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先週3つの重賞【2014年札幌、小倉2歳ステークス&新潟記念】レース結果まとめ

競馬は9月に入り3つの重賞が行われた。札幌2歳S、小倉2歳S、新潟記念のレース結果をまとめてみた。
競走馬

【札幌2歳S】はブライトエンブレムが優勝

http://youtu.be/RYNZvJgFTCM
inyofu 9月6日、札幌競馬場で開催された第11R・札幌2歳S(GIII、芝1800m)は、5番人気だったブライトエンブレム(牡2、美浦・小島茂)が、道中後方待機から直線では豪快に差し脚を繰り出し勝利した。勝ちタイムは1分50秒0(良)で、鞍上は田辺騎手。1馬身1/4差の2着争いは際どくなったが好位から渋太く脚を伸ばした11番人気マイネルシュバリエが制し、そこからクビ差の3着が7番人気レッツゴードンキが入っている。なお、1番人気に推されていたミッキーユニバースは主導権を握ってレースを進めるも直線では後続に飲み込まれ7着、2番人気フォワードカフェは中団からよく伸びてはいたが勝ち負けには加われずの5着に終わっている。
スタートで出遅れたが。鞍上は冷静。最後方追走から、3コーナー手前でポジションを押し上げた。4コーナーでは大外を回したが、加速力が桁違いでムチ一発に反応すると、最速の上がりで末脚が炸裂。先に抜け出したマイネルシュバリエに1馬身1/4差をつけゴールした。

田辺騎手「これから楽しみ」

inyofu 「キャリアも浅いので道中は折り合いに気をつけましたが、馬が素直で操作しやすかったし、考えていた以上に楽でした。早めに前をとらえようと3コーナーから上がっていきましたが、外、外を回るロスがあったのにしまいまで止まらずに走ってくれました。馬がすごく頑張ってくれましたね。直線に向いて馬群に並びかける勢いが違ったので、これはいけるかな、と思いました。まだゲートが不安定ですし、キャリアも浅いのですが、そのぶん伸びしろはたくさんあると思うので、これからが楽しみです」

2着 マイネルシュバリエ 柴田大知騎手

inyofu 「4コーナーで気をつかうところがあって、突っ張って走っていました。それでも何が何でも前へ出そうと、声を出しながら気合をつけました。後ろから突かれてもがんばってくれましたし、上出来です。能力の高さを証明してくれました。勝った馬は脚が違いましたが、この馬も調教で教えていることが全部できていますし、今後が楽しみです」

3着 レッツゴードンキ 吉田隼人騎手

inyofu 「牝馬ということもあるのか、間隔が詰まっていてピリピリしていました。揉まれないで、外に出してもよかったかもしれません。しかし、牝馬でこれだけがんばっていますし、いい伸びを見せてくれました。馬群の中で我慢する競馬ができました」

【小倉記念】はオーミアリスが優勝

http://youtu.be/b4ijb5Itm9g
inyofu 月7日、小倉競馬場で開催された第11R・小倉2歳S(GIII、芝1200m)は、15番人気オーミアリス(牝2、栗東・藤沢則)が、力強い末脚を披露しゴール前鮮やかに差し切って勝利した。勝ちタイムは1分8秒4(良)で、鞍上は国分優騎手。ハナ差の2着は1番人気レオパルディナ、2着に3/4馬身差の3着は2番人気スノーエンジェルが入っている。なお、タムロダイチはゲート入り後に発馬機内で転倒し、馬体に故障を発生したため競走から除外された。
前半3F33秒0のハイペースを、後ろから3番手を追走してチャンスをうかがった。逃げ粘るリッパーザウィン目掛けてゴール前は形勢一変。1番人気のレオパルディナが抜け出した時、大外から矢のごとく飛んできたオーミアリス。上がり最速34秒3の強烈な末脚で差し込み大波乱を演出。

国分優作騎手「感謝したい」

inyofu 「スタートはあまり出なかったので、脚をためていこうと思いました。展開も向いたと思います。道中は素軽い動きで、とにかく馬の力を信じて乗りました。でもあそこまで伸びるとは...馬に心から感謝です。追い切りの動きも良かったですからね。まだまだ良くなる余地があります。関係者の皆さまに感謝したいです」

ハナ差2着 レオパルディナ

inyofu 悔しい鼻差だ。好位から直線で先行する2頭を捉え、完全に抜け出した1番人気のレオパルディナだったがその瞬間、外からオーミアリスの強襲に遭い、まさかの2着。これにはさすがの武豊も歯ぎしりだ。「惜しかった。あと一歩だった。あの枠だから壁もつくれなかったから…」と天を仰いだ。それでも「1200メートルの距離が合うんでしょう。4角手前から追いっ放しだったけど、しっかり走ってくれている」と健闘を称えていた。

スタート不利で3着 スノーエンジェル

inyofu 2番人気スノーエンジェルは直線追い上げたものの3着。存在感は示したが松山はスタートの不利を嘆いた。「スタートしてからちょっとゴチャついた。最後までしっかり走ってくれているが…」と無念さは隠せない。それでも気持ちを切り替え「まだこれから良くなってくると思います」と前を向いた。

【新潟記念】はマーティンボロが優勝

http://youtu.be/WxLpDvG1kac
inyofu 9月7日、新潟競馬場で開催された第11R・新潟記念(GIII、芝2000m)は、中団に待機していた1番人気マーティンボロ(牡5、栗東・友道)が、直線外目から徐々に先行集団との差を詰めると、ゴール前の大混戦からクビ差抜け出し中日新聞杯に続く重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分58秒3(良)で、鞍上はN.ローウィラー騎手。クビ差の2着は5番人気クランモンタナ、2着にハナ差の3着は3番人気ラストインパクトが入っている。
道中は中団を進み、直線に向いたところで前が壁になった。内に切れ込んでアドマイヤタイシ、ダコール、メイショウナルト、ニューダイナスティ、アロマカフェの進路をカットする形で抜け出し、最後はクランモンタナの追撃をクビ差で振り切って優勝した。

ローウィラ騎手「重賞勝てて嬉しい」

inyofu 「強い競馬でした。スタート良く、いいポジションですぐにいいリズムに乗って競馬が出来ました。直線、周りの馬が迫ってきて、馬があまり経験がなく、コントロールするのが難しいところもありましたが、強い馬で最後まで頑張ってくれました。小倉記念の時に馬がピークに近づいている感じでしたが、今日もフィーリング良く、強いところを見せてくれました。秋の大レースが楽しみになりました。日本の重賞を勝てて嬉しいです。少し時間が掛かりましたし、2、3着も多かったですが、勝つことが出来て嬉しいです」

しぶとく脚を伸ばし2着 クランモンタナ

inyofu 2着は外からしぶとく脚を使った5番人気クランモンタナ。16番枠から好位の外めをスムーズに追走し、直線でも勝ち馬のラフプレーの影響を受けることなく力を出し切った。初コンビだった柴田善は「イメージ通りの競馬で勝ちパターンだった」と納得の表情を浮かべながらも、「体が伸びたような走り。うまく伸縮するようになれば、もっと良くなる」と、今後の課題を挙げていた。

最速上がりも3着 ラストインパクト

inyofu  川田騎乗の3番人気ラストインパクトは、人気通りに3着のゴール。後方待機からメンバー中最速の上がり(3F34秒0)で鋭く追い込み、勝ち馬と首+鼻差の接戦に持ち込んだ。1番人気で離された6着に完敗した前走・小倉記念から内容は大幅に良化したものの、川田は「スムーズな競馬ができたが、まだ良い時の感じではない」と辛口ジャッジ。復調途上であることを強調していた。

その他着順&コメント

inyofu ▼4着トーセンジャガー(武士沢)最後までしのいでくれるかと思った。この速い時計で、強い相手によく頑張ってくれた。
▼5着アロマカフェ(田中勝)勝てると思ったが…。馬体を併せる形になっていればもう少し頑張れた。
▼6着アスカクリチャン(柴田大)切れはないが、バテずにいい脚を使っている。新潟は合っているし、まだ馬も若い。
▼7着ニューダイナスティ(吉田豊)ちょうどエンジンが掛かったところでの不利は痛かった。
▼8着エックスマーク(石橋)道中でフワフワさせないように気をつけたが、集中し切れていない。
▼9着ヴィクトリースター(エスポジート)距離はこれくらいが合うが、もう少し緩い馬場の方がいい。
▼11着ユールシンギング(北村宏)ゲートで半馬身ほど遅れ、終始気持ちが乗らなかった感じ。
inyofu ▼12着ダコール(横山典)不利が大きかった。あれでは競馬にならない。
 ▼13着カルドブレッサ(戸崎)道中は力まずに走っていたが、追い出したら気難しい面を出してしまった。
 ▼14着コアレスドラード(杉原)しまいに徹したが、うまく走る方に気持ちを向けられなかった。
 ▼15着アドマイヤタイシ(岩田)直線で前をカットされたのが全て。
 ▼16着マデイラ(江田照)小回りコースの方が合っている感じ。
 ▼17着レインスティック(大野)もう少し時計のかかる馬場が合う。
 ▼18着ステラウインド(蛯名)今までに経験がないほど引っ掛かった。最後は手応えがなかった。

日曜のレースは共に初重賞を勝利した騎手が注目を浴びた。次走の予定はブライトエンブレム、オースミアリスは未定。マーティンボロは天皇賞(秋)を目標にしている。

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