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出走馬は全部セン馬!??? 第60回【産経賞オールカマー】

2014年9月28日(日)に新潟競馬場で行われる芝2200メートルのGIIレース、第60回【産経賞オールカマー】。GI【天皇賞(秋)】へのステップとして使われるこのレースは、いったいどんなものなのか、まとめてみた。
馬キュレ

【産経賞オールカマー】の歴史!

inyofu 『産経賞オールカマー』は、出走馬に広く門戸を開けたレースとして1955年に創設された重賞競走で、4歳(現3歳)以上・ハンデキャップの条件で中山競馬場・芝2000mを舞台に争われた。
inyofu 1981年に別定重量に変更されたのち、1984年のグレード制導入に伴いGIII に格付けされ、距離も芝2200m(外回り)に延長された。さらに、1986年から1994年まで負担重量を馬齢に変更のうえ、地方競馬招待競走として行われた。ジャパンカップの地方競馬代表の座をかけた地方馬同士の争いが注目を集め、1986年にジュサブロー(愛知競馬)、1991年にジョージモナーク(大井競馬)が勝利を収めている。その後、1995年にGII に格上げされ、負担重量も再び別定重量に戻された。
inyofu なお、2007年の日本のパートI 国昇格に伴い外国馬の出走枠が9頭に拡大された。さらに、2014年から本競走の優勝馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられることとなった。
GI【天皇賞(秋)】へのステップレースであり、尚且つGI【ジャパンカップ】の地方競馬代表の座をかけたレースという印象もある【産経賞オールカマー】。2014年は、中山競馬場のスタンド整備工事に伴い新潟競馬場・芝2200メートルで行われる。

【産経賞オールカマー】のレースレコード!

【産経賞オールカマー】のレースレコードは、2011年に【アーネストリー】が記録した2:11.2である。その時【アーネストリー】に騎乗していたのは、先日引退を表明した【佐藤哲三騎手】であった。ちなみにこのコンビは、2011年のGI【宝塚記念】も制している。

【産経賞オールカマー】のレース傾向

inyofu 前走のレースに注目!
過去10年の前走のレース別成績を見ると、勝ち馬10頭中8頭が「新潟記念」、「宝塚記念」、「札幌記念」の3レースから送り出され、残る2頭は前年の「天皇賞(秋)」以来の出走となった2010年のシンゲンと、「新潟大賞典」から臨んだ2013年のヴェルデグリーンだった。好走率では「宝塚記念」、「札幌記念」という毎年好メンバーが揃うレースからの臨戦馬が他を圧倒しているのが特徴的だ。ただし、前走がGIII だった馬に限れば「新潟記念」や「新潟大賞典」といった新潟コースで行われた重賞からの臨戦馬が好成績を収めている。新潟競馬場で開催される今年は、この傾向にどのような変化が出るのか、興味深いところだ。
inyofu 直近のGII・GIII での上位人気馬が強い!
次に、直近に出走した芝のGII・JpnII、GIII・JpnIII での単勝人気別に成績をまとめると、優勝馬全10頭と2着馬10頭中8頭は、直近に出走した芝のGII・JpnII、GIII・JpnIII で「1~6番人気」に推されていた。好走率で見ても、3着内率で「1~6番人気の計」と「7番人気以下」の2グループの間には大きな差がついている。今年も直近で出走した芝のGII・GIII での単勝人気が「6番人気以内」だった馬のノーマークは禁物だろう。
【産経賞オールカマー】では、【直近の重賞で6番人気以内】の競走馬が好走する傾向にある。また、前走がどのレースなのかも要チェックである。

第60回【産経賞オールカマー】枠順確定!

inyofu 1 アスカクリチャン 57 勝浦
2 エバーブロッサム 54 石橋
3 ムスカテール 56 北村友
4 カレンブラックヒル 57 秋山
5 クリールカイザー 56 吉田豊
6 ラキシス 54 川田
7 ニューダイナスティ 56 吉田隼
8 サトノノブレス 57 和田
9 クランモンタナ 56 田辺
10 アドマイヤギャラン 54 小牧
11 マイネルラクリマ 56 戸崎
12 セイクリッドバレー 56 エスポジート
13 フラガラッハ 56 高倉
14 トラストワン 56 松岡
15 マイネルメダリスト 57 蛯名
16 フェイムゲーム 56 北村宏
17 アロマティコ 54 三浦
18 ナカヤマナイト 56 柴田善

第60回【産経賞オールカマー】有力馬!

前走GIII【小倉記念】サトノノブレス
inyofu 「以前は牡馬にしては華奢な印象がありましたが、最近は馬体に幅が出てきましたね。体重に大きな変化はなくても、トモがしっかりして実が入った感じがします。約3か月の休養明けで迎えた前走の小倉記念も強い内容で勝ってくれたので、今後がますます楽しみになりましたよ。この中間も好調をキープしていますので、さらに重賞のタイトルを増やして大きな舞台に向かいたいものです。新潟・芝コースでは好走実績(2戦1勝2着1回)がありますから、今回の条件に不足はありません」と、厩舎スタッフは同馬の完全本格化をアピールしていた。3歳の秋に菊花賞で2着に好走した素質馬が、4歳の今年は重賞2勝(日経新春杯、小倉記念)を記録して、大きく成長。GI 制覇も視界に入ってきただけに、今回は主役として大きな期待が寄せられそうだ。
前走GI【安田記念】カレンブラックヒル
inyofu 「前走の安田記念(9着)のあとは予定どおり放牧へ出して英気を養っていました。牧場でも調教を積んでいましたので、8月下旬に栗東トレーニング・センターへ帰厩して、すぐに乗り込みを開始。坂路で好タイムが出ているように、仕上がりは良好ですよ。気性的に鉄砲使いも利くタイプなので、始動戦からいきなりの好走も可能だと思います。今回の距離(芝2200m)は初めてになりますが、東京・芝2000mが舞台となった2012年の天皇賞(秋)で0秒4差の5着と内容の濃いレースをした馬なので、克服してくれると期待しています」と、陣営は看板ホースの仕上げに余念がない。GI のNHKマイルCを含めて重賞を4勝しており、今回のメンバーの中でも実績は最上位の存在。初経験の芝2200mで新境地を開拓できれば、今後は中距離GI でも活躍が見込めそうだ。
前走GIII【新潟記念】クランモンタナ
inyofu 「左回りで直線に坂のない新潟・芝コースは、この馬にぴったりですね。前走の新潟記念でも正攻法の競馬で好勝負(クビ差2着)を演じてくれたので、収穫は大きかったですよ。今回は中2週とレース間隔が詰まっていますが、疲れもなく好調を維持したまま臨めそうです。前走から200m延びる2200mなら対応は可能で、相手なりに走れる堅実性も備えていますからね。相性の良い新潟・芝コースで行われる今年の産経賞オールカマーは楽しみです」と、厩舎スタッフは同馬の調整に懸命だ。ここまで24戦を消化して、13連対をマーク。3着内率は7割を超える抜群の安定感を誇る。さらに、新潟・芝コースは〔1・1・0・0〕と適性も十分。初の重賞タイトル獲得に向けて、絶好のチャンスを迎えた。

2014年9月28日(日)に新潟競馬場で行われる芝2200メートルのGIIレース、第60回【産経賞オールカマー】。今年は人気上位馬が乱立し、群雄割拠の様相を呈している。今年になって重賞を2勝し、勢いを増している【サトノノブレス】が1番人気であるが、好走する条件を満たしている【クランモンタナ】は、新潟競馬場を連戦するかたちとなるので、例年より有利であろう。また、マイルで頂点に輝いたGI馬【カレンブラックヒル】も見逃せない。今なら距離を延ばした方が力を出し切れるという陣営の判断で出走するのだが、この判断が吉と出るか凶と出るか注目である。

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