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【2014年セントウルステークス&京成杯オータムハンデ】先週の重賞レース結果まとめ

サマーシリーズ最終戦の2つの重賞【セントウルステークス】&【京成杯オータムハンディキャップ】のレース結果をまとめてみた。
馬キュレ

【セントウルS】はリトルゲルダが優勝

inyofu 9月14日、阪神競馬場で開催された第11R・セントウルS(GII、芝1200m)は、好位を追走した4番人気リトルゲルダ(牝5、栗東・鮫島)が、直線で抜け出したハクサンムーンとの競り合いを制し、北九州記念に続く重賞連勝を達成。サマースプリントシリーズも逆転優勝となった。勝ちタイムは1分7秒4(良)で、鞍上は丸田騎手。1馬身1/4差の2着は1番人気ハクサンムーン、2着に1/2馬身差の3着は2番人気エピセアロームが入っている。
前半3ハロン32秒9のハイペースの中、好位の内を追走。直線で外に持ち出すと、残り200メートル付近で先に抜け出したハクサンムーンと一騎打ちに。最後は1馬身1/4突き放した。第4戦の北九州記念に次ぐ勝利で計25ポイントとし、15ポイントで首位だったローブティサージュを抜いてスプリントシリーズ王者となった。

丸田騎手「最高の形」

inyofu 1着 リトルゲルダ 丸田恭介騎手
「今日はいい枠ということもあって、ハクサンムーンを見ながら、最高の形でレースができました。先行争いが激しくなると思っていたので、じっくり構えてレースをしました。直線も余裕を持って外に出せましたし、手応えがよかったので交わせると信じていました。本当に頼もしい馬です。この状態を維持して本番に向かいたいですね」

関係者コメント 鮫島調教師「一番気持ちが強い」

inyofu  「パドトロワ、マコトナワラタナとの3頭で、短距離路線で頑張ってほしいと思っていた。(その中で)リトルが一番気持ちが強い。大きなところに行けるんじゃないかなと思っていた」 胸をふくらませるのはは鞍上も同じ。「GIII、GIIと連勝したので、次はGIを勝てるよう頑張りたい」。

休み明けの2着 ハクサンムーン

inyofu 1番人気に推されたハクサンムーンは、ハナを主張したアンバルブライベンの2番手を進み、直線の叩き合いで勝ち馬の末脚に屈した。「何が何でもハナへ行くつもりはなかった。ただ、馬自体が速いからスッと2番手につけられた。ラストは休み明けのぶんですね」と戸崎騎手。馬体重は12キロ増で、西園調教師は「これで次のGIはちょうどよくなるでしょう」と前を向いた。
大外枠とあってハナこそ譲ったが2番手の外を追走し、直線ではリトルゲルダと激しい追い比べを演じた。次走のスプリンターズSも引き続き戸崎騎手とのコンビで巻き返しを狙う。

馬場に泣いた3着 エピセアローム

inyofu 2番人気エピセアロームは好位直後で流れに乗り、直線は勝ち馬の背後から差を詰めたが3着。行き脚がつかなかった前走(北九州記念7着)よりはスムーズに追走できたが、前が止まらない開幕週の馬場に泣いた。浜中は「枠(3番)なりに進めて勝ち馬を見ながら行けた。よく走っていると思います」と振り返った。

その他着順&コメント

inyofu ◆岩田騎手(スギノエンデバー4着) 「末脚はしっかり。前が有利の馬場と展開で、よくきている」 ◆池添騎手(マヤノリュウジン5着) 「いい脚を使っているのですが、前も止まらない流れでしたから」 ◆幸騎手(メイショウイザヨイ6着) 「もう少し早めに動いた方がよかったかな。最後は切れ味で見劣った」 ◆秋山騎手(バクシンテイオー7着) 「末脚が武器のこの馬の展開にはなりませんでした」 ◆福永騎手(トーホウアマポーラ8着) 「道中の手応えや反応、追ってからもよくなかった。レース間隔があいた影響かな」 ◆村田騎手(フォーエバーマーク9着) 「札幌から中1週で少しデキが落ちていたが、気持ちで頑張っていた」
inyofu ◆勝浦騎手(プリンセスメモリー10着) 「リズムよく行けたが、前が止まらなかった」 ◆川須騎手(アルマリンピア11着) 「レースはリズムよく運べたし、最後も伸びている」 ◆田中健騎手(アンバルブライベン12着) 「迷わずハナへ行った。この距離で楽について来られると、つらい」 ◆藤岡康騎手(リアルヴィーナス13着) 「ゲート内でテンションが上がって出遅れた」 ◆川田騎手(ダッシャーゴーゴー14着) 「長い間休んでいた馬。それを思えばよく頑張っています」 ◆武幸騎手(エーシントップ15着) 「久々の実戦で、下見所から気負っていた」

