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まさに横綱競馬だ!! 2014年【小倉記念&レパードステークス】レース結果まとめ

日本列島に台風が上陸し、馬場が荒れ模様の重賞2レース。第50回小倉記念&第6回レパードSのレース結果をまとめてみた。
横綱

◎小倉記念はサトノノブレスが優勝

inyofu 8月10日、小倉競馬場で開催された第11R・小倉記念(GIII、芝2000m)は、中団に控えた3番人気サトノノブレス(牡4、栗東・池江)が、直線で逃げ粘るメイショウナルトを捉えると、そのまま後続を突き放して勝利。日経新春杯(GII)に続く重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分59秒8(稍重)で、鞍上は和田騎手。1馬身3/4差の2着は6番人気マーティンボロ、2着に1馬身3/4差の3着は2番人気メイショウナルトが入っている。尚、1番人気のラストインパクトは6着に敗れている。
好スタートを決めて、中団の外を追走。3コーナーから持ち味のロングスパートを開始。4コーナー付近でまくるように先団に取りつき、直線は馬場の状態がいい外へ。内で粘り込みを図るメイショウナルトを捕らえ、マーティンボロの追撃も退けた。サトノノブレスは天皇賞(春)以来、3カ月ぶりの出走だったが、菊花賞2着馬が格の違いを見せつけた。

初コンビ和田騎手「活躍して欲しい馬」

inyofu 「レース前は2~3番手に行ければと考えていましたが、スタートが決まって、行く馬が何頭かいたので、その後ろの位置で馬場のいいところを走れました。長い距離を使ってきたせいか、道中フワフワするところはありましたが、4コーナーでは手応え十分で、これは大丈夫という感じでした。直線では手応え通りしっかり伸びました。小回りコースでも結果を出しましたし、秋は大きな舞台で活躍して欲しい馬です」

池江調教師「成長している」

inyofu 「強かったですね。牧場でもしっかり仕上げてもらってトレセンに帰厩してからも順調。ノメるから得意な馬場ではなかったけど、うまく外に出してくれた。和田君の好騎乗だったし、馬もだいぶ成長している」
↓サトノノブレスの成績↓

成長感じた2着 マーティンボロ

inyofu 外から伸びた6番人気のマーティンボロが2着。道中は後方で脚をタメると、早めの仕掛けから勝ち馬と同じ最速の上がりを繰り出した。藤岡佑は「最後で伸び切れなかったのは休み明けの分ですね」と回顧。「道悪も上手にこなしてくれましたし、凄く力を付けてきている」と成長力を口にした。友道師も「順調なら新潟記念(9月7日)を目指したい」と語った。
6番人気のマーティンボロが2着。5カ月ぶりでも地力強化を改めて証明した。道中は後方で末脚を溜めて追走。3コーナー手前から外を通って上がり、直線でサトノノブレスに真っ向勝負を挑んだが、脚色が同じになって敗れた。

直線力尽きるも3着 メイショウナルト

inyofu メイショウナルトは3着。先手を奪って気分良くマイペースに持ち込むも、直線半ばで力尽きた。「最後までレースに集中して走ってくれました」と田辺。前走に続いて気の悪さを出すことなく、精神面での進境がうかがえる好内容だった。

その他着順&コメント

inyofu ◆浜中騎手(ニューダイナスティ4着) 「よく頑張ってくれました。前が流れていたし、勝ち馬の後ろで雰囲気もよかった」
◆武幸騎手(ローゼンケーニッヒ5着) 「自分のペースで走れていた。最後も外からよく伸びてくれた」
◆川田騎手(ラストインパクト6着) 「スムーズな競馬はできましたが、3コーナーで手応えが怪しくなりました」
◆松山騎手(ダコール7着) 「一瞬、いい脚は使ってくれましたが…。重い馬場より良馬場で走らせたかった」
◆高倉騎手(マデイラ8着) 「掛かっても問題ないと思ってテンから出していったが、あまり進んでくれなかった」
◆小牧騎手(タガノグーフォ9着) 「ゲートを出る瞬間に暴れて後手に回ったのが響いた。道悪もよくない」
◆畑端騎手(オートドラゴン11着) 「思った以上に前に行けた。最後は馬場がこたえた」
◆酒井騎手(タムロスカイ12着) 「直線で穴ぼこに脚を突っ込み、戦意をなくしたようです」
◆幸騎手(ミキノバンジョー13着) 「3、4コーナーでノメりだして…」
◆中井騎手(カネトシディオス14着) 「3、4コーナーで馬場に脚をとられていた」

