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「キセキ」一息入れて立て直す!力強い走りで菊花賞馬の意地を見せる!【宝塚記念】

2017年の菊花賞馬キセキが宝塚記念に出走する。父はルーラーシップ、祖母はロンドンブリッジという良血馬。春のクラシックには間に合わなかったが、夏の条件戦で連勝を飾ると、神戸新聞杯でもダービー馬レイデオロの2着と健闘。そして不良馬場で迎えた菊花賞では後方からしぶとい末脚で力強く差し切り、最後の一冠を手に入れた。その後は香港ヴァーズ、日経賞と精彩を欠いた走りが続いているが、一息を入れて態勢を立て直したようだ。そんなキセキについてまとめてみた。
キセキ

【菊花賞】大雨の中、最後の一冠を制す!

発走時間まで大雨が降り続け、不良馬場の中で菊花賞が行われた。13番枠からゆっくりとゲートを出ると、道中は後方で体力を温存する。2周目3コーナー手前で馬群が凝縮すると、3~4コーナーの下り坂を利用して外からポジションを押し上げて行く。馬場の6分どころを通って直線に入ると、不良馬場をものともしない力強い末脚で大外から差し切り、最後の一冠を制した。
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inyofu 1着 キセキ(M.デムーロ騎手) 「大変なコンディションでのレースでしたが、レース前から自信を持っていました。テンションの高い馬なので折り合いを心配していましたが、賢い馬なのでスタートからいい走りでした。思った通りの強さでした。レース後はとても疲れていました」

【香港ヴァーズ】直線で力尽きる・・・

スタートで後手を踏み、最後方からのレースとなる。道中は隊列が縦長になり、キセキは向正面で中団までポジションを上げて行ったが、最後の直線で失速し9着に敗れた。
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inyofu 9着 キセキ (角居勝彦調教師) 「レース後まだデムーロ騎手と話ができていないのではっきりとした敗因はわかりませんが、見えない疲れがあったのかもしれません」
inyofu (M.デムーロ騎手) 「スタートが速くなく、ペースが遅かったので、もう少し前へ行きたかったです。3~4コーナーで良い位置に行けたと思いましたが、直線ではファイトがなくて、自分で止まってしまいました」

【日経賞】早めに仕掛けるも直線で失速・・・

この日もゆっくりとスタートを切り、レース序盤は縦長の隊列の後方につけたが、スローペースを嫌って2周目1コーナーから仕掛けていき、向正面の入り口で早くも先頭に立つ。3コーナーまで3馬身のリードをつけていたが、4コーナーで序盤に逃げていたガンコに再び並ばれると、直線では余力がなくなり9着に沈んだ。
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inyofu 9着 キセキ(C.ルメール騎手) 「スローペースだったので、後ろからでは厳しいと考えてポジションを上げに行きました。道中はリラックスしていましたが、直線では疲れてしまっていました」
inyofu (角居勝彦調教師) 「スローペースなので掛かったのかなと思います。今後は様子を見て考えます」

直前情報!単走で軽快な走り!

inyofu CWコースに単走で入り、ラストは気合をつけて軽快に脚を伸ばした。角居調教師は「単走でしたが、落ち着いて走れるかを確認しました。休みもあったので、中間はしっかりつくっていこうとやってきました。高い能力を持っていると感じるので、(気持ちの面を)セーブできるかどうかがカギ。現段階では立て直すためのベストを尽くしたつもりです」と手応えを示した。

宝塚記念の傾向!外枠が好成績!

inyofu 過去10年の枠番別成績をまとめてみると、優勝しているのは1枠と6枠と8枠の馬だけ。そしてその3つの枠からは、2着馬が1頭も出ていないという点が特徴的だ。また、馬番を2つずつに区切って成績を出してみると、「9、10番」と「11、12番」が好成績(ただし、12番は8頭が出走して3着以内なし)。さらに、「15、16番」と「17、18番」も計3頭が優勝している。ちなみに、過去10年の2着馬は全て馬番が「1~9番」で、3着馬10頭中7頭は「1~4番」と、2・3着は内枠の馬が多くなっている点も覚えておきたい。
inyofu 過去10年の宝塚記念連対馬の同年の成績を調べると、「同年の初戦が“3月中~下旬”だった」という馬が2011年以降7年連続して1頭ずつ連対している。昨年は5番人気で2着に入ったゴールドアクターが、これに該当していた。

不良馬場の菊花賞で激しく消耗したのか、ここ2戦は結果を残せていないが、日経賞から間隔を空けて一息入れたことで、逆襲の準備は整っている。今週は雨予報も出されており、タフな馬場になれば菊花賞のような力強い走りを見せてくれるだろう。全国リーディングトップの勝負師M・デムーロ騎手がキセキを奇跡の復活へ導く。

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