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なぜ日本では海外の人気血統の馬が走らないのか?

ヨーロッパを中心にサドラーズウェルズ系、ストームキャット系、デインヒル系は 海外ではリーディングをとれるほど活躍してる。しかし、日本ではサンデーサイレンス系の血統馬が活躍しており、他の血統の追随を許していない。 日本では海外で人気の血統はなぜ走らないのだろうか?まとめてみた。
馬キュレ

日本で活躍している血統

日本の種牡馬リーディングは現在2位のキングカメハメハ(ミスプロ系)を除き1位から5位まではすべてサンデーサイレンス系で占められており、現在の日本競馬で活躍している馬たちの大半はサンデーサイレンス系である。

海外から日本のレースに参戦してくる馬も勝てない?

日本の代表的な国際競争であるジャパンカップは2005年以降8年連続で日本馬が制している。 また、2006年以降は3着以内すらない。その間には凱旋門賞馬のデインドリーム、ソレミアをはじめ、数々の外国馬が惨敗した。

逆に日本馬も海外で走らないことも

近年もっとも海外レースで盛り上がるのは凱旋門賞。今年も3頭の日本馬が参戦したが惨敗した。 日本馬は凱旋門賞で未だ未勝利であり、また、ヨーロッパの調教馬以外の馬もこのレースを制したことはない。
2014年 凱旋門賞

大きな原因は馬場?

よく日本と海外の馬場状態を比較するツールとなっているのがタイム。ジャパンカップと凱旋門賞は同じ芝2400mという距離だが、タイムはジャパンカップは2分20秒台の前半から中盤で決まるのに対し、凱旋門賞は早くても2分20秒後半のタイムで、2分30秒台ほどの決着になることも珍しくはない。
inyofu 芝は地面に「地下茎」と呼ばれる茎を張り巡らせて生育する。日本の競馬場で主に使用されている野芝は地下茎が太く、がっちりした網目を形成している。一方、ロンシャンはペレニアルライグラスという種類の洋芝。野芝とは対照的で、糸くずのような地下茎が土が見えないほど密集して草を支えている。極端に例えれば、野芝の地下茎はテニスやバレーボールに使うような目の粗いネットがピンと張り詰められた状態。洋芝は細かい目の網を丸めて、いくつも敷き詰めたような状態と言える。
このため野芝は、馬の蹄が着地するとはね返すような性質がある。日本に遠征してきた外国馬の陣営が「日本の芝は硬い」と口をそろえる要因だ。一方の洋芝は着地した蹄が沈み込むような感触。その状態から引き抜く際に、細かい地下茎が蹄に絡み付く。実際に現地の芝を視察したJRA馬場土木課の東良剛氏は「この絡み付く感じが、ロンシャンの芝の最大の特徴」と話す。
馬場の固さなどで活躍出来る馬が日本と海外で異なってしまうというのが最大の原因ではないのだろうか。
inyofu まず、JC初期の頃には質が悪かった馬場の改善を重ねた結果、日本の芝コースは、硬くて速いタイムが出る超高速馬場になった。このため、欧州の深い芝の「重い」コースに合う一流馬の成績が振るわず(凱旋門賞馬は未勝利だ)、超一流馬がJCに来なくなった。
サラブレッドの血統とは、人間の知識と経験をもとに代々引き継がれてきた歴史である。「競馬はブラッドスポーツである」という言葉があるように、競走馬の血統と能力は密接な関連を有していると考えられてきた。日本では競馬ファンならよく知っているサンデーサイレンス系の馬が活躍していて、海外ではサドラーズウェルズ系、ストームキャト系、デインヒル系はがリーディングをとれるほど活躍してる。しかし、馬場状態が大きな原因となり海外血統の馬は日本ではあまり活躍出来ないという印象が強い。これからもこういった現象が続いてしまうのだろうか。

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