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道悪攻略で重賞5勝目!! 2014年【関屋記念】レース結果まとめ

雨上がりの新潟競馬場。第49回【関屋記念】馬場が乾き始めた659mの長い直線を制したのは、メンバーの中で重賞最多勝利のこの馬だった。
競走馬

関屋記念の優勝馬はクラレント

inyofu 8月17日、新潟競馬場で開催された第11R・関屋記念(GIII、芝1600m)は、4番人気クラレント(牡5、栗東・橋口)が、直戦でダノンシャークとの叩き合いを制し優勝。勝ちタイムは1分32秒5(稍重)で、鞍上は田辺騎手。1/2馬身差の2着は1番人気ダノンシャーク、2着に3/4差の3着は内で6番人気サトノギャラントが入っている。
inyofu ▽【クラレント】
父ダンスインザダーク
母エリモピクシー
母父ダンシングブレーヴ
通算22戦6勝、重賞は昨年のエプソムC以来5勝目。
クラレントには初めての新潟も、湿った馬場も関係なかった。テン乗りだった田辺騎手が見事なエスコート。中団で丁寧に折り合いをつけ、直線は真ん中へ。残り1F、先に抜け出したダノンシャークを目標に左ムチを飛ばすと、鋭く伸びて堂々と半馬身ねじ伏せた。

持ち味引き出した 田辺騎手

inyofu 1着 クラレント 田辺裕信騎手
「直線でいい脚を使ってくれました。道中は思った通りのポジションで、引っかからないように折り合い重視で行きました。安田記念、中京記念はドボドボの馬場で、今日も緩い馬場でしたが、平気で走ってくれました。直線は真横にマジェスティハーツ、前にダノンシャークがいて、その馬たちの動きを見ながら、力で勝ってくれました。ダノンシャークが渋太かったですが、本当によく走ってくれました」
田辺騎手はこれでサマージョッキーズシリーズで首位。24ポイントは2位の柴田善騎手の16ポイントを大きく引き離している。

重量こたえた2着 ダノンシャーク

inyofu 1番人気に支持されたダノンシャークは3番手から2着に粘り抜いた。最後は外からクラレントに半馬身かわされたが、58キロの最重量を背負いながらもしぶとさを発揮。手綱を取った内田は「いい位置に付けられたが、重量の差が出てしまった。こんな重い馬場でも地力は見せてくれたが…」と無念そうに語る。大久保龍師も「馬体が小さいので重量や馬場がこたえた」と敗因を説明。今後は富士S(10月25日、東京)からマイルCS(11月23日、京都)を目指す。
3番手から残り200mで先頭に立って押し切りを図ったものの2着。最後は外から急追してきたクラレントの決め手に屈した。

出遅れて3着 サトノギャラント

inyofu 激しい3着争いは写真判定でサトノギャラントがエクセラントカーヴに鼻差競り勝った。ギャラントの北村宏は「最初の1、2完歩目がモタつくので思い切りゲートを出したが、それでも遅れてしまった。その分のロスが最後に響いて…」と唇をかみしめる。8度目の重賞挑戦も惜敗に終わり、悲願のタイトルは秋以降に持ち越しとなった。
6番人気のサトノギャラントは、スタートの鈍さが影響して3着。後方2番手から直線は馬群を縫うように内から追い上げたが、前半のロスが響いた結果となった。

馬場に泣いた12着 マジェスティハーツ

inyofu 2番人気のマジェスティハーツは、伸び切れずに12着と惨敗した。5番手から直線に向いてクラレントと一緒に動いたが、手応えは残っていなかった。「直線に向いて田辺さんと一緒に追い出したが、普段と違って脚いろが良くなかった。水分を多く含んだ馬場が合わないみたい」と森騎手は雨上がりの芝に敗因を求めた。

その他着順&コメント

inyofu ◆戸崎騎手(エクセラントカーヴ4着) 「道中はリズムよく走れた。よく伸びているが、乾いた馬場のほうが良かった」
◆藤岡康騎手(ブレイズアトレイル5着) 「位置取りは思い通りで、前走よりも折り合いがついた。ただ、追い出してからがもうひとつだった」
◆柴田善騎手(ショウナンアチーヴ6着) 「直線で狭いところに入ったが、その後は盛り返している」
◆菱田騎手(サンレイレーザー7着) 「ゲートを出て1歩目からノメッていた。良馬場でやりたかった」
◆太宰騎手(ミッキードリーム8着) 「直線で外にモタれて仕掛けづらかった。あそこがスムーズなら違っていたかも」
◆角居調教師(エキストラエンド9着) 「ゲートでもぐって出負け。最後は伸びているだけにもったいなかった」
◆国分優騎手(ティアップゴールド11着) 「リズム重視の競馬。最後は切れ味勝負になってつらかった」
◆蛯名騎手(シャイニープリンス13着) 「いい形で競馬できたが、道悪はダメなのかな」
◆宮崎騎手(シルクアーネスト14着) 「この馬の持ち味を出せなかった」
◆岩田騎手(タガノブルグ15着) 「脚をためられなかった」

重馬場の荒れ模様のレースも蓋を開ければやはり実績馬の1、2フィニッシュだった。次走のクラレントは橋口調教師の発言で「ダメージがなければ京成杯オータムHでサマーマイルチャンピオンを狙いたい」と意欲をみせている。左回りのマイル戦が得意なクラレントにとって新潟が長期開催の今年は夏のマイル王へ絶好のチャンスだ。

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