◎【レパードステークス】はアジアエクスプレスが優勝

inyofu 8月10日、新潟競馬場で開催された第11R・レパードS(GIII、ダ1800m)は、1番人気アジアエクスプレス(牡3、美浦・手塚)が、好位追走から直線抜け出すと粘るクライスマイルを楽にかわし、更に脚を伸ばして快勝した。勝ちタイムは1分50秒4(稍重)で、鞍上は戸崎騎手。3馬身1/2差の2着は逃げ粘った7番人気クライスマイル、2着にクビ差の3着は9番人気ランウェイワルツが入線。なお、2番人気レッドアルヴィスは4着、3番人気アスカノロマンは5着へ敗退している。
アジアエクスプレスは、絶好のスタートから3、4番手の外をキープ。直線半ばで鞍上が仕掛けると、本来のダイナミックなフォームで加速し、力の違いを見せつけ、後続を引き離して圧勝。世代の頂点に立った昨年12月の2歳GI朝日杯フューチュリティS以来の勝利を手にした。

戸崎騎手「この馬の力を証明できた」

inyofu 「強かったです。やっとこの馬の力を見せることが出来ました。前回の時も馬が正直良くないとは思っていませんでしたが、今日は集中していると感じています。スタートも抜群で、ハナに立つ勢いでしたが、好位で行きました。ブリンカーの効果もあったのか、手応えが全然違いました。強い馬ですし、元々素質もありましたし、力を証明することが出来て良かったです」
↓アジアエクスプレスの成績↓

粘り腰の2着 クライスマイル

inyofu 逃げて主導権を握ったクライスマイルが、直線でも粘り腰を発揮。勝ち馬には3馬身半と離されたが、後続の追い上げをしのいで2着を死守した。「逃げることは想定していなかったが、スピードがあったので無理なく前へ行けた」とローウィラー。「先頭に立ってからは、いいリズム、キックで走れた。勝った馬は強かったが、この馬も将来的にはスペシャルな馬になれる素材」と高く評価していた。
デビューから2戦2勝のクライスマイルが、7番人気の低評価を覆して2着に入った。

いい脚使って3着 ランウェイワルツ

inyofu  ランウェイワルツが後方から徐々に押し上げて直線へ。ラストは鋭い末脚を繰り出し、3着に食い込んだ。9番人気と低評価だったが、オープンの伏竜Sを勝ち、交流G2兵庫CS2着の実績馬が底力を発揮した。柴田善は「前に行けなかったし、内めの枠で自然とタメる形になった。その分、最後はいい脚をしっかり使ってくれました」と振り返った。

重賞連勝ならず4着 レッドアルヴィス

inyofu ユニコーンSに続いて重賞連勝を狙ったレッドアルヴィスだったが、前走のような加速力は見られず4着に敗れた。「(重)馬場かな。乾いていた方がいいかもしれない」と蛯名は無念の表情。「結果だけを求めれば、もっと前へ行っていればよかったが、今後のことを考えれば、きょうの形で競馬にならないと厳しい。難しいが成長の余地は残っているから」と前向きに捉えていた。

その他着順&コメント

inyofu ▼5着アスカノロマン(太宰)3角で勝ち馬を負かしにいった。最後もバタッとは止まっていないし、砂をかぶった経験が今後に生きれば。
▼6着ノースショアビーチ(村田)直線でヨーイドンの競馬になったのが厳しかった。
▼7着ファドーグ(北村宏)内でじっくり運んで最後も伸びている。馬混みで競馬できたのは収穫。
▼8着メイショウイチオシ(岩田)流れには乗れたが、もう少しコーナーをスムーズに回れていれば。
▼9着ナンヨーマーク(国分優)まだ体に緩さが残る。もう一段階の成長が欲しい。
▼10着ジャッカスバーク(内田)ゲートもうるさく、ムキになって走っていた。
▼11着アムールスキー(大野)重賞の流れに戸惑っていた。自己条件に戻れば。
▼13着リサプシュケ(宮崎)相手が強かった。いい経験になれば。
▼14着スピナッチ(川須)勝ち馬に付いて行こうとしたが、行けなかった。
▼15着カラダレジェンド(伊藤)ダートの走りは悪くなかったので、距離が長いかもしれない。

両重賞共に実績ある馬が横綱競馬で秋の大舞台に駒を進めた。アジアエクスプレスの次走はチャンピオンC、サトノノブレスは未定。開花した素質馬が秋のGI前線を盛り上げること間違いなしだ。

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