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第48回【スプリンターズステークス】新たなるスプリント王はどの馬か?

2014年10月5日(日)に新潟競馬場で行われる芝1200メートルのGIレース、第48回【スプリンターズステークス】。スプリント王ロードカナロアの引退でスプリント界は混戦。さらに今年は中山競馬場が工事中で12年ぶりに新潟競馬場での開催。頂点を決めるこのレースを制する馬は誰なのか。スプリンターズステークスのレース傾向やロードカナロアが出したレースコード映像、今年の出走馬の調教後の馬体重や追い切りの様子をまとめてみた。
馬キュレ

【スプリンターズステークス】の歴史!

inyofu 1967年に4歳(現3歳)以上・ハンデキャップの条件で中山競馬場・芝1200mを舞台に創設された『スプリンターズステークス』は、当時4歳(現3歳)以上の馬が出走できる唯一のスプリント重賞だった。1984年のグレード制導入に伴い本競走はGIII に格付けされ、開催時期を3月に移行し、京王杯スプリングCとともに安田記念のステップレースとして位置付けられたのち、1987年にGII へ格上げされた。
inyofu その後、1年を締めくくるスプリント系の大レースを開催しようとする機運が高まり、本競走は1990年にGI に格上げされ、開催時期も有馬記念の1週前となった。さらに、2000年にスプリント競走体系が整備されたことにより、初秋の中山開催の最終週に開催時期が繰り上げられた。以来、秋競馬最初のGI レースとして定着している。
2014年は中山競馬場のスタンド整備工事に伴い、新潟競馬場・芝1200メートルで行われる第48回【スプリンターズステークス】。グレード制導入時はGIIIだったが、今では秋競馬最初のGIとして定着している。

【スプリンターズステークス】のレースレコード!

【スプリンターズステークス】のレースレコードは、2012年に【ロードカナロア】が記録した1:06.7である。【ロードカナロア】は、2012年、2013年と【スプリンターズステークス】を連覇し、国内外の短距離重賞を総なめにした絶対的な短距離王者であった。

ちなみに…新潟競馬場でのスプリンターズステークス レースコード

2001年、東京競馬場の改修工事で新潟競馬場で振替開催したことがある。

【スプリンターズステークス】のレース傾向

inyofu 中心は4~5歳馬
スプリンターズSがGI に昇格した1990年以降、「3歳」馬は5勝している。しかし、開催時期が暮れの中山開催から初秋の中山開催へ移された2000年以降に優勝した「3歳」馬は、2007年のアストンマーチャンだけだ。過去10年の年齢別成績を見ると、好走率でもっとも好成績を残しているのは「4歳」馬で、「5歳」馬は率の上では「4歳」馬に劣るものの最多となる8頭の連対馬を送り出している。また、「6歳以上」の馬も4勝を挙げているが、連対率や3着内率では「4~5歳」馬にやや離された数値となっている。
inyofu 基本的には順当傾向
過去10年の単勝人気別成績を見ると、単勝「1~3番人気」の馬が7勝、2着8回となっており、基本的には上位人気馬が優勢。ただし、3着馬に限れば「5番人気以下」から9頭が出ており、2006年には最低人気(16番人気)馬が3着に食い込んで大波乱を演出したこともある。1、2番人気馬で決着した昨年も15番人気馬が3着に入っており、今年も伏兵馬には警戒しておくべきだろう。
inyofu GII、GIII からの臨戦に注目
前走のレース別に成績を調べてみると、3着以内馬をもっとも多く送り出しているのは「セントウルS」。目下5年連続で同レースから3着以内馬が送り出されるなど相性の良さが光っている。また、率の上では「北九州記念」組が好成績となっている。対して、いまひとつとなっているのが国内外のGI から臨んできた馬たちで、「日本のGI 」から臨んで勝利した唯一の馬は、香港馬のサイレントウィットネス(前走が安田記念)だった。前哨戦を経由せず、春シーズンのGI 以来の出走となる日本馬は、多少の割引が必要ということなのだろう。
【スプリンターズステークス】のレース傾向は、【人気馬が順当に勝っている】というデータがある。また、【4~5歳馬】【前走がセントウルSか北九州記念】の出走馬は更に信頼が出来そうだ。

