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秋のGI戦線で台頭するのは誰だ!? 第65回【毎日王冠】

2014年10月12日(日)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIレース、第65回【毎日王冠】。
2006年以降のGI【天皇賞(秋)】を制覇した8頭のうち5頭は、前走でこの【毎日王冠】に出走していた競走馬だった。秋のGI 戦線を展望するうえで見逃せない一戦となっているこのレースを、レース傾向やレースレコード映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【毎日王冠】の歴史!

inyofu 本競走は、1950年に4歳(現3歳)以上の重賞競走として創設され、東京競馬場・芝2500mで行われた。創設当初は、定量の勝ち抜き制(その競走で優勝した馬は、次回以降同じ競走には出走できない)が採用されていたが、1955年を機に過去の優勝馬にも出走資格が与えられ、負担重量も別定重量に改められた。
inyofu 距離については、1959年に芝2300mに変更ののち、1962年に芝2000mに短縮された。開催競馬場は、創設以来、幾度か変更されたのち、1981年のジャパンカップ創設に伴う番組改革で、天皇賞(秋)の開催時期が1か月繰り上げられてからは、天皇賞(秋)の前哨戦として、東京競馬場での開催がすっかり定着している。なお、1984年に天皇賞(秋)が芝2000mに短縮されたことに伴い、本競走も芝1800mに短縮され、現在に至っている。
inyofu 出走資格は、1978年から1983年および1989年から1995年の間は、混合競走に指定され外国産馬に門戸が開放された。また、地方競馬所属馬は1995年から中央競馬指定交流競走として、「天皇賞(秋)出走候補馬2頭」が出走可能になった。さらに、1996年に国際競走に指定され5頭までの外国馬に出走資格が与えられたが、2001年から外国馬の出走枠が9頭(2002年のみ8頭)に拡大された。なお、2014年から本競走の優勝馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられることとなった。
【毎日王冠】は、マイル~中距離路線の古馬や3歳馬が秋の始動戦として参戦する傾向が強い。それゆえに、GI【天皇賞(秋)】やGI【マイルチャンピオンシップ】等の秋のGI 戦線を占ううえで、重要なレースとなっている。

【毎日王冠】のレースレコード!

【毎日王冠】のレースレコードは、2007年に【チョウサン】が記録した1:44.2である。ちなみにこの記録は、東京競馬場・芝1800メートルのレコーダタイムでもある。

【毎日王冠】のレース傾向

inyofu 同年の戦績に注目!
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、同年のJRAの重賞で3着以内となった経験のある馬だった。一方、それ以外の馬は3着内率9.8%とやや苦戦している。年明け以降に重賞で好走していない馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu 左回りコースに実績のない馬は割り引き!?
過去10年の連対馬20頭中18頭は、JRAの左回りコースで行われた重賞で3着以内となった経験のある馬だった。一方、経験のなかった馬は連対率5.7%と低調な成績に終わっている。左回りのコースにこれといった実績がない馬は評価を下げるべきかもしれない。
inyofu 近年は若い馬が好成績!
過去4年の連対馬8頭中、2013年の優勝馬エイシンフラッシュ(6歳)を除く7頭は「4歳以下」の馬だった。2009年以前は高齢馬も頻繁に好走していたが、近年の傾向を重視するなら「4歳以下」の若い馬に注目したいところだ。
【毎日王冠】のレース傾向では、【今年行われた重賞で入賞】【左回りコースの重賞で入賞】【4歳以下】の競走馬が好走する傾向にある。また、同じ重賞でもGIIIより、GI、GIIで結果を残してる馬の方が、より信頼出来そうだ。

第65回【毎日王冠】登録馬&予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ワールドエース 2.6
2 ディサイファ 5.7
3 ダークシャドウ 6.6
4 スピルバーグ 7.5
5 グランデッツァ 7.9
6 ロサギガンティア 8.7
7 ロゴタイプ 9.2
8 エアソミュール 17.5
9 ダイワマッジョーレ 22.8
10 ウインマーレライ 64.9
11 サンレイレーザー 82.1
12 ペルーサ 103.0
13 ダノンヨーヨー 194.8
14 ダイワファルコン 201.4
15 ミッキードリーム 305.6
16 グレートチャールズ 340.8
17 マコトブリジャール 347.5
18 シゲルササグリ 422.0
19 サトノスパークル 422.0
20 イケドラゴン 590.8

第65回【毎日王冠】有力馬は!?

良馬場なら圧勝か!?【ワールドエース】
inyofu ワールドエース(牡5・池江泰寿)は、今春の読売マイラーズCを優勝。鮮やかな復活劇を演じている。この時の走破タイム1分31秒4は従来の記録を0秒4更新するコースレコードで、マイラーとしての豊かな才能を示した一戦だった。もともとが3歳の春に皐月賞で2着と好走して、日本ダービーでも1番人気の支持を集めた素質馬。そのあとは脚部不安で長期休養(約1年8か月)を余儀なくされたが、完全に本来の姿を取り戻した今なら、さらなる飛躍が望めるはずだ。前走の安田記念は極端に馬場が悪化(不良)して追走に苦しみながらも、5着と掲示板を確保。絶好の芝コンディションが見込める今回は、持ち味であるスピード能力を存分に発揮できるだろう。

東京競馬場芝・1800にはめっぽう強い!【ディサイファ】
inyofu ディサイファ(牡5・小島太)は、東京・芝コースで〔4・0・0・2〕、芝1800mで〔4・2・0・1〕の好成績をマーク。今回の舞台は最適と言える。6月の東京開催以来、約4か月の休み明けになるが、美浦トレーニング・センターで南Wコースと坂路を併用し、十分な乗り込みを積んで着々と出走態勢は整ってきただけに、復帰初戦からいきなり好走が期待できそうだ。デビュー前から評判を集めていた素質馬が、5歳の今年は、オープンクラスで3着→2着→2着→1着と、上昇一途。前走のエプソムCでは力強い末脚を駆使して、待望の重賞初制覇を達成している。その時と同じ東京・芝1800mが舞台となる今回、重賞連勝も難しくはないはずだ。

古馬と初対決!【ロサギガンティア】
inyofu ロサギガンティア(牡3・藤沢和雄)は、今年のスプリングSの優勝馬。このレースでは、昨年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出されたアジアエクスプレス(2着)を退けての優勝で、中身も濃いものがあった。期待された皐月賞こそ案外な結果(10着)だったが、続く前走のNHKマイルCでは勝ち馬のミッキーアイルから僅か0秒1差の4着に健闘。最後の200mは外から目を引く伸び脚を見せており、GI の大舞台でも活躍が可能なことを証明して春シーズンを終了。夏場は放牧で疲れを癒され、今回は5か月の休養明けになるが、美浦トレーニングセンターに帰厩してからの乗り込みは入念で、仕上がりの良さが目立っている。東京・芝コースでは〔2・1・0・1〕の好成績をマーク。古馬と初対戦となる毎日王冠を制して、ビッグタイトル奪取へ弾みをつけたいところだ。

2014年10月12日(日)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIレース、第65回【毎日王冠】。
今年の有力馬の多くは、【今年行われた重賞で入賞】した競走馬であり、秋のGI戦線に絡んでくるであろう有力馬が集まった。その中でも、【左回りコースの重賞で入賞】し、東京競馬場・芝1800メートルにめっぽう強い【ディサイファ】を本記事では注目したい。また、現状1番人気の【ワールドエース】だが、不良馬場には弱い傾向にある。今年の【毎日王冠】は台風の影響で不良馬場になる確率が高いので、あえて外していくのも手だ。

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