【京成杯AH】はクラレントが優勝

inyofu 9月14日、新潟競馬場で開催された第11R・京成杯AH(GIII、芝1600m)は、2番人気クラレント(牡5、栗東・橋口)が、直線早めに抜け出すと、後続の追撃を振り切って勝利した。勝ちタイムは1分33秒3(良)で、鞍上は田辺騎手。3/4馬身差の2着は8番人気ブレイズアトレイル、2着にクビ差の3着は9番人気ミトラが入っている。なお、1番人気のサトノギャラントは5着へ敗退した。
道中は2番手で追走。直線は馬場の良い真ん中に巧みに導き、残り1ハロンで堂々と先頭に躍り出た。外から迫るブレイズアトレイルを振り切り、関屋記念に続く重賞連覇。サマーマイルシリーズ(21ポイント)に加えて、田辺騎手はサマージョッキーズシリーズ(35ポイント)の首位をがっちり守って、ダブル王者に輝いた。

田辺騎手「期待に応えられて嬉しい」

inyofu 期待に応えることができて嬉しいです。前回は外枠でムキにならず流れに乗ることを考えましたが、今日は内枠でしたし、馬場のことを心配していました。芝も乾いてくれて、天気もこの馬に味方してくれました。大きいレースを勝てる可能性のある馬ですし、ここまで一生懸命に走ってきたので、一息入れてまたがんばって欲しいです。

無念の2着 ブレイズアトレイル

inyofu 2着は後方から馬群を縫って追い込んだ8番人気ブレイズアトレイル。中京記念4着、関屋記念5着から着順を上げたが、勝ち馬には3/4馬身届かず重賞初制覇はならなかった。初コンビだった津村は「ゲートで隣の馬がうるさくて少し出負けしたが、折り合いはついたし、ぬかるんだ馬場でもしっかりと走ってくれた」とパートナーの走りを称賛しながらも、「もうちょっと」と金星を逃して無念の表情だった。
後方からメンバー最速の上がり3ハロン32秒8の末脚を駆使して2着に食い込んだ。サマーマイルシリーズは全3戦に出走して計10ポイントで3位で、重賞初制覇はそう遠くない。

接戦持ち込んで3着 ミトラ

inyofu 3着も9番人気と前評判が低かったミトラ。好位馬群でうまく折り合い、ゴールまでしぶとく脚を使って勝ち馬と0秒1差の接戦に持ち込んだ。関屋記念(10着)に続いて手綱を取ったエスポジートは「道中でしっかり脚をためれば最後に動いてくれると思い、その通りに乗れた。アクションが大きく、いい馬。勝った馬は強かったが、メンバー次第でこのクラスでもやれる」と今後の活躍に太鼓判を押していた。

賭けに出るも実らず5着 サトノギャラント

inyofu 1番人気のサトノギャラントは5着。勝てばライバルの結果次第でサマーマイルシリーズ王者の可能性もあっただけに、鞍上の北村宏騎手は直線でインをつく賭けに出た。「結果的に(内に進路をとる馬がおらず)併せる形になりませんでしたし、持ち味である切れ味がそがれてしまいました」。稍重馬場だった近2走に続いて、持ち味を発揮できなかった。

その他着順&コメント

inyofu ▼4着キングズオブザサン(蛯名)仕上がりは良かったが、3歳馬の休み明けだからね。これがいい経験になってくれれば。
▼6着シャイニープリンス(柴田大)難しい面があると聞いていたが、リズム良く走れた。能力はある。
▼8着サダムパテック(田中勝)ちょっと力んでいた分、伸びなかった感じ。
▼9着アーデント(松岡)掛からなくなっているので、2000メートルくらいの距離が合うかも。
▼10着タガノブルグ(大野)ポンとハナに行けて、うまくペースをコントロールできた。この距離は微妙に長いのかな。
▼11着ショウナンアチーヴ(柴田善)馬の状態は良かったし、不利もなかった。これで伸びないのはハンデが重かったとしか…。
▼12着ネオウィズダム(吉田豊)追い出した時はいいと思ったが、残り1Fくらいで甘くなった。
▼13着ウイングドウィール(伊藤)外に出したら伸びかかったが、最後は脚色が一緒になった。
▼14着エキストラエンド(三浦)一瞬伸びる感じも、そこで止まった。(緩い)馬場が響いたとしか考えられない。
▼15着エクセラントカーヴ(石橋)うまく折り合えたので伸びると思ったが、他馬にぶつけられ、最後は進路がなくなった

サマーシリーズ王者に輝き、いよいよ秋のGIを迎える2頭。次走は「馬の様子を見てオーナーと相談」と明言を避けたが、スプリンターズS参戦なら当然、主役候補。6勝目の重賞Vのクラレントの悲願はGI制覇。マイルCS(11月23日)に直行予定だ。

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