋から随分と成長してきました。馬がしっかりしてきました。何とか順調にこのまま天皇賞まで行ってもらいたいです。栗東に在厩したまま向かいます。芝に路線を切り替えたのは、3走前の江坂特別で登録頭数が少なかったことがきっかけでした。それが無ければ練習をしていた障害戦に行っていたかもしれません。来年の2月で定年を迎えますし、頑張ります」

【天皇賞・春】最終追い切り!余力残して好タイム!

inyofu ダートでの頭打ちから障害に転向させるつもりが、たまたま使った芝で開眼した変わり種。日経賞で重賞初制覇を飾ったガンコは、栗東坂路単走で仕上げられた。
inyofu 前走を含めてコンビ3戦3勝の藤岡佑騎手を背に、4F54秒4、ラスト1F12秒3を余力残しでマークした。「いい感じだ。どう乗るかは任せてもらったし、雨で馬場が悪かったので無理はしなかった。乗りやすいし、コントロールも利く。スタミナも切れたことがないね」とジョッキー。
inyofu 09年にアルナスラインで2着がある松元調教師は、「前走はすべてうまくいった。使ってきているが、間隔も空いているので疲れはない。(自分が)淀で生まれ育っただけに、一番思い入れのあるレースだし、9年前のときは力が入った。もちろん今回も楽しみだけど、気楽に臨みたいね」と平常心を強調した。

天皇賞・春の傾向!前走2着以内が有利!

inyofu 過去10年の優勝馬のうち8頭は、前走で2着以内に入っていた。2014年はフェノーメノが日経賞5着から優勝し、2012年はビートブラックが阪神大賞典10着から金星を挙げたが、基本的には前走で好走していた馬が上位に入るケースが多い。

ガンコの父は凱旋門賞2着馬のナカヤマフェスタ。東京スポーツ杯2歳Sも制しているが、覚醒したのは4歳。夏のグランプリ・宝塚記念で豪快な差し切り勝ちを収め、凱旋門賞でも僅差の2着に入るなど古馬になってから急成長を見せた。その仔であるガンコも5歳ながらまだまだ成長が伺える。日経賞を勝った勢いでそのまま盾を手にしてほしい。

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