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秋の中長距離GI戦に向け実績馬たちが始動! 第49回【京都大賞典】

2014年10月13日(月)に京都競馬場で行われる芝2400メートルのGIIレース、第49回【京都大賞典】。
東の【毎日王冠】西の【京都大賞典】と称され、秋のGI 戦線を展望するうえで見逃せない一戦となっているこのレースを、レース傾向やレースレコード映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【京都大賞典】の歴史!

inyofu 1966年に『ハリウッドターフクラブ賞』の名称で創設された4歳(現3歳)以上による別定重量の重賞競走。第1回は京都競馬場・芝3200mで行われたが、翌1967年に距離が芝2400mに短縮され、現在に至っている。レース名は、1974年に現在の『京都大賞典』に改称された。
inyofu 出走資格は、1971年に混合競走に指定され外国産馬に門戸が開放された。また、地方競馬所属馬は1995年から中央競馬指定交流競走として、天皇賞(秋)出走候補馬2頭が出走可能になったが、1999年から「天皇賞(秋)出走候補馬2頭」および「エリザベス女王杯出走候補馬3頭」に出走資格が与えられた。さらに、2003年に国際競走に指定され、外国馬は9頭まで出走が認められている。なお、2014年から本競走の優勝馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられることとなった。
【京都大賞典】は、前日に東京競馬場で行われるGII【毎日王冠】と並んで、中長距離路線の実績馬たちが秋の始動戦として参戦するケースが多い。その為、本年度秋のGI 戦線を占ううえで重要な一戦となっている。

【京都大賞典】のレコードホルダーはあの名馬!

【京都大賞典】のレースレコードは、1993年に【メジロマックイーン】が記録した2:22.7である。【メジロマックイーン】はこのレースの勝利により、当時では史上初の獲得賞金10億円突破を達成した。しかし、次走に選んだGI【天皇賞(秋)】出走の4日前に左前脚部繋靱帯炎を発症、そのまま引退・種牡馬入りを発表した為、このレースは【メジロマックイーン】のラストランとなった。

【京都大賞典】のレース傾向

inyofu 同年の戦績に注目!
過去10年の3着以内馬30頭中20頭は、同年のJRAの重賞で3着以内となった経験のある馬だった。基本的には年明け以降の重賞で好走経験のある馬が中心と言えるだろう。
inyofu “末脚”を重視せよ!
過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、JRAの重賞で出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイム(推定)をマークした経験のある馬だった。一方、それ以外の馬は優勝例がなく、3着内率も7.1%にとどまっている。先行力の高さがセールスポイントというタイプよりも、“末脚”を武器とする馬に注目してみたい。
inyofu 若い馬が優勢!
過去10年の3着以内馬30頭中22頭は「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」の馬は優勝例がなく、3着内率もやや低調だ。
【京都大賞典】のレース傾向では、【今年の重賞で入賞】【末脚が武器】【5歳以下】の条件を満たす競走馬が好走する傾向にある。ただし、ダートや芝2500メートル以上の重賞でしか入賞していない競走馬は、入賞率16.7%とやや低調な成績に終わっているので、過信は禁物だ。

第49回【京都大賞典】登録馬!

inyofu コウエイオトメ
シゲルササグリ
スピリタス
タマモベストプレイ
デスペラード
トーセンラー
トゥザグローリー
ヒットザターゲット
フーラブライド
プレティオラス
メイショウマンボ
ラストインパクト
ヴィクトリースター

第49回【京都大賞典】予想オッズ!

inyofu □1番人気  ◇メイショウマンボ ◇2.7倍
□2番人気  ◇トーセンラー ◇3.0倍
□3番人気  ◇ラストインパクト ◇5.2倍
□4番人気  ◇デスペラード ◇6.3倍
□5番人気  ◇タマモベストプレイ ◇8.1倍

第49回【京都大賞典】有力馬は!?

女にゃ強いが男にゃ甘い!?【メイショウマンボ】
inyofu 3歳の昨年に、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯と、牝馬限定GI を3勝したメイショウマンボ(牝4・飯田祐史)が、リフレッシュして登場。今春はフケ(発情)の影響などもあって馬体の維持が難しかったようだが、牡馬が相手でも通用する能力は持っているはず。秋シーズンの初戦から真価を問う一戦になりそうだ。前走の宝塚記念(11着)のあと、近隣の牧場へ放牧に出されてリフレッシュ。8月下旬に栗東トレーニング・センターへ帰厩したあとの調整も順調で、2日にCWコースで行われた1週前追い切りでは、併走馬を大きく追いかけたにもかかわらず、ゴール前で一気に突き放す絶好の動きを披露。6ハロン79秒3、ラスト1ハロン11秒台の好時計をマークしており、文句なしの仕上がりで出走できるだろう。

京都にゃめっぽう強い!【トーセンラー】
inyofu トーセンラー(牡6・藤原英昭)は、昨年のマイルチャンピオンシップでGI 馬の仲間入りを果たしている。昨年の京都大賞典では57キロを背負って3着を確保、今年の京都大賞典では斤量が1キロ増の58キロになるが、前々走の京都記念で2着と克服済み。全4勝を挙げている得意の京都・芝の外回りコースで行われるレースなら、常に高い評価が必要な馬だ。この京都大賞典から秋シーズンをスタートするのは予定どおり。この馬も1日に行われた1週前追い切りの動きが目立っていた一頭で、栗東CWコースで6ハロン80秒7、ラスト1ハロン12秒0をマークしている。力を出し切れる状態と見てもいいだろう。

最近の連覇ブームに乗れるか!?【ヒットザターゲット】
inyofu 昨年のこのレースの優勝馬ヒットザターゲット(牡6・加藤敬二)が連覇を狙って登場。昨年は宝塚記念(11着)からの参戦で、11番人気と低評価ながら、3~4コーナーで内ラチぴったりを回って脚をため、直線で外に進路を取って追い出されると、力強い末脚を発揮して、内のゴールドシップ(5着)、トーセンラー(3着)を並ぶ間もなく抜き去り、内から追い上げてきたアンコイルド(2着)の追撃をクビ差凌いだ。北村友一騎手の好騎乗も光ったが、それに応えたこの馬の走りは地力強化をアピールするもの。その後は勝ち星から遠ざかっているが、前走の宝塚記念では3着馬ヴィルシーナとクビ差の接戦を演じており、昨年の11着から今年は4着と大きく着順を上げているだけに、侮れない存在と言える。1日の1週前追い切りは、栗東坂路で4ハロン53秒6をマーク。調教で速い時計を出すタイプではないだけに、太め感のない仕上がりで、実戦に行って力は出せるだろう。1年ぶりの勝利で連覇を達成する可能性も十分にありそう。

2014年10月13日(月)に京都競馬場で行われる芝2400メートルのGIIレース、第49回【京都大賞典】。
現状、1番人気に推されている【メイショウマンボ】は、【今年のGIヴィクトリアマイルで2着】【末脚が武器】【4歳】と、好走する条件を全て満たしているが、今年4月に出走したGII産経大阪杯では7着、6月に出走したGI宝塚記念では11着と、牡馬相手には何故か弱い。歴代の強い牝馬の中にも、牝馬限定戦なら強い馬、というのは確かに存在し、【メイショウマンボ】もおそらくこのタイプであろう。なので、本記事では2番人気で京都の鬼である【トーセンラー】と、最近勝ちから遠ざかっている去年の覇者【ヒットザターゲット】を推したい。

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