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過去に凱旋門賞に挑んだ日本馬~2010-2013年編~

これまで述べ14頭の日本馬が挑んだ凱旋門賞。今年は3頭の日本馬が挑戦する。過去、多くの日本の名馬が敗れ去った凱旋門賞。果たして今年は重い扉を開くことが出来るだろうか。今回は2010年から2013年までに凱旋門賞に挑んだ日本馬を紹介する。
馬キュレ

2010年:ナカヤマフェスタ2着、ヴィクトワールピサ7着

この年は前走でブエナビスタなどの強豪を破りGⅠ制覇を遂げたナカヤマフェスタと皐月賞を制した3歳馬ヴィクトワールピサが挑んだ。ナカヤマフェスタはエルコンドルパサーのときと同じ二ノ宮厩舎に蛯名騎手というコンビで向かった。

ナカヤマフェスタがエルコンドルパサーの思いを背負ったようにデッドヒートを見せたが惜しくも2着。しかしその後のジャパンカップではナカヤマフェスタは14着に大敗するもヴィクトワールピサは3着に好走するなど、必ずしも日本競馬の成績とつながらないようだ。

2011年:ヒルノダムール10着、ナカヤマフェスタ11着

この年は最強世代と称された世代の中で春の天皇賞を制したヒルノダムールと、前年2着に健闘したナカヤマフェスタの2頭が参戦した。

2頭ともにフォワ賞からのステップで挑むも完敗に終わった。その後ナカヤマフェスタは引退、ヒルノダムールも予定していたジャパンカップを回避し、さらに有馬記念も万全の体調といえない中での出走となり、そのダメージの大きさを伺わせた。

2012年:オルフェーヴル2着、アヴェンティーノ17着

前年に3冠を制し、春も宝塚記念を勝って挑んだオルフェーヴル。さらに前哨戦から帯同馬のアヴェンティーノを引きつれ、チームジャパンで挑んだ年となった。

誰もが勝利を確信した瞬間だった。何馬身ちぎるのか、ということさえも思わせる手ごたえからまさかの敗退。全てがうまくいくことの難しさを改めて痛感させられた瞬間でもあった。しかし確実に日本の競馬は世界レベルに達していると思わせる1戦でもあった。

2013年:オルフェーヴル2着、キズナ4着

前年2着のオルフェーヴルに加え、ダービー馬キズナの日本を代表する2頭で挑んだ。オルフェーヴルの主戦を勤めていた池添騎手は前年も乗り替わりを受けた悔しさから春にフランスへ単独修行に行くも、実らず、この年もスミヨン騎手での出走となった。2頭とも前哨戦を勝利で飾っており、かなりの期待を寄せられた年であった。

勝った馬が強かった。それに尽きる1戦であった。斤量差のある3歳牝馬はやはり強いのか。しかしキズナの鞍上武豊騎手は直線手前で同じ日本馬のオルフェーヴルさえも外からかぶせていく競馬を見せており、その勝利への執念は相当なものだと知らしめた。

21世紀になり、凱旋門賞制覇という夢が現実のものとなってきた。シンザンを超える、をキャッチフレーズに強い馬作りをしてきた日本競馬界。50年の時を経て、その強い馬作りが世界を制する瞬間はもう目の前に来ている。運も実力のうち、ということわざもあるが、日本競馬の実力は世界に達しており、あとはその時の運だけかもしれない。1着こそ意味がある。それをもっとも象徴するのがこの凱旋門賞であろう。今年は果たしてどんなドラマが生まれるのだろうか。

◆凱旋門賞に挑んだ日本馬~1999-2008年編~はこちら

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