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「サイモンラムセス」8歳で覚醒!軽快な逃げで台風の目になる!【宝塚記念】

8歳にして本格化を迎えたサイモンラムセスが昇級初戦で果敢にも宝塚記念に参戦する。3歳春までは主に1400m、それ以降はマイルから2400m戦まで様々なレースに出走したが、2着13回、3着11回、今年は初戦から3戦連続4着と勝ち切れない競馬が続いた。しかし、5月の京都2000m戦で大逃げから1分58秒7の好時計で4馬身差の快勝を飾ると、連闘で挑んだ前走のグリーンSでも先手を奪うと、レコードと0秒1差で軽快に駆け抜けて一気にオープン入りを果たした。8歳で覚醒したブラックタイド産駒が勢いそのままに大舞台に挑む。そんなサイモンラムセスについてまとめてみた。
馬キュレ

【琵琶湖特別】逃げ切り図るも3戦連続4着

6番枠から好スタートを切ると、小牧騎手が行き脚をつけてレースの主導権を握る。雨が降りしきる稍重馬場の中、前半1000m62秒8のスローペースを刻み、最後の直線ではさらにリードを広げて押し切りを図ったが、ムーヴザワールドなど後続の脚色が良く、残り150mで捕らえられて、今年に入ってからは3戦連続となる4着に敗れた。
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inyofu 4着 サイモンラムセス(小牧太騎手) 「4コーナーの手応えが良かったのですが、勝った馬は持ったままだったのでガッカリしました。馬場はまだ硬いですが、もう少し降ったら緩くなりそうです」

【1000万下】下り坂で一気に加速し逃げ切りV!

琵琶湖特別から3カ月間隔を空けて、京都2000mの自己条件に出走した。大外8番枠から気合をつけて先手を奪うと、前半はペースを緩めてレースを引っ張る。3コーナーの下り坂で一気に加速し、残り800mから600mまでの1ハロンは10秒9をマーク。後続の6馬身以上のリードを広げて最後の直線に入ると、ゴールまで脚色は衰えず、モーヴサファイアに4馬身差をつけて約3年ぶりの勝利を飾った。
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inyofu ◇サイモンラムセス「前走でハナにいっているので、今日は楽にいくことができた。道中もいい感じで運べたし、時計も速かった」(小牧太騎手)

【グリーンS】連闘も関係なしの快勝!

京都の自己条件から連闘で阪神2400mのグリーンSに出走した。4番枠から好スタートを切り、すんなりとレースの主導権に握る。レース前半は1ハロン12秒台前半のラップを刻んで単騎逃げに持ち込み、3コーナーでペースを緩めて末脚を溜める。そして4コーナーで再び加速してリードを広げると、アドマイヤエイカンなどの追い上げを全く寄せ付けず、コースレコードと0秒1差の好タイムで連勝を飾った。
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inyofu 1着 サイモンラムセス(小牧騎手) 「前回よりもスタートが速くて、楽にハナに立つことが出来ました。元々背中がいい馬で、8歳ですけど伸びています。まだ上でも走りそうです」

【宝塚記念】直前情報!中2週も好調キープ!

inyofu 8歳にしてG1初挑戦のサイモンラムセスは坂路で4F54秒5〜1F12秒9。連闘後の中2週だが、しっかり調整できている。
inyofu 梅田師は「いつもと一緒。しまいサッとやった。調子は良さそう」と好調キープに満足げ。「あとはどれだけ(後続が)かわいがってくれるか」とノーマークの逃げを希望していた。

宝塚記念の傾向!優勝馬は1・6・8枠から!

inyofu 過去10年の枠番別成績をまとめてみると、優勝しているのは1枠と6枠と8枠の馬だけ。そしてその3つの枠からは、2着馬が1頭も出ていないという点が特徴的だ。また、馬番を2つずつに区切って成績を出してみると、「9、10番」と「11、12番」が好成績(ただし、12番は8頭が出走して3着以内なし)。さらに、「15、16番」と「17、18番」も計3頭が優勝している。ちなみに、過去10年の2着馬は全て馬番が「1~9番」で、3着馬10頭中7頭は「1~4番」と、2・3着は内枠の馬が多くなっている点も覚えておきたい。

逃げ戦法に切り替えたことで秘められた素質が開花したとはいえ、8歳という高齢でこれほど急激にパフォーマンスが良くなるケースは珍しい。連闘、中2週と厳しいローテーションになるが、これまでコンスタントに走り続けている上に、勢いに乗っている今なら全く問題にしないだろう。8歳で本格化を迎えたシンデレラボーイが夢の大舞台で一気に頂点へ駆け上がる。

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