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いざGIへ!! 期待が膨らむ勝利2014年【神戸新聞杯】&【産経賞オールカマー】レース結果まとめ

【第62回神戸新聞杯】&【第60回産経賞オールカマー】は共に見応えあるレースで、伏兵馬も馬券を盛り上げた内容だった。早速、各新聞やサイトからレース結果をまとめてみた。
馬キュレ

【神戸新聞杯】はワンアンドオンリーが優勝

inyofu 9月28日、阪神競馬場で開催された第11R・神戸新聞杯(GII、芝2400m)は、後方からレースを進めた1番人気ワンアンドオンリー(牡3、栗東・橋口)が、直線の混戦を制し見事勝利。ダービー馬の意地を見せた。勝ちタイムは2分24秒4(良)で、鞍上は横山典騎手。アタマ差の2着は8番人気サウンズオブアース、2着にアタマ差の3着は9番人気トーホウジャッカルが入っている。
inyofu 【ワンアンドオンリー】
父ハーツクライ
母ヴァーチュ 母父タイキシャトル
通算10戦4勝
※ラジオNIKKEI杯、日本ダービーに次いで重賞3勝目
道中は後方14番手から折り合いに専念し、力をため込んだ。動いたのは3コーナーからで、馬群の大外から進出し、一気に先行集団に取りついた。直線半ばからのサウンズオブアースとの競り合いで一度は前に出られたが、最後の100m付近で差し返し、アタマ差をつけてゴールを駆け抜けた。

横山典騎手「特に言うことはない」

inyofu 「ダービーのときはびっくりするほどスタートで出ていきましたが、今日のスタートがこの馬のいつもの形でしょう。今日は早めに動いていって、いったん相手に前に出られてから差し返したのだから大したものです。今日のレース内容から、次走に向けては特に言うことはないですね」

橋口調教師「ダービー馬の意地見せた」

inyofu 休み明けで貫禄を示したダービー馬も装鞍所ではイレ込みがきつく、いつもと雰囲気が違ったという。橋口師は「蹴り上げて落鉄するし、大変だった。緊張感もあったんだと思う」と舞台裏の様子を明かす。それでもパドックに入る頃には落ち着きを取り戻し、堂々とした振る舞いでイレ込むそぶりすら見せなかった。装鞍所では冷や汗をかいた橋口師もレースについては「ダービー馬の意地を見せた。それに尽きる」と評価。「普通は負けパターン。命が縮まった」と苦笑いしつつ、まずは好スタートを切って安堵(ど)の表情を浮かべた。

本番が楽しみな2着 サウンズオブアース

inyofu 8番人気サウンズオブアースは勝ち馬ワンアンドオンリーと激しい叩き合いを演じた末、2着に惜敗。重賞初Vは逃したが、菊花賞の切符を手中にした。「いったんはアタマほど出たんですが…。体を併せられ、ダービー馬の底力にやられました。ただ休養明けでこのパフォーマンスなら本番が楽しみです」と藤岡佑騎手。日本ダービーで11着に敗れた鬱憤を菊花賞で晴らす。
道中は比較的後ろから、直線にかける競馬になった。激しい叩き合いの末に頭差の2着に終わった。場馬の良い外を通ったのも良い結果につながった。ダービーの大敗を払拭し、本番に視界が開けたサウンズオブアース。菊花賞への野望が期待に膨らむばかりだ。

大外強襲で3着 トーホウジャッカル

inyofu  ゴール前で大外から猛然と末脚を伸ばしたトーホウジャッカルが3着。直線で先行2騎の外に持ち出さざるを得ない不利がなければ、もっと際どかったはず。酒井は「うまく折り合って運べた。悔しい競馬になったけど、この相手に通用するだけの能力があることが分かった。この競馬が先につながればいい」と次なる舞台での雪辱を胸に、しっかり前を向いた。

力んで4着 サトノアラジン

inyofu 夏の勢いは通じなかった。500万下-1000万下を連勝して2番人気に推されたサトノアラジンは4着。道中は中団を進んだが、前2走のような鋭い脚は使えなかった。浜中騎手は「出たなりで自然にあの位置になった。向こう正面で力んでいたし、スズカデヴィアスに早めに来られ、ワンアンドオンリーにも来られて、そこで厳しくなった」と肩を落とした。

その他着順&コメント

inyofu ▼5着ヴォルシェーブ(岩田)折り合いを付けて直線に懸ける競馬をしたかったが思ったより反応が鈍かった。追い切りの感じなら、もっとハジけて良かったと思う。
▼6着ハギノハイブリッド(福永)直線で内がガッポリ空いたが、1頭になって走り切れなかった感じ。結果的に外に回した方が良かったのかも。
▼8着ヤマノウィザード(藤田)折り合い付いてスムーズな競馬はできた。乗りやすい。最後に止まったのは久々の分かな。
  ▼9着クロニクルスカイ(川須)好位を取りたかったけど、スタートが決まらなかった。
▼10着マッチボックス(松田)さすがに一線級が相手ですからね。
▼11着シャンパーニュ(幸)切れる脚がないので4角で早めに動きたかったが…。前から下がって来る馬もいて、動くに動けなかった。
▼12着キネオペガサス(四位)馬格もあるし、凄くいい馬です。きょうは間隔が空いている分、力んで走ってた。もう少しリラックスしてほしかった。
▼13着ウインフルブルーム(柴田大)久々の分と距離もあるでしょう。最後まで粘れなかった。
▼15着ダンディーズムーン(藤岡康)スタートが決まれば前々で競馬しようと思ったが…。内枠ならもう少し違ったと思う。
▼16着トップボンバー(松若)きょうは前でとの指示だった。楽に行けたが、さすがに厳しかった。

【産経賞オールカマー】はマイネルラクリマが優勝

inyofu 9月28日、新潟競馬場で開催された第11R・オールカマー(GII、芝2200m)は、好位を追走した2番人気マイネルラクリマ(牡6、美浦・上原)が、直線半ばで先頭に立つと迫るラキシス、クリールカイザー、フラガラッハ、アロマティコなどの追撃を振り切り、昨年の七夕賞以来となる重賞3勝目を上げた。勝ちタイムは2分12秒2(良)。鞍上は戸崎騎手。半馬身差の2着は7番人気ラキシス、2着にアタマ差の3着は12番人気クリールカイザーが入線。
inyofu 【マイネルラクリマ】
父チーフベアハート
母ティアドロップス
母父サンデーサイレンス
通算26戦6勝 重賞は3勝目
道中は2番手。逃げるカレンブラックヒルの後方を気分良く追走。直線を向いて残り200mで先頭に立ったが、すぐさまラキシスが迫る。しかし、そこから鞍上の懸命のアクションに応えてもうひと伸び。半馬身抑え切ってゴール。13年七夕賞以来となる重賞3勝目、完全復活ののろしを上げた。

戸崎騎手「強い競馬でした」

inyofu 「終始リズムよく、強い競馬でした。馬場は荒れてきていましたが、馬が上手に走ってくれましたし、不安はありませんでした。いいリズムで、馬の調子もよく、いいときに乗せてもらいました。馬の調子もいいので、これからも楽しみです」

底力魅せた2着 ラキシス

inyofu 5月ヴィクトリアマイル(15着)以来の7番人気ラキシスが、道中4番手からしぶとく伸びて2着。昨秋のG1・エリザベス女王杯2着の底力を休み明けでも示した。騎乗した川田は「春と比べても、いい頃の状態に近づいていた。いい位置でスムーズに競馬も運べたし、よく頑張っている。レース内容もいい時に迫っている」と確かな復調を感じ取っていた。
4カ月半ぶりの実戦となった7番人気のラキシスは、リズムよく好位を追走。直線で先に抜け出したマイネルラクリマに詰め寄ったが、1/2馬身差及ばず2着だった。この後はエリザベス女王杯に直行する予定だ。

波乱演出の3着 クリールカイザー

inyofu 12番人気クリールカイザーが中団から粘り強く伸びて3着。3連単25万馬券の立役者となった。騎乗した吉田豊は「枠(5番)も良かったし、出たなりで人気馬の後ろで運べた。折り合いも付いたし、最後までよく走った。ただ、勝った馬(マイネルラクリマ)は強かった」と愛馬の頑張りを称える一方、勝者の強さを認めていた。

イレ込んで16着 サトノノブレス

inyofu 単勝2.2倍の1番人気に推されたサトノノブレスがまさかの16着大敗。道中は中団を追走したが、直線は手応えなく後退した。レース後、和田は「前走はどっしりしていたのに、きょうはイレ込んで…。いつでも動ける態勢で運べていたが、外から来られた時には反応がなくて…。こんな馬ではないはずだけど」と敗因をつかみかねていた。

その他着順&コメント

inyofu ▼4着フラガラッハ(高倉)ゲートで立ち上がってボコッと出た。折り合い重視でしまいに懸けたが、前が止まらなかった。
▼5着アロマティコ(三浦)自分の競馬に徹し、脚は使っている。夏を越して馬は成長している。
▼6着フェイムゲーム(北村宏)決してベストの条件ではないが、きょうは難しい面も出さずに最後までよく走ってくれた。
▼7着カレンブラックヒル(秋山)初めての距離だったが、やめるような感じもなく、しっかり走った。次につながる競馬。
▼8着ナカヤマナイト(柴田善)背中とか硬いところが残っている。良くなれば、もっとやれる。
▼9着アドマイヤギャラン(小牧)スタートで後手を踏み、位置取りが悪くなったのが響いた。
▼10着ムスカテール(北村友)ベストのポジションだと思ったが、直線を向いて反応がなかった。
▼11着ニューダイナスティ(吉田隼)初めて乗ったので比較はできないが、柔らかい馬場の方がいいかも。
▼12着アスカクリチャン(勝浦)スムーズに運ぶことが条件のタイプ。きょうは良さを出せなかった。
▼13着エバーブロッサム(石橋)きょうは最後までやめる感じはなかった。この気持ちが続いてくれれば。
▼14着クランモンタナ(田辺)3角で手応えがなかった。重量増だったし、荒れた馬場も響いたかも。
▼15着セイクリッドバレー(エスポジート)最後は久々の分、息が悪くなった。これを使って次は良くなると思う。
▼17着トラストワン(松岡)流れが厳しかったが、そんなに負けていない。背中は良くなっている。
▼18着マイネルメダリスト(蛯名)きょうはリズムが悪かった。流れもあるが、小回りは合わない感じ。

【神戸新聞杯】を勝利したワンアンドオンリーの次走は菊花賞。【オールカマー】を制したマイネルラクリマは天皇賞へ出走予定だ。順当に実力馬が秋への本番に向けて結果を残したレースだった。

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