第48回【スプリンターズステークス】出走馬の調教後の馬体重

inyofu 〔左から馬名、調教後の馬体重、計測日、計測場所、所属厩舎、(参考)前走馬体重〕
 アフォード     472 10/2(木) 栗東 北出成人(栗東) 454
 アースソニック   486 10/1(水) 栗東 中竹和也(栗東) 480
 ガルボ       482 10/1(水) 美浦 清水英克(美浦) 470
 グランプリボス   520 10/1(水) 栗東 矢作芳人(栗東) 502
 コパノリチャード  500 10/1(水) 栗東 宮徹(栗東)   494
 サンカルロ     504 10/1(水) 美浦 大久保洋吉(美浦)504
 ストレイトガール  472 10/1(水) 栗東 藤原英昭(栗東) 456
 スノードラゴン   520 10/2(木) 美浦 高木登(美浦)  514
 セイコーライコウ  494 10/2(木) 美浦 鈴木康弘(美浦) 484
 ダッシャーゴーゴー 538 10/1(水) 栗東 安田隆行(栗東) 536
 トーホウアマポーラ 504 10/1(水) 栗東 高橋亮(栗東)  494
 ハクサンムーン   494 10/2(木) 栗東 西園正都(栗東) 486
 ハナズゴール    443 10/1(水) 新潟 加藤和宏(美浦) 前走海外
 ベルカント     480 10/2(木) 栗東 角田晃一(栗東) 474
 マジンプロスパー  514 10/2(木) 栗東 中尾秀正(栗東) 506
 マヤノリュウジン  536 10/2(木) 栗東 庄野靖志(栗東) 518
 レッドオーヴァル  448 10/1(水) 栗東 安田隆行(栗東) 442
 ローブティサージュ 460 10/2(木) 栗東 須貝尚介(栗東) 460

第48回【スプリンターズステークス】の予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ハクサンムーン 3.0
2 ストレイトガール 3.7
3 コパノリチャード 9.4

第48回【スプリンターズステークス】有力馬は!?


前走 セントウルS!1番人気で2着だった【ハクサンムーン】
inyofu セントウルSで2着だったハクサンムーンは栗東坂路で単走、終いだけという内容を消化。4F54秒0-1F12秒3(強め)を計時している。時計こそ前走時とほぼ変わらないが、プラス12キロだった馬体をスッキリと見せており上積みは十分に見込める。

前走 函館スプリントS!2番人気11着【ストレイトガール】
inyofu 高松宮記念では1番人気に推され3着だったストレイトガールは1週前のハード追いが実質的な最終追いで、今週は栗東ウッドで軽く伸ばされる程度の内容。まったくの馬なりでラスト1F11秒8を叩き出せており、万全の仕上がり状態と言っていいだろう。

前々走 高松宮記念!3番人気で1着【コパノリチャード】
inyofu 高松宮記念を制したコパノリチャードは栗東坂路を単走で追われ、4F52秒4-1F12秒9(強め)をマーク。終いの伸びにややインパクトを欠いた感もあるが、1週前に騎手騎乗の併せ馬で4F51秒台を出しておりこの日は手加減された内容だったため。4カ月半ぶりになるが仕上がりは早いタイプで、及第点のデキにはあるだろう。

3走前 高松宮記念!8番人気で2着【スノードラゴン】
inyofu 高松宮記念で2着だったスノードラゴンは美浦坂路で大野騎手を背に単走で追われ、4F53秒1-1F12秒6を馬なりでマーク。1週前にも坂路で追走先着の好内容を見せており、前走時からの上積みは大きそうだ。

昨年 スプリンターズS!15番人気で3着【マヤノリュウジン】
inyofu 昨年このレースで3着だったマヤノリュウジンは池添騎手が手綱を取り、栗東坂路で古馬1000万下を追走。序盤は余力を残して相手をアオり、仕掛けられたラストでは圧巻の伸びから3馬身の先着を果たしている。休みなく走っているが、高いレベルで好調を維持できている。

前走 函館SS!8番人気で1着【ガルボ】
inyofu 函館SSを制したガルボは中間の初時計が9月17日とやや本数不足な感もあるが、ひと追いごとに気配を上げてきており、美浦ポリトラックコースでの最終追いでは大外を廻りながら馬なりでラスト1F12秒フラットと軽快な伸びを示した。力は出せるデキに仕上がったようだ。

前走 アイビスサマーダッシュ!1番人気で1着【セイコーライコウ】
inyofu アイビスSDの勝ち馬セイコーライコウは美浦坂路で2歳未勝利馬を追走したが、一杯まで追われても届かず半馬身遅れ。帰厩以来いまひとつの動きが続いており、懸念の残る仕上がり状態だ。

前走 キーンランドC!3番人気で1着【ローブティサージュ】
inyofu 函館SSで2着、キーンランドCで1着のローブティサージュは栗東ウッドで2歳未勝利を相手に併せ馬を行い、追走先着。結局中間でしっかり追われたのはこの1本のみだったが、ラストでは上々の切れを見せており北海道遠征の疲れはなく、状態はいい意味での平行線にある。

2014年10月5日(日)に新潟競馬場で行われる芝1200メートルのGIレース、第48回【スプリンターズステークス】。去年までは短距離の絶対王者である【ロードカナロア】が君臨していたが、【ロードカナロア】は既に引退、スプリンター界は群雄割拠の様相を呈している。その中でも頭一つ抜き出たのは【ハクサンムーン】である。【ハクサンムーン】は【5歳馬】であり、【前走はセントウルS】で、現状の予想オッズでは【1番人気】である。ネット上の情報でも【ハクサンムーン】を1番人気に推す声は多く、要チェックの存在だ